4月18日 ダム上、工事でストップ、細渓でも源頭渓谷らしいよ。
崩落しそうと工事が始まっているんだ、壁に亀裂が入っている、
その確認等で壁に3人ほどが登り、へばりついている。
5月21日迄は全面通行止め、それ以降は片側通行で通れるとのこと。
それまでダム上に入れないのか。
又、山、渓の入り口周りだな。
ダム上から出て、細い林道を渓谷沿いに走る。
暫く走って、下の渓を覘くと、雪代濁流だ、バックの山が1000m
程有るので,流れが未だ収まらないようだ、支流があるんだが、そこまで
入れそうも無いようだ。次のコースを選択。
おーー, 駐車スペースは雪が無い、日陰は未だ有るが、
釣登りは出来そうだな。
さっそく、渓に降りてみる、大丈夫のようだ。
流れも好いぞ、歩けそう。遊べそう、自然が釣バカの言うことを
聞いてくれたかな?。
水温を測ってみた、9℃ 十分の水温だ、温くなってきた水温、
ぬるい、ぬるむ、その流れで、真冬の流れから、よみがえって
きた岩魚たち。これなら岩魚君達も元気にして居るだろう。
バックの山並みの標高が500m~600m程なので、雪解けも
進み、こんなもんだろうな。
春の山野草、キクサキイチゲ、カタクリ、岸辺から斜面
一面に咲いている、
季節ごとに斜面に色つけをする山野草が楽しみなんです。
今日、1投目のポイント、白泡からの流れ、瀬があって
流れの左に淵が広く、好いね、きっと居るよ。
ほーーら、 アタリ、 あらあ、 コツコツ、 と山女魚さんだな、
やっぱり そうだ、 山女魚さんだ、ちょっと腹太だ、重かったもの、
渓の入り口は、山女魚域になったようだ。
のんびり、ゆっくり、 釣登ります。
あらー、やっぱり、、未だ山女魚域だな。
リリースしながらの遡行です。
岸辺に濃い紫色を表現しているカタクリ、
細渓だけれど、咲き誇っている山野草たちで賑やかなんですよ。
花びらの1枚1枚が、春そのものであるのを身に感じることが
できる。
ポイントでアタリが有ったのに外してしまった時なんかは
のんびりと山野草を眺めてから、次の一投。
細渓だと、倒木、流木がそのまま遡行を妨げるよ、
ポイントの下流からの竿出し、餌の振り込みは出来ないし。
ソーート、岩魚に気づかれないようにして上に回り、やっと、
ポイント目がけて、ソーット餌を入れる。
デカが来たよ、それよりも、尾が大きいよ、重かったよ。
デッカく、太く、来シーズンには、尺超えが確実だな。
来期に尺越で、もう一度来いと流れに戻す。
瀬音も聞えない静かな落差の低い落込み、淵から
レギュラーサイズ、を針掛け、ゆっくり瀬の流れに引き、
足元まで泳がせながら、引き寄せる。
岸辺にも残雪が目立つようになってきたぞ、でも此処
の溪でも、気温が上がってきているよ、歩いていても、
温まってきたのを感じるもの。
木の根っこが流れまで出ている淵を狙って、
ピンポイントで餌を入れる、グリグリとちょっと引き込んだ
だけで、ジイートして居るのかな、引き込んでも出てこない、
中硬調竿を目一杯絞られながら流れに沿って引き寄せる。
ちょっとデカで太いよ、重いよ。
3ヶ所ほどの淵を通り過ごして、細渓では、大きいくらいの
白泡の淵に止まる、手前の瀬から、ゆっくり 白泡に潜り
込んだ。こっちに気がついたのであればダッシュで、
逃げ込むはず、そうじゃなかったな。
白泡から餌を流す、ほーー、好い顔をしている。
山野草の咲いている、広い岸辺、岩に腰掛けて、一休み、
鳥の鳴き声も聞えない、静かーな渓。
この大きな空間、この自然をかみしめながら遊べる悦び
があるんだ、これが一人での山歩き、山釣りだ。
好い落込みです、右にちょっと広い淵、淀み。
落込みから右の淵に緩く流れるポイントに餌を入れる、
カリカリ、クリクリ とヤマメのアタリだな、まだ、ここまで登って
来ているんだ、早合わせで唇に掛けて、即リリースです。
岩魚バカはデカ岩魚を期待したのに。
流倒木も細渓を形作って居るようだ、岩魚の住み家をも
形作っているようだ、根っこの下が隠れ場所、生息域だよ。
ほーーら、根っこの下から喰いついてきたよ。
根っこの下に戻ってもらったよ、のんびり遊ぶには好い
渓なので、毎シーズン遊ばしてもらうので、その、お相手を
してもらっているので、リリースが必達なんです。
岩壁の下からも、挨拶に来てくれたよ、暴れまくるので
ちょっと強く握ってしまったかな、苦しそう、ごめんなさいね。
ここも、岩下では無く、倒木の下から喰いついてきたよ。
ここから、左から流れ落ちる支流の支流に釣登ります。
左に入って、即、喰いついてきた、飲まれて傷を付けて
しまったチョットデカ、、雪の上に放した、血の跡がついた。
こっちの支流に入ったら、ちょっとデカくなってきたかな、
引き上げに、重さを感じてしまう。
メジャーを当ててみる、26cm、もっと大きいかなと、
思ったのに。
小さい淵は餌入れなしで登る、足の着き場所にそんなに、
難儀しなくとも好いよ、瀬が浅いのと、大岩があまりないので、
のんびり、ゆっくりと上れる。楽な遊びの渓です。
狙い所の、好い落込み淵のようだ。
岩下から、引きずり出した。
流れは、底石の臼茶色を映し、それを、岩魚さんの体色に
そのまま撮しこんで居るようだ。魚も動物も保護色が有るように
、斑点も茶色っぽい。
上ってきた支流の、魚止小滝だ、落差3m程の小滝。
その、狭いピンポイントの、白泡だけの淵の無い滝壺に
餌を入れる、 細いが、流れ落ちる壺に引き込まれた餌は
その流れに引き込まれてアタリはわからないよ。
それでも、ゆっくりと、引き上げるとグイグイと掛かっているよ、
デッカイよ、でも、タモを出すほどでも無いか。
雪の上に引き上げてから、メジャーを当てた、泣きサイズ
の29cm、残念、30にとどかなかった。でも今日一番の
デカだよ。
雪の上で、デッカイ口を開けながら、暴れまくるよ。
支流の支流から下がって、元の流れを遡行する。
すぐに、好い淵があるもんだから、餌を下ろすんだよ、
レギュラーサイズが上がってきた。
今日は、最初に向かったところ、次に、2番目に走った林道から
覘いた渓もダメで、そこから、ここが3番目の渓だった、それで
入渓が遅く、10時頃になったのだった、それからこの細渓を
3時間程の釣行で、ここで、納竿、です。
源頭、魚止までは未だ暫くあるんです、ここだと、帰りの林道が、
すぐ上なんです、
林道に上がったら、雪厚の林道です、覚悟しての雪厚林道の
下りです。
熊も、とっくに冬眠からは覚めて、木の芽吹き、や
草、肉厚山菜なfどを探しながらウロウロしてるだろう、
エアホーンを鳴らしながら下がる。
3時間の歩きで、2,9Km、渓歩きだけれど、たいした距離
ではないですね。
のんびり、自然との遊びの距離かな。
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