6月 6日 岩苔の渓 里山 自然の森に浸かる
シーズンに1度は入渓する岩苔の渓です 山全体が岩苔
かなと思われる 林道沿いの大岩にも苔が生育している
岩そのものが水分を含める様な岩で表面がしっとりと湿って
居るのかな 湿気を好む苔が岩に生えているんだな
渓沿いの両岸の岩は苔だらけ 山の樹木は今が新緑、
渓も岩苔で緑一杯 今日の流れはちょっと 笹濁りかな
これが静かな清流だったら山 渓の緑を写し込んでいただろう
いつもの沢歩きだったら 岩と倒木の茶色ぽい渓風景
がいつもの風景を釣り上るんだけれど 今日はちょっと違う
湿気で生育する苔が岩に生えているのは岩の表面に
張り付いている土壌によってより一層生育し森と渓を豊かに
して 森に棲む動植物をも助けているのかも
自然風景 天然風景 それ以上に神秘的な風景です
その 岩苔の渓から ジャボジャボと岩魚君達が
餌に喰い付いて来ます
ちょっと淵が大きいと2尾居付いているんです
元気な岩魚君 レンズを向けているのに ちいっとも
ジイットしてくれない
岩苔の上で静かにしているよ シットリと湿っている苔の
上だから静かにしているのかな
昨シーズンより今年は竿絞りが多いよ 昨年もほとんと
リリースしたので それがサイズUPしたのかも
27 28cmを2尾確保で遡上中 リリースで来シーズンもっと
大きくなって
岩苔 岩の表面は ボコボコしていて滑らかではないよ
それで シットリしているのかも
ちょっとした淵から そこが白泡でも居付いているよ
細い流れに ちょっと広い瀬もあり そこが産卵床ポイントかな
山は新緑でも 渓は深緑だよ
のんびり足元に注意しながらの竿出しですよ
その深緑の渓から お腹ポッコリ の岩魚さん
一杯食べてのお腹か それとも 産卵前のお腹かな
このようなチビチャン岩魚はポンポン上がってきます
ここも2尾出てきたよ この細い流れで餌が豊富
なのかな
大岩と深さで直登出来なかったので右斜面を登り
又この淵に下がっての竿出しでした
大岩の下が奥深く岩魚の棲家だな
そこら出て来て ガリガリ と喰い付いてきたよ
暴れ岩魚君 引き込みも派手にグリグリと白泡に
引き込んで行ったよ ゆっくり流れに引き出す
泣きサイズの29cm
顔もやっぱり あばれ君
綺麗な岩苔の落込み そこからの乱れの無い
キレイな斑紋の岩魚君
斜面の岩苔 岩がボコボコしているところに苔が
厚く生えている
細渓の上りがだんだんキツクなる 落ち込みも
高くなり 小滝状態 その壷からの岩魚君
連続小滝で滝壺も連続 この程度の落差だと未だ
岩魚君達は遡上できる程度だな
枝葉も伸びて 徐々にお日様が射し込まなくなって
薄暗い渓となる
倒流木で直登出来ないので岩苔の右斜面をゆっくり注意して
登る 岩苔の岩を登るには表面がぼこぼこしてるので登りやすい
結構遡上しているが まだまだ上に居るんです
階段状の連続落込み 淵も連続して有るので 何所に
立ちこんで竿を振るかと 立ち位置を探すのに一苦労
1ケ所に立ちこんで 2ヶ所に竿出しをする
落ち込みを 2ヶ所 3ケ所と流し落として探っても
喰い付いてくるよ
岩苔の下に振り込み 即 喰い付いて来る
お腹パンパンの岩魚さん 何を食べているのかな
今日1番の デカ 掛かってから暫く振り回された
下に簡単に降りれない淵で 竿を立てながら難儀して
淵に降りて やっとネットキャッチ メジャーで計ったら
31cm 30越えだ
30UPだと 顔も好い顔をしている
今日はこのデカで納竿です まだまだ上には遊んでくれる岩魚達が
大勢居るよ
岩苔の渓でのんびり遊びました
遡行距離は 1.5Km程で ゆっくりと途中岩苔に座って
昼食をし 岩苔を撮りながらの5時間程の遊びでした
渓から上がった斜面の岩も ぼこぼこの岩で岩苔が
びっしり生えています
森は生きている 渓も生きている そして苔を生やす
岩も生きているのだ それを実感できる渓での1日でした
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