山釣りの足、Jimny ジムニー
               釣り道具のjimny

       渓の足、林道の足、乗り心地の悪い車、うるさい車、
       快適ではない車、片道50kmまで、林道から廃林道へ
       海へは行くな(すぐサビル)。
       これが、山用オフローダーとしてのJimnyだ、
       道具としてのJimnyだ、
       釣り道具としてのJimnyだ、
       長距離遠征釣行は無理だよ、
       今の新型は違うのかな、いや 今のままでいいよ。

       そうゆうJimnyが我家に来たのは息子が大学に入り
       免許を取った翌年平成5年5月にその足としてやってきた。
       初度検査年1987年(昭和62年)製の中古車

       

       しかし、土、日の週末にはもっぱら舘の主人の足として
       渓通いをしてきた、3月~9月で20回~25回の釣行に
       付き合ってきたことになる。
       途中でオール塗装はしたがボデーはボロボロの穴だらけ
       雨漏りはするし、床から水が入るやら、ボデーは限界、
       それでも、エンジン、足廻り、ブレーキ等はノントラブルだ、
       こうゆうところがJimnyなのだ。



       Jimnyの生い立ちにちょっとだけふれておこう。
         
         1968年  ホープ工業より
                ホープスターON360 発売
                    これがJimnyの原型です。
                その後 鈴木自動車工業で製作権を得る
         1970年  Jimny LJ10 発売
                      空冷2サイクル2気筒359cc25馬力
         1972年       LJ20 発売
                      水冷2気筒2サイクル28馬力
         1976年       SJ10 発売
                      水冷2サイクル3気筒539cc
                      26馬力/4500回転

       

         1981年       SJ30  フルモデルチェンジ
         1986年       JA71  turbo車追加
         1987年  舘の主人の1代目のJimny
         1990年       JA11  660ccエンジン化
         1995年       JA12  乗用タイプ追加
               舘の主人の2代目JimnyがこのJA12タイプです

         

         ノーマル車(上)と5cm車高アップ後(下)のjimny

         

             2002年10月にJA71より交代です。
             2003シーズン解禁からの足です。


釣り道具 My Jimny のちょっとだけリフトアップ
    
  クロスカントリーをするわけではないが、最初のJA71バン仕様
  の最低地上高が24cmで、2代目のJA12,  5ナンバー仕様の
  最低地上高が20cmと低い為に、4cm~5cmのリフトアップ
  をする。
    
  1   サイズアップのタイヤでデフ下を確保          1.5cm
  2   コイルスプリングスペーサーで床下を確保     3.5cm
              計5cmのリフトを計る

準備した部品と概算金額
  タイヤ  ヨコハマGEOLANDAR M/T 185/85R16
                    9,500×4           38,000
  コイルスプリングスペーサー フロント            15,000
                     リヤー            17,000
    ブレーキホース  リヤー 1本              2,000
  TRIARLWINショックアブソーバー 赤ラベル ハードタイプ
      フロント 1202-2F  17,000×2           34,000
      リヤー  1202-3R  13,500×2           27,000

          部品合計                   133,000
      他に 部品組み込み、調整工賃 別途



My Jimny 修理記録(壊した記録)
    2003年4月 解禁からシーズン突入したばかりなのに。
      フロントショックアブソーバー 2本ともパンク突き
     上げ。ショック取り付けガイド破損

      当初のリフトアップ時のショックはノーマルショックそ
      のままでした。
      リフトアップに耐えられなかったのか、崩落林道走行
      に絶えられなかったのか。
      フロント2本ともスカスカ状態で上部取り付けガイドも
      破損。
      フロント、リヤー とも赤ラベル ハードタイプに交換。
      取り付けガイドは頑丈に溶接補強す。

    2004年4月 またまた、シーズンこれからと言うときに
               クラッチがスベリだす。
       クラッチデスク 磨耗焼付け寸前状態。
       クラッチカバー 
       レリーズベアリング
       ミッションマウントラバー
               4点交換
       雪の林道走行でGEOLANDARとエンジンPS
       よりクラッチが弱かったのか、それともちょっと
       乱暴運転だったのか。
       昨シーズンに1回、今シーズン1回、クラッチから
       煙を出しているからな、無理もないか。

  2006年7月 ベストシーズンなのに不具合発生
       右フリーハブよりオイルが滲み出している、
       たぶんオイルシールの劣化だろう、大事になる前に
       修理しようと入院です。
       交換部品   フロントシャフトシール     
                ナックルオイルシール    
                パッドセット           
                リテーナーオイルシール  
                キングピンベアリング     
               右フリーハブOリング     

          (今回は ヰセキ自動車修理工場 で修理する)

 2008年2月 昨シーズン途中に運転席下あたりでブスブスと
          排気漏れ、
          走るのに支障がなかったので今修理したしだい。
          触媒のパンクでした。
          Tract さん に中古部品を探してもらい交換
                
          交換部品   触媒エキゾーストパイプ

 2010年6月 左足故障で今シーズン稼動せず、バッテリー完全に
         上がり比重もナシ 交換する  6,000円

 2010年9月 後部ドアー取り付けヒッジ 上部ピン切れ  
         中古部品で交換す(上下)
               
 2011年6月 タイヤ交換 林道のみ走行で一般道の走行実績なし
         ヨコハマGEOLANDAR M/T 185/85R16
         ガレキの廃林道走行
         20,000kmでスリップサインが出てしまった。
         TOYO RADIAL TRANPATH M/T
             195R16C 104/102Q 6PR に履き替える


 2014年9月 バテリー交換 3月~9月岩魚シーズンのみ稼働
         でも月に3~4日 今月は
         4週間エンジン始動なしそれでアガッタのかな 
         ユアサ46B24R 12,000円

