9月13日 やっぱり魚止めだった 遡上限界は?

週間天気予報があまり良くない、秋雨前線プラス台風で来週の前半、
20日前の状況が雨、雨、雨と連続の雨。
今日が最終になるかもしれないと入渓場所を慎重に思案する。
一箇所滝上を確認していない場所が有る。
もうすぐ舞茸採りが大勢入ってくるが今は微かな踏み跡をだけの道
を見失わないように歩く事40分。
滝までまだ1時間くらいある、そろそろ入渓しゆっくり登るか。
渓に降立つとヒンヤリと確実に秋の風が感じられる、昨日まで
真夏だった気がするのに。



入渓してしばらくはリリースサイズ、誰か入っている、それも2.3日前頃
に、でもその釣り人も2年魚まではリリースしている、山釣りを知っている人だな。
でもその釣り人もそんなに奥までは入り込んでいない、たぶん1人で登ってきたのだろう。
一人だと熊の気配の多い渓なのであまり深入りの出来ない渓、沢です。
そろそろサイズアップしてきました。上流に上ると渇水状態、落ち込みの淵
も小さくなり、瀬は無いも同様、岩魚は餌を咥えると狭い淵で石の下に
潜り込む。奥までもぐりこまれたらもう出ては来ない。
早合わせで引っ張り出すちょうちん釣法です



今日の目的の滝です。2連になっています。
            F1                              F2
 

F1のプールにユーラユーラとのんびり3本、こうゆう時の釣り人は欲張りです、
なんとか3本とも釣り上げたいと画策する。
餌が着水と同時に喰らいついて来る筈だから一番右から順番に一気に
引き抜いてやろうなんて考えるんだな。そんなに上手くいくかいな。
案の定、最初の1本だけで後は石の下に隠れて出てこない。
結局この1本だけ、同行のS氏はこのプールの上から1本引きずり出した。



F2のプールには居ない、ということはもしかしてこの滝は魚止めか。
それでも滝上を暫く探る。
水もちょろちょろになってきた、この落ち込みに居なければ諦めようと
餌を放り込む。やっぱり居ない、納得、魚止めとしよう。



出合いまで下がり今度は右の藪沢に遡行します。
水はちょろちょろでもちょっと大きめの落ち込みには形の良いのが
俺のテリトリーだと必ず定位している、どこまで居るのかと飛び飛びで
淵を探りながらどんどん高度を上げる。



このちょろちょろが岩魚が登ってきた最後の本当に小さい落ち込み、
この上は居なかった。水が流れていれば岩魚は遡上してくる、
尾根を超える岩魚て本当かも。今日は魚止めの滝と岩魚の遡上限界
を見た。でも相当奥まできてしまった。









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