4月22日  雪の藪沢

本流は連日の降雨と雪代増水で濁流、とても入れそうにありません、
でもダムから大物が遡上しているだろう。
本流を横目で見ながら藪沢なら入れるだろうと雪の林道を足を
取られながらモクモクと歩く。
雪が締まってきているのでカンジキ無し
で歩けるが時々ズブズブとぬかり足をとられる。



今日の藪沢です。
雪の林道を歩くのもシンドイものだからいつもであればもっと上までジムニーで
登り杉の植林地の上、最後の堰堤の上に入渓するのだが今日は杉林を分け入って
ほんとうの藪沢に入ります  この辺はまだ放流ものが掛かります、堰堤
の上からが居着き岩魚になるのに。





藪沢でも陽の差し込む瀬でノンビリとユラユラしていたのを釣り人にみつかってしまった。
それに餌を放り込まれ目の前に流れてきたら喰いついてしまった、
雪代増水で三日も何も食べてなかったんだ。



小さい落ち込みを木の枝を避けながらていねいに探るS氏、流した餌が足元まできて
やっと岩魚が喰いついたと雪の上に投げ上げた。

今日逢うことができた花たち。



カタクリ   小雨模様で下を向いています



キクサキイチゲ



ネコノメソウ



ミズバショウ



エンレイソウ

雪消えが遅くなった分 土が見えた途端競争するように一斉に咲き出した花たち。
山野草が目に入りだすと岩魚と遊ぶのとおなじようにワクワクしてくる、山に来る
楽しみが2倍も3倍も楽しくなる。



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