 2014年11月 車検  岩魚の舘の足として6回目の車検です
         初度検査年   平成7年 1995年 この年に 
                    この JA12がメーカー発表です
                    ので 生産19年
          舘に来てから12年です走行メーター 64800Km
          舘に来てからの走行Kmは 年 2000Kmの
                    シーズン走行のみ
                    外観は相当痛めてますが
                    エンジン、動力系統調子よし 
                    5cmUP足回り異常なし
         まだまだ 舘の足として活躍してくれそうです

 2016年12月 8日 車検  舘に来て7回目の車検です
         初度検査年から23年間走りこんできた、
         メーカー発表年1995年からです。
         舘に来てから14年、好く走ってくれています。
         エンジン、足回り異常なし、さすがジムニー
         走行メーター 72871Km  今回の2年間
         はダム上が通行止めで回り込んでの
         入渓で走りこんだのか、2年で8000Kmだ、
        通常は1シーズン2000Kmなんです、
             倍の走行Kmだな。
             冬タイヤを今回交換す。

 2018年12月 6日 車検 舘に来て8回目の車検です
         舘の釣り道具として16年、山渓を走りつづけて来
         たのだ、一番大事な釣り道具、林道とは言えそうもない
         崩落廃林道を走り込んで舘の主人を喜ばしているのだ
         まだまだ山走りには大丈夫のようだ、ボデーは傷んで
         きたな、足回りは大丈夫のようだ。Tractさんも 未だ
         しばらくは大丈夫 と言ってくれるし。

 2020年12月14日 車検 舘に来て9回目の車検です。
         初度検査年 新車登録 平成 7年 1995年 
              25年間 走り込んでいます たいしたもんだな
              走行積算メーターは一回りして 110,000Kmオーバー
              舘に来た時が70000Kmで1シーズン2300Km×18年
              平成14年 2002年 に舘に来て 18年の釣り道具です、
              良く動いてくれます
         今回の車検で 有効期間が 令和4年12月14日迄 
              令和 3年 4年と 2シーズンの山釣りJimnyです
              まだまだ走れそうです、これがジムニーなんです。
              トラクトさんで 9回の車検でした、ありがとうございます。

 2022年10月 3日 オイル漏れによる走行不能、オーバーホール修理
           最初にオイル漏れに気が付いたのは、3月中旬でした、
         駐車車庫で、エンジン、ミッションの下に1滴、2滴と、オイル
         漏れが見られた。
         エンジンオイルをチェックしたが異常は無かったのだ、普通に
         走行できた。
           4月、岩魚、山釣りオ^プンスタートで、4月、5月と異常なく
         山入りをした、しかし、又、山に向かおうとしたら、シフトレバ^ーが、
         1速から4速とまるっきり動かない、4駆、2駆の切り替えも駄目。
         まるっきりロック状態、ミッションにオイルを入れたら稼働したよ、
         でもオイルが漏れている。
         デーラーに相談に行く。
           新車登録から 27年間の稼働。これは劣化による
               オイル漏れだよ、

         エンジンオイル、ミッションオイル等、オイル系統の
         オーバーホール
による部品交換だよと、診断された。
       オーバーホールによる交換部品
          エンジンオイル漏れ                個数
             クスターF  SN  5Wー30  1L    2.0
             オイルフィルター               1.0
             ガスケット(14✕20X1.5)       1.0
             ガスケット、シリンダヘッドカバー       1.0
             ガスケット、デストリビュータケース      1.0
          ミッションオイル漏れ
            デスククラッチ                1.0
            カバーアツシ、クラッチ            1.0
            ベアリング、クラッチレリーズ         1.0
            スプリング、エキゾーストパイプ        2.0
            ボルト(10X65)              2.0
            スプリング、エキゾーストパイプ        2.0
            ボルト(10X65)              2.0
            リング、シールエキゾーストパイプ       2.0
            シール、インプ ツトシャフトオイル      1.0
            4リンギヤ 75W/90 いL        3.0

         交換部品の数量が多いよ、劣化による部品なんだな。
         これで又、しばらく山に入れそう。崩落林道、廃林道、
         伐採林道路。
         この、ジムニーが走ってくれないと、岩魚釣り、山遊びするのに
        入れないよ。
         12月には、自分のところにきて、10回目の車検だよ、
          その時にまた、いろいろと点検してもらうよ。
        自分の体調、体力で山入り出来るうちは、ジムニーにもがんばって
          もらわないと。

  2022.12.10. 車検整備で トラクトさんに持ち込みするが無理だった

             車検が無理の状態、痛んでる。廃車です。
          フレームとボデーの接続部分が まるっきり駄目になっている、
          製造から 27年 その間、山道、林道、廃林道走行だったのだ
          好く、走ったもんだよ、それが ジイムニーだったんだよ。
          自分の所に来て 20年間、山釣り、岩魚釣り に付き合って
          もらった。ありがとう、

          
               廃車して ナンバー の無い画像です

          下回りを見ると、フレームとボデーの接続部分が再生
          できる状態ではないのが素人の自分にも見ることが出来る、
          ここまで、よく頑張ってくれたよ。
              ありがとうございました。
          山釣りの 釣り道具の足が無くなってしまったよ、
          来シーズンからは 何で山に入ろうか、ホンダのベゼルでも
          いいが、ちょっと大きいかな。50っcクラスのバイクも好いな。
          いろいろ探してみるか。
         20年間事故も無く、山で故障も無く、 Tract トラクトさん
         (石綿丈太さん)に全てお願いして
、山釣りの足としてチェック、
         整備してもらった、ありがとうございました。
                           

   代表的な部品メーカー
            off road service
   TANIGUCHI    www.ors-taniguchi.co.jp

    APIO株式会社     www.apio.jp/index2.html


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