セフテーハンドエアーホーン
 下の緑色部分の押し込み棒
 を力強く押し込む。
 凄い音が出ます。
 熊に認識してもらえると思うよ

 軽く、扱いやすく便利
 又、低価格 600円
   (送料 680円)

        7月14日 里は猛暑、渓はひんやり

   梅雨入りしているのに毎日が猛暑。仙台から戻り用事も一段落
 したら岩魚バカはやっぱりガマンが出来なく山に向かうのだった。
 ジムニーはエアコンが不具合であまり冷えないが林道に入ると日陰
 走行なので心地好くなるんです。林道がふさがれでいます、崩落倒木、
 大岩、で前進不可、寄せるにしても一人では無理、手前に駐車して、
 ここから歩くか。

 

  日陰を選んで駐車、、午後になっても日陰のままの箇所を探すが
  無理のようだ。

 

  エアーホンを鳴らしながら草木に覆われて狭くなっている林道
  (県道でした)をゆっくり、のんびり歩く。
  ややあっ林道が崩れている、これでは県道とも言われないよ、
  やっぱり林道だ。さっきの所に車を置いたのが正解でした。

 

  もうちょっと行ってから入渓しようか。

 

  入渓箇所を慎重に選んで、枝につかまりながら下がる。渓も流倒木
  で埋まっている、足元に気をつけないと、倒木をまたいだり、その上
  を歩き渡ったりと、今日の渓歩きは容易でないぞ。

    

 

  遅くスタートしたので お陽さまが頭上真上から渓深く射し込んで来る、
  それでも渓を渡る風は流れる清流を吸い込んでひんやりする。
  1投目、体長は無いがメタボ岩魚、餌をたっぷり喰い込んでいる
  模様、デカになってと流れに戻す。

 

 

  次の淵が大きかったのでデカが来るかなと構えたがチビチャンだった、
  針外しを慎重にケガが大きくならないように外し、元の淵に戻す。

 

  源頭に近く落込みの連続。ちょっと体長が足りないな。

 

 

  右の落ち込みを狙う、即、喰らい付いて来た。引き寄せて上げる
  ポイントが無くネットを構える、落ち込みの流れもあってなかなか
  ネットに来てくれない、中硬調では強引に引き寄せることも出来なく
  ゆっくりと構えてネットキャッチ。大して大きくなかった。

 

 

  木々を揺する風はまったく感じられなく、流れから、落込みからの
  爽やかな風を顔に感じられる。
  里では猛暑、渓はひんやり。熊の気配はないな、遡行中は熊鈴と
  蚊取り線香、奥山での熊のテリトリーはそれぞれ1頭ずつ厳格に区割
  りされているので、そこに増殖した新規参入は出来ないはず、そうする
  と奥山での頭数増加は難しいのか、増殖熊はテリトリーのない里山から
  人里に下りてしまうのかな。(岩魚バカの勝手な思い)
  どっちにしても注意しよう、遭いたくない。
  岩魚には逢いたいんです、それで山に来るんです。

 

 

  ちょっとデカ、まだまだ足りないな、尺以上のネットキャッチした
  いのだ。

 

 

  ほうーいい淵だな、この狭い渕でもポイントが3ケ所、一匹しか
  居ないだろうが、流れの緩い淵だと底でジット餌を待っている、
  どのポイントかな、1投目で来たよ、右上のまるっきり流れの無い
  狭い淵から狙ったら当たったか、ちょっとデカ。

 

 

  両壁のある細く勢いのある流れの落込み、奥に振り込んでも即流れに
  乗って足もとまで来てしまう、錘をデカいのに交換するまでも無く、
  水面を流れる餌に飛びついて来たよ。

 

 

  ポイント、淵、落込みを幾つも乗り越えてそろそろ林道によじ登ろう
  かな、でも、足元の淵に居るんだな、そうすると餌を入れ込んでしまう。
  絞り込まれた中硬調の竿を立て、座り込みながら手元に、足元に引
  き寄せて、針外し。傷めないでもっと大きくなってと元の淵に戻す。
  このちょっとデカは頂いて来ました。

 

 

  今日、最後の岩魚君、ちちゃい岩魚君です、餌が豊富の様なので
  3年くらいでデカサイズになるだろう。
  今日も遊んでもらいました、ありがとう。

 

  落ち込みが見えなく、流れが見えてきたので、ここいらで納竿しよう。
  林道にも上れそうな斜面だし。

 

  林道に上がったらやっぱり倒木崩落、県道なのにズタズタ道路。

 

   渓からの斜面の登りで ふうーふー 倒木に座って一休み、
   すると 目の前に 熊の食み痕らしい痕跡。今朝のお食事かな、
   肉厚山菜を食している、やっぱり出たか、 エアーホーンを目一杯
   吹き鳴らす、フォーーンフォーーン。この周辺を広くテリトリーとする
   熊さんだろうな、今日はここで遊ばしてもらったよ、ありがとう。

 

  鉢合わせだけはしたくないな、それでも、熊スプレーのロックベルトを
  外して何時でも対応できるようにちょっと引き出しておく。マタギナガサ
  のロックベルトも外す。最後だけちょっと緊張す。

 

  渓歩きは1.5km程、林道歩きが往復で1.8kmかな。
  たいして歩いていないんだな、遡行がゆっくりだったから
  距離が伸びなかったようだ。竿出し1500mを2時間の
  ゆっくり遡行、足もとは難儀したが、ひんやり風に浸り、
  渓を覆う樹木に遮られ酷暑も無い深い渓で、ゆっくり餌を
  入れて岩魚と遊ぶ。

 





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