4月 17日 倒木を切り込んで岩魚の渓へ
岩魚の前に逢いたい花があるんです。
この場所までは倒木も無くスンナリ行く事が出来た。芽を出してからの雪で葉先が痛んでいるが,今年も見事な群生だ。充分 絵?デジカメの被写体になります。
やっぱり、雪と倒木の林道だ。対して太くないのが連続して前を塞いでいる。
3本切り込んで4本目を切っているときに,後ろから声をかける人がいる。本流を釣りあがって、もう下がってきたのだと言う。5本釣ったと見せてくれた。自分はこの先の支流に入るつもりというとこの御仁、その沢に古いカンジキの跡が在ったよと教えてくれた。一人くらいならまだ岩魚に逢えるだろう。
雪崩跡でJimnyはストップ。30分ほど歩いて今年最初の本格的な岩魚の渓に。
僅かに残った残雪に昨晩の雨でミニ雪代状態。ポイントを定めにくい。錘をワンランク大きくする。
準備はOK、いつでも来いと餌を放り込む。
あれ、1投目でスートと引っぱっていく。それも着水してすぐ。フライじゃないんだから、今錘を大きいのに変えたばかりなのに。ちょっとは餌が沈んでから喰いついたら好いのに。ガツガツしてたんだな。
ちょっと小さいな。もうちょっと大きくなってからもう一度来いよと流れに戻す。
今日の渓はこんなユックリできるヒラ場もある。でも、だんだん雪が見えてきた。
遡行するにつれてだんだん形が良くなってきた。
サビも取れて綺麗な斑紋だ。雪の上におくと透きとって見える様だ。
空は真っ青の気持ちの良い好天だ。雪消えの斜面には、春一番に咲くキクサキイチゲが開き始めている。
花、草、木、斜面を眺めながら春熊にも注意しなければ。今日はいつも同行のS氏が急用で来れなかったので単独釣行なのだ。
下の写真の落ち込みからはちょっと大きいのが挨拶に来てくれた。テイクアウトお持ち帰りです。
久しぶりの好天とミニ雪代と、釣り条件としては最高の渓で遊ばしてもらった1日。
帰りは雪の林道によじ登り、鳥の声を聞きながら下り40分でJimny着。
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