6月19日 タケさんの岩魚釣り2009 1日目
タケさん の2回目の岩魚釣り。東京から途中1泊し、朝に田沢湖駅で待ち合わせ。2月の蔵王
でのスキー以来、ここで温泉組と山釣り組と二手に分かれる。温泉組は玉川温泉行き、我々
岩魚組は舘のフィールドである太平山の麓に向かう。
林道に入り、車止めの手前で 小熊に歓迎される。黒光りするほどキラキラの真っ黒まんまる小熊が
車の前に飛び出した。体長40〜50cmのまんまる小熊、車の前を転がるように走る、走る。
車を止めて抱え込んでみたい衝動に駆られる。でも 側にデッカイ親熊が隠れて居るだろう。
タケさんも大興奮、大感激、怖い物知らずに喜んでいる。
準備を整えて廃林道を歩き出す、すると又 熊の痕跡だ、虫を獲ったのか、爪を研いだのか、
枯れ木の皮を剥ぎ、その中まで削ぎ獲っている。2・3日前の仕業だなと言いながらホイッスルを
鳴らし タケさんにも 足元だけでなく周りを見渡しながら歩くように頼む。
入渓地点、タケさん にとっては1年ぶりの渓だ、用意していた仕掛けを竿先に結び、
ウエーダーの感覚を確かめるように水の中を歩きながら、何処に餌を放り込むかキョロ
キョロ迷っているようだ。
1投目、居る居ると言いながら餌を放り込んだ。
なんなく、今釣行の1本目を掛けたようだ、針をハズシ、懐かしむように眺めていたが
やっぱり小さいよと言いながら20cmほどの岩魚をポンとリリース。
ちょっと大きいのを掛けたようだ、今晩の塩焼き用に2本だけ確保しようとしていたので小さいのは
リリースを繰り返しての遡行だ
リリースしているタケさん、凄い勢いで逃げていったと喜んでいる。
頂いてきた2本、
今日1番の淵だったが、主は不在でした。ちっちゃいのが2本、春1番の釣行者が好い思いを
したようだ
たぶん 開花前の オオバギボウシ ? ギンリョウソウ
今日の宿 ユホーレ で
踊り串付きで焼いてくれた
岩魚。
踊り串の挿しかげん
塩かげん
焼きかげん
最高に仕上げてくれました。
タケさん も感激、感激
串をもって ガップリ と
喰らい付きました。
最高の岩魚釣りでした、熊さんに歓迎されて、気持ち好い渓歩き、気持ち好い温泉に浸かり、
踊り串焼き岩魚で 美味い酒を飲み、やっぱり岩魚釣り、山釣りは止められない。
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