5月17日  やっと入れた岩魚域

2週間ぶりに竿を持って山へ向かう、林道はどこも倒木と斜面崩落で入り込めないが
やっと一箇所が開いた、それでもとちゅうジムニーを運転しながら腰を浮かせて通過
するような箇所もあったが予定の車止めまで入り込めた。



陽の射しこむ斜面と足元にはキクザキイチゲが白と紫を敷き詰め
たように咲いていてそれを避けながら進みます。

軌道跡です。小さい沢ごとにこのような橋の跡が残っています、
細い線路が下の沢まで落ちて崩落してる箇所もあり、あと何年かしたら姿、形が
消え去り、踏み跡だけの仙道となるのかな。

軌道跡が徐々に細くなり踏みを探しながら進む、最後その踏み跡も途切れた
ところから下に降りて入渓です。



この沢はそんなに深くない背後の山も低く雪代はもう無く水量もちょうどよいくら
いでポイントを定め易く同行のS氏も当たりを取りながらにこにこしながら振り返る。





今日遊んでくれた元気な岩魚達 撮影前に針が外れて逃げていったのも居る、
左手に岩魚の掛かった0.8号の道糸を持ち岩魚を水面に浮かせようと必死になる、
右手にデジカメをシャターボタンに人差し指をかけて構えながらシャターを切るが
なかなか思ったような写真は撮れない。

石で囲って生け簀を作って撮ればいいんだが次の淵でまた岩魚が
待っててくれると其処へ餌を放り込みたくなる。



頭の上の倒木はこの沢に入り始めた4年前にはあったから何年も前に倒れた
物だろう、この倒木が目印でここからさらに岩魚が賑やかになる。

今日逢った山野草たち



イワウチワ



キクザキイチゲ  白、紫、青

他にカタクリ、ショウジョウバカマ、
スミレサイシン、エンレイソウ、
ヤマエンゴサク、カタバミ、
山ワサビ。
今、山は花盛り。



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