6月25日  熊の影と岩魚の影

  毎日の熊出没、遭遇大怪我ニュース。山での痕跡、気配は例年よりやっぱり多い。頭数調整
 での捕獲抑制は確実に頭数増加が図られたようだ。本流から支流に遡行して すぐ熊の食み痕、
 と転げまわった痕、親子熊だろう、ミョウサクだけ選んで喰い散らかした痕。今日は2人だ、
 ホイッスルを吹き鳴らし、周りに注意しながらの遡行です。

 

  

  空は真っ青、今日の下界の気温は28℃まで上がるようだ、陽の差し込まない渓をわたる風は
 ヒンヤリと心地好い。

 

 

  クジャクシダ(孔雀シダ)を真上から撮ったもの と タニギキョウ 





  のんびり と竿を振り 小さいなと独り言のように呟きリリースを繰り返す S氏。デッカイのが
 くると交代で竿を出します。

 

  浅く好いぐあいに掛かっています、暴れまくってなかなかモデルをやってくれない。

 



小さい名前の分らない山野草です
絵合わせで検索中






  下の写真の藪のなかから突然、ガサガサーガサ と カモシカが飛び出した。2人とも凍り
 つくほど驚いた、熊だと思い、ただ ただ立ちすくしただけ。熊スプレーに手を掛けるでもなし、
 フクロナガサに手を掛けることもできずに、バッタリと遭うとこんなもんだな と2人で笑って
 しまう。でもカモシカでよかったよ。

 

  カモシカ騒動で一息入れて 再釣行、岩魚の影が濃くなり、瀬に出て餌待ち状態の姿が見える。

 

 

 自力で針ハズシ逃走した岩魚
 

  上の写真 水面ギリギリにカメラを構えて撮っています、途中にバシャバシャと跳ね上がり針を
 外してもとの瀬にサヨウナラと消えた、その際カメラに水を掛けられて液晶モニターも曇ってきた、
 それがそのまま映像にもクモリが出てしまった。下の2枚がその映像、徐々にクモリが強くなり
 以降は写真にならず。

 
  幻の岩魚 みたい ? ボケ写真
 

 カメラはその後10時間程で復活、乾燥し水滴も無くなったようです。
 




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