5月19日 昼、2時間釣行 それでも山へ行く


  今日は忙しいぞ、朝と夕方に用事があるので、その合間に山渓に行くのだ。
  と言うことで、朝の用事を済ませて、9時30分に家をスタート、林道に入ると
  ところ処で雪が見えてきた、予定している所まで行けるかな。

 

  カーブを曲がると、こりゃ駄目だ、ジムニーのトレッドでも無理だ。ここでストップ、
  この雪厚ではスコップ除雪も無理だ。入渓地も予定変更だな、本流のもっと
  上流部に入ろうと思って来たが支流に変更だ。

 

   本流を渡渉して、今も残る森林鉄道の痕跡のある廃林道に入り、そこから
   支流に下がる。
   程よい水量、流れ、これはいけそう。本流より好かったかも。

 

 

   11時、仕掛けをセットして、第1投。
   瀬から流れて10cm程の倒木落込み、そこへ餌を落したら即、喰い付て来た、
   白っぽく、綺麗な斑紋の岩魚。

 

 

   雪代、雨増水も治まり、瀬の流れにユラ ユーーラしているよ。
   ソーート餌を流す、流れて岩魚の前まで来ると 待ってました と言わんばかりに
   喰い付いたよ。枯葉に置くと賑やかに飛び跳ねる。

 

 

  新緑の今頃の渓には陽も挿し込み、日陰の流れと、お日さまでキラキラと水面しか
  見えない瀬と、餌を振り込む時に さてどっち と迷うよ。岩魚君はもしかして日陰
  を好むかも知れまい、なんとなく日陰からの喰い付きが良さそうだ。
  日陰で竿を絞ってくれた岩魚君。

 

 

   今度も、倒流木による淵、たいして深くはない、ただ岩淵の流れが長いので
   多分、此処に付いて居るかもと、上から餌を流す。
   やっぱり、出てきたよ、中硬調を十二分に絞ってくれた、アベレージサイズの
   太った岩魚君。

 

 

   この淵から2本。最初は流れの下の瀬から、2本目が低い落込みの泡の中
   から喰い付いて来た。

 

  2本目が太く、ちょっとデカ。一ケ所で餌の奪い合いをしている割にはどちらも
  太いよ、それとも、今、たまたまこの淵に2本一緒だったのかな。

 

 

   今日、1番の淵らしい淵、超デカを期待して餌を入れたのだが喰ってきたのは
   アベレージサイズ、ちょっと残念、もっと大きくなってと流れに戻す。

 

 

  ここも好い淵だったが、ちょっとチビちゃんだな、大きくなってよと淵に戻す。

 

 

   徐々に、源頭らしい渓相、そうでもないかな、岩魚君がそれなりにデカくなれば
   いいのだが、なかなかそうはいかないかな。

 

 

   賑やかに枝があって餌が下ろしにくかった、即、喰い付いて来たのだが、竿を
   立てられず難儀したよ、最後は竿をタタミ、糸を掴んで引き寄せた。

 

 

   今日のベストショットの落込み画像。ND設定で低速シャッターで流れ撮り。
   岩魚も獲って、撮っています。
   ここで、今日の釣行はタイムアウト終了です、丁度午後1時で2時間釣行でした。

 

    新緑と残雪、今だけの風景。
    今日は熊の気配はまるっきり無し、野鳥の鳴き声が遡行中ズーート聞こえて
    いました、この鳥の鳴き声も熊の気配を感ずる目安となるらしい、付近で熊が
    動いていたら鳥も鳴かないらしい。絶対的ではないようですが。

  

   林鉄跡の残る廃林道によじ登る。

 

    林鉄の時に何かの跡、1.5m程のコンクリートの円形、深さは分からず、
    何だったろう。

 

    ブナ混成林、気持ちの好い新緑、深緑になる季節には陽が射し込めなくなる。

 

   カタクリ ここの渓では今が満開です

 

   ショウジョウバカマ 

 

   遡行、2時間の上り下りで 2.44Km 釣り上り1Km程かな。
   楽しみました、岩魚さん ありがとう。

  




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