6月 1日 源頭の細渓で遊び 最後は熊の食み痕で撤退
本流の流れに沿ってお日様が射し込んで明るい林道を
奥へ 奥へとジムニーを走らせる
平日だけれど山菜採りと思われる軽トラックが2台途中
路肩に止まっていた
おっとっと 崩落だ 大雨豪雨だったから崩れたかな
このように新たに崩落したのが2ヶ所と3年前に崩落して
未改修が1ヶ所と県道なのに3ケ所も崩落したまま なんとか
通ることが出来たが 車幅がちょっと広い普通車では通れ
ないかも
あれれ 今度は何だ 木の根っこ だよ
重くて 転がせないよ そのまま山際に車輪を乗っけて
通過する 通れない時にはローップを掛けてジムニーで
引っ張って寄せるんです、いっざという時の用心に
ワイヤージャッキ(1トン迄可)も積んでいるんです
やっぱり豪雨の後はこんなもんなのだ
この荒れた林道を本流筋から外れて北方向に進む
今日 遊ばしてもらう細い流です 流れがちょっと
激しいかな 白泡が目立ち瀬音以上の流れの音
でも ここに入渓するのではなく 未だしばらく
歩きます
ジムニーを置いたところから30分程林道を歩きます
エアーホーンを鳴らしながら 御日様に照らされて まさに
新緑 広葉樹 雑木林 もう深緑の山だよ
伸びきった 山ウド が目に付きます この辺までは
山菜採りも来なかったのかな
遠くに山並が見えますが 今日は直ぐ目の前の山の谷筋
に降り立って遊びます
林道沿いの杉林 綺麗に間伐されて成長しています
この後 15年〜20年程で建材として伐採するのだろうな
今の時節建設ラッシュのようだ方々で伐採されて運材トラック
が林道を走っている 交差するのにこっちがバックして
避けるんだよ
林道と交差する導水管の細渓に下りる 導水管からの
流れがいつもの倍だな バックの山が深く高いので未だ暫くは
激しい流だろうな 足元に注意して遊ぼう
この細渓がさっき覗いた細渓に交差するので其処まで下り
その交差した流れを本番として釣り上るんです。
渓に下りると 新緑からの空気 これが今の時期だけの