7月12日 梅雨中の豪雨,洪水警報

  10日からの秋田中央地区の豪雨は洪水警報そして避難指示まで出る始末。それを天気予報で
 見ながら 11日に仙台から秋田入り。
  今日は未だ水位は下がりきってない、下流域、中流域とも泥水の濁流状態。
  釣りバカの向かうところ、ダム上はもう下がっているかもしれない、と 自分に都合の好いように
 思い巡らしてジムニーを走らせるのだった。ダムは泥水状態、でもその上は ササ濁りの増水状態、
 濁流からは脱して 相当下がってはいるが まだまだ渡河出来る状態ではない。

 

  林道から身を乗り出して 又 廃林道に突き出た壊れた軌道跡に身を置き、渓を覗き込む。
  雲の切れ間から射し込む陽射しが深い渓谷の底まで射し込むと増水で泡立つ流れもキラキラと
  今まで見たことの無い渓谷美を醸し出してくれる。

 




豪雨で現れた細い滝、対岸の尾根の中ほど、と言っても
100mもあろうかと思える落差、崩落が滝を造ったようだ。
木々を巻きこみ、岩と泥と一緒に流れ落ち、本流を一時的
に塞いだようにも見える。この泥水がダムに流れ込んで
いるのだろう









  横たわる大木、皮はきれいに剥げている、この長いのがどうやって転がって、この高い壁に
 取り付いたのか、ここまで水位が上がったのか。渓には計り知れない自然力があるのだなと
 思い知らされた。

 

 

  下のような淵を眺めると 竿を振りたい衝動に駆られる。でも足場が無い、無理でしょう。

 

 

  

  熊出没中の看板(秋田県森林管理局)を見ながら藪沢を覗いてみる。遡行できそうだ。
  仕掛けを取り付け 1投もしないうちに 熊の喰み痕が目に入る。タケノコを終り又草喰いが
 始まったのだろう、周りが喰い散らかした痕、新しいのもある。看板ドウリダ。竿をタタム。











  2週間ぶりの 山渓 、竿を出すことなく ノンビリ、ゆっくり 散策した。




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