8月25日 秋晴れ? の山遊び
カラットした秋晴れがほしい、青空の下に雲、黒い雲。この後にこの雲がすっとんで秋晴れだ。
風はもうとっくに秋風、山ではヒンヤリするくらいだ。
林道を走ること1時間あまり、車を止め入渓準備中に目にとまった立て看板 【 熊に注意 】
その下に 【 遭難事故多発地帯 】 鷹巣警察署 と北秋田市 で立てた看板のようです。
昨シーズンには無かった看板です。白子森 の北斜面、阿仁マタギ、根子(ネゴ)マタギの
熊猟場です。舘のホームグランドでも熊の痕跡、喰痕、気配が一番多い地区。でも舘の主人
は 年に1〜2回この緊張感のある沢、渓に降りて遊びます。
猟場の橋 春の残雪の残る斜面を春熊の足跡から布陣を決めると
2004,5,8 に
阿仁マタギ、打当のシカリにこの地で会った時に話を聞いた。その布陣,熊の包囲網と言われる
『 狩り座 』を決めるための渓を渡る橋が何本もあるようだ。500mほどの間に3本あります。
ワイヤーを張って杉を1本か2本抱かせています。
秋田県サイト 狩りの文化 孤高の民マタギ
水面から7m〜8m程あります、欠けている箇所があります、年内に補修しておく事でしょう
6,7月の集中豪雨で流されたようです、ここも年内修復でしょう、来シーズンに
間に合うように
この渓に架かる橋を渡ると そこはブナ原生林、そしてそこは熊の棲家でもあるのだ。
深い底に張り付いているようにジットして動かないのが見える。錘を変え、目印を外して
鼻っ面に下ろすが喰ってこない。こっちから見えてるのだから向こうからも見えてるはず、それで
喰わないのかも。
ふっくら として卵がいっぱい の状態 産めや増やせと淵に戻す。
6,7月の豪雨で渓相が変わって落込みが崩れて無くなった箇所もあります。
今日の一番 30cmにはとどかなかったがズッシリと重かった。
ヤマトリカブト
秋の花たちです
ジャコウソウ ソバナ
キバナアキギリ モミギガサ
春から夏にかけて良く見る ギンリョウソウ 夏が無かったので初秋に出てきたのかな
ノカンゾウ 鮮やかな色合いです
初秋の渓に岩魚と遊び、花に魅せられ、緊張感漂う渓を忘れさせてくれる 1日でした。
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