5月11日 新緑の山溪にどっぷり浸る
新緑の山 雪代の終わった渓谷の流れ
のんびりと歩きたくて 車に自転車を積んで
山に向かう
わーー もうダメだ 車は此処でストップ
昨年の7月の大雨での崩落で 何処の
渓谷でも 車は入り口でストップ
県道も崩れているが工事が進まないよ
自転車は18段のギヤチェンジのできる
山奥に入るには 全て坂道
でも そんなに難儀しないで走行できるよ
又、崩れているよ 注意進行
杉の植林地 未だ細く 年数不足 伐採時期
には未だ暫く掛かりそう
広葉樹林と違って陽ガ射し込んでいるよ
熊対策の セフテーエアーホーンを高らかに
鳴らしながら注意進行
崩落です 自転車を押しながら
此処も 注意進行です
流れの見える所で
新緑の風をあびながら休憩です
好い流れ 岩魚さんが居そうだよ
途中休憩をしながら1時間ほど走り込んだり
歩いたリしながら 今日の入溪地到着です
本流を渡渉して 細い溪に入る
いい落込み 岩下のある好い淵だよ
きっと居るぞ
流れのない岩下の在るところに餌を振り込む
即 つんつん と小さいアタリ
掛かって来たのもやっぱり カワイイ岩魚君
大きくなってから もう一度来てよと
元の淵に放流
溪そのものが 源頭の細渓谷なので
丁度好い落込みの連続です
又 ツンツン 来た
二年魚の岩魚君 斑紋が乱れているようだ
源頭渓谷では あまり乱れ斑紋は見えない
のだが そのまま流れに戻ってもらう
前に釣行者が入ったようだ 足跡があるよ
放流タイプの釣行者のようだな うれしいよ
この細い渓谷を荒らされたくないよな
来シーズンも楽しめる溪であってほしいよ
登るほど 遡行するほど 渓相が好くなるよ
落込みの連続 その落込みには 深い淵があり
又 岩下の隠れ場所もあるよ
釣りバカ はそんなところを狙い 遊び
中硬調に感じる 竿絞り
を楽しんでいるんです
静かな新緑の渓谷 今日は 鳥の鳴き声も無く
静かに流れる瀬音 それに落ち込みの
流れ落ちる音 あとは静かだ
熊鈴 4個の音だけが溪に響いているよ
自分の 山との独り言の会話 岩魚達との会話
ひとりで満足してるんです
いい落込み 淵だよ
あれーー 山女魚さんだよ ちょっと太って居る
奥の暗い岩陰から飛び出て餌に喰いついたな
針掛かりしてから強烈な抵抗 この狭い淵で
中硬調竿を十分に絞り込んでくれたよ
深く飲み込まれて 傷を付けてしまった
ごめんね ソーート流れに放す
好い淵 落込みが連続して有るんです
楽しめる渓です
広い淵で デッカイのが出てきそう
アラーー又山女魚さん
一杯食べているんだ お腹がポッコリだよ
放すから 本流まで戻ってね この細溪は
岩魚域の溪であって めったに山女魚が
本流から遡上して居ることは無いんだよ
どんどん奥へ遡上
アタリもあります 小さく またレギュラーサイズも
そのままリリースを繰り返しながら
デカが出そうな 広く深い淵だぞ
餌を入れ込んで 即 ガツガツ グイグイ と
来たよ やっぱし デカだよ
広い溪とは言っても細溪だ ゆっくり流れに乗って
下に引き寄せるながら岩の上に上げる
レギュラーサイズよりはデカだが尺には遠いよ
暴れもん シャター押すのに ちっともジーート
して居ないよ 枯れ葉だれけ
好い淵が連続しての流れだ
ここからもデカかな
好い淵だよ 流れの下に影が見えるよ
ちょっと大きいかな
流れの上流に餌を入れる 喰いつくまで
見れたよ ソーート併せて 岸に引き寄せる
ちょっと大きい程度のレギュラーサイズ
カメラに収まってから ソーート放したら
即 岩下に見えなくなったよ
そろそろ魚止が近くなったかな
新緑が 眩しいくらい
好い淵だな 深さもあるり 岩下もある
生息条件がそろっている
釣りバカが見ても 好い淵 だ
ましてや 岩魚君にしたら 棲息するには
最高の場所と決め込んでの住家だろう
やっぱり 住込んでいる岩魚君が出てきたよ
狭い淵で ぐるぐる バシャバシャ と中硬調を
絞り込んだよ
釣りバカを ゆっくり楽しませてくれた
ありがとう 流れに戻ってもらうよ
今日 最後の落込み
あれー 枯れ木で淵が一杯になっているよ
餌は振り込めそうだが ゼンゼン淵遊びが
出来そうも無いよ
左の崖淵に餌を振り込む アタリ無し
右の崖の淵 流れの落ち込んでいる陰に
上手く餌を振り込めたぞ
キター 糸切れほどでは無いだろうと
枯れ枝があるので 即 引き上げた
ほおー ちょっとデカ 泣きサイズだな
計ったら ヤッパシ 29cm ちょうど
今日最後の 岩魚君です
この1尾だけ 頂いてきました ありがとう
帰りは 坂道の下り廃林道 走り下ります
ブレーキ駆けながら 注意走行
遊ばしてもらいました 山 渓谷 岩魚君
ありがとうございました
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