5月18日 山溪そして岩魚は待っててくれた
5週間ぶりだよ
山溪からは 早くおいでと 声を掛けてもらったよ
長かった いろいろあって 5週間もたった
山はすでに新緑から深緑 枝 葉が伸びて足元に
お日様が射し込まなくなっているよ
日常の気温上昇が ここ森の中迄は照らし込んでな
いのだ ひんやりして遊びには丁度好いかな
風がないので森は静かだな
毎日の新聞、TVニュースでの熊出没、そして遭遇での
怪我 山遊びは十分すぎる 注意をして自分の遊び場所
を確保したい エアーホーンを高らかに鳴らして 熊に釣り
人の存在を知らしめて 釣行準備とする
溪に降りるには 斜面を一歩 一歩 足の突き場所を
確保しながらユックリと下がる
流れは渓流と言いながら穏やかな流れだ 残雪
雪崩跡も無くなったので 静かな瀬音に これが俺達の
流れだと 言っているようだ ここで遊ばしてもらうんだよ
山菜採りの人達の 山菜道をしばらく登りながら
楽に降りられそうな入溪地点を見定める
そんなに楽に遊べる溪は無いよ 難儀しながら遊べる
から 楽しいんだよ
溪に降り立つ 階段状に落込みの連続だ
これだと楽しめそうだ
足元を確認しながら 中硬調竿に仕掛けを取り付ける
連続する落込みから その落込みの高さ 淵と
淀みの広さと深さを予想し 今日の1投目を何処に餌を
入れるか 何処に入れたら 即 喰来突いてくるか
岩魚君が居る事をl確実視しての スタートの1投目だよ
ポイントは流れの右 薄暗い淵だな 此処だよ
おー お 来た キタ 確実に岩魚のアタリだ
グリ グリ ガツガツ とキタよ
確実に ちょっとデカのアタリだ ユックリ合わせる
そんなに広くない淵を引き回すよ ゆっくり 足元に引き
寄せる 引き寄せたら静かに針外しができた
あれー枯れ枝がジャマして居る淵 投入ポイントと
き上げ時のポイントを見極めてから 流れの左岸に
餌を入れた
即アタリ 流れに出して 下に引き出し ズッシリ」した
ちょっとデカを引き上げた暴れ岩魚君だ
早合わせの浅掛けだったので 手元に持つ前に
ドンと落ちた
暴れまくって 流れに ジャボンと戻っていてシマッタ
シャッターは暴れまくっているときの画像
この画像しかないよ
前の淵で難儀したので 一休みしてから次の淵に
掛かるよ
でも その淵でウロ ウロ しているのが目に入るよ
白泡から岸よりによっているので見えるんです
一休みしていられないな
ホーーラ 即 喰いついてキタよ
レギュラーサイズの岩魚君 直ぐ
流れに戻すからね と言いながら
シャターを切り 流れに戻す
ちょっと広い流れ あっちの淵 こっちの淀み
と餌入れヶ所が4ヶ所もあるよ
ホーーラ 一ヶ所目の元気岩魚君
2ヶ所目の淵 左の向こう岸 流れが収まった
所にポンと入れる
あれー ワンサイズ小さいな デカを期待したのに
ちょっと残念だよ
次は 出るかな
おーー出たぞ ちょっとは大きいぞ
中硬調を十二分に絞ってもらい 岸に引き上げる
ずーーと遡行しながら山野草は咲いていないかなと
両斜面 あっち こっち と眺めながら 遡行してきた
流れの淵の岩魚の姿を探しながら 山野草も咲いてい
ないかなとノンビリした遊びだよ
見つかった花は この花だけ
あんた 何という花なんだ と聴いても教えてくれないよ
帰ってから図鑑で調べたが 確定できるような
画像写真が載ってない 花弁 葉から イワキンバイかな
春から夏季の6月頃の花なんだが
今季の気温上昇で早く咲たのかも
それにしても早すぎる
山菜も結構もぎ取られて居るようだ
根元からちぎられた跡が一杯有るよ その後に又伸びた
ので 千切った痕と伸びた山菜が見事だ
何と言う 山菜かな 自分は よくわからないので採取
することはないよ
一休みしながら 流れを見ると 居る居る
一休みしていられないよ
落込み 淵毎に 自分が入れる餌を待っている
もんだから 忙しいよ
早合わせで 外唇に浅く掛かったノで 岩魚君は
掴まないで 針外し
レギュラーサイズの岩魚君 静かに上がってきて
レンズを向けても静かにしているよ
遊びに付き合ってくれてありがとうと
流れに戻ってもらう
ちょっと広い淵 流れだ 深さもありそう
おーー やっぱし ちょっとデカ これくらいのサイズ
がそろってくれたら嬉しいよ
斑紋も綺麗な姿だ 頂いて帰るかな ごめんね
あれれ 雪が見えるよ 今年の日照でも未だこの
辺に残雪があるとは思いもよらなかった
やっぱし 残雪の周りには未だ草が生えてないよ
暫くぶりに 雪を握ってみる 冷たい ヤッパシ雪だな
雪遊びをしてから 又竿出しです
ちょっと広い淵だよ 枯れ木と岩で3分割され
ている淵 3本出てくるかな
1尾目 流れの一番下の静かな淵から
足元に引き寄せる
そんなに広くないので竿絞りは楽しめないよ
次の狙いは 右上流 ちょっと広いよ
あれーれ 山女魚さんだ ちょっとデカで
竿絞りで引き寄せた
おーーい あんたは なぜここまで登ってきてるんだ
この細溪は岩魚君達の棲息領域のはずなのに
でも登ってきてみたかったんだ 餌もけっこう
有るんだもの 解ったよ 本流まで下がるから
流れに戻してよ はいはい戻すよ
山女魚さんで一騒ぎしていたら
もう一ヶ所からは挨拶無しだよ
足元に注意しながらユックリと遡行する
白泡と静かな淵 隣あわせだよ その泡から
静かな淵に 餌付き針を引き寄せる
食わせるポイントを決め込んでおくのだ
アタリだ 白泡に引き込んで行くのを無理やり
足元に引き寄せたので
口に傷を付けてしまったよ ごめんね ちょっと
大きいから頂いて帰って好いかな ごめんね
お日様が 徐々に真上に近づいてきたぞ
そうすると ちょっとはお日様が 射し込んでくるよ
手元も明るくなるし 仕掛けの交換もしやすくなるよ
枝や葉でジャマされる淵だよ 腰を下げて
低い位置から餌を振り込む
ほーーら 綺麗な岩魚さんだ 枯れ葉に置いても
静かにしている
全然暴れないよ ゆっくりとシャッターを切る
ちょっと強い落込み 白泡からの流れ
落ち着いた淵 瀬 ここも出そうだぞ
1回で釣り上げようとするなら
手前の流れにしなっさい
その 淵に ポン と餌を入れた 即 ガリガリ
グイ グイ だよ
早合わせのつもりだが ちょっと傷を付けて
しまったようだ
デカサイズで頂いてきました
だいぶ登ってきたぞ まだまだ 岩魚君達が遡上し
棲息域を広げているようだ
階段状態の細溪 ちょっと難儀だな でも 仲間が一杯
いて楽しめるよ
この広い淵からも出てきたぞ ちょっと小さいかな
大した竿絞りもなく上がってきたよ
淵に戻ってもらったよ
淵がややっこしく連続している
下から順番に攻めていくかな
連続した淵のわりには アタリが 一ヶ所だけ
ちょっと赤身ががった岩魚君 尾の一部が
真っ赤だよ 怪我はさせて無いよ
そのまま流れに戻す
好い流れだな ノンビリ眺めて一休み
淵が連続している 楽しめそう
最初の淵 出てきたよ けっこうでかだよ
メジャーを当てるほどでもないが
泣きサイズくらいかな
2段目の淵 此処も好いぞ
ホーラ ヤッパシ レギュラーサイズ
この岩魚君も尾に赤身が付いている
次は 落込みの白泡からの流を探る
この レギュラーサイズ 位だと 中硬調竿を
けっこう絞ってくれよ
目一杯絞り込ませて よいっしょ と引き上げだよ
今日の仕掛け糸は ミチイトが1.0号 針糸が
0.8号なので 切れる心配は無いんです
次も浅そうだが好い淵だぞ
あらーら チビ岩魚君 2尾目もチビチャンだよ
連続でのチビチャンも珍しいぞ この チィビで
この溪での棲息域を確保しているんだから
凄いぞ 来シーズンにはデカク成って
もう一度くるんだよ
入溪して直ぐに枝が邪魔しての淵尾があったが
此処の淵の方のジャマな枝が凄いよ
糸を絡ませないように 又合わせた後の引き
上げも計算に入れて慎重に張り込む
ホーーラ、 キタ 真っ直ぐに引き上げられる
ポイントでの食い つきだったので
難儀しないで 引き抜いた
この後 急にアタリが無くなった
暫く遡行してみるが アタリナシだ
3時間ほど釣り上がったのだから 大きな
落込みもナシで魚止だった かな
アタリがまるっきり切れたことは魚止だな
今日の この細溪は けっこう賑やかに遊ばし
てもらったよ
30尾近く針に掛けたのかな 6尾頂いてきました
十二分に楽しめたよ 岩魚君達ありがとう
遡行の時には中音ほどでの発信音だったが
こんどは目一杯鳴らします
熊さんもビックリするくらいの音です
帰りの山下り歩行は楽なんです
山菜採りの人たちが踏み重ねて
山菜道を作ってくれるから
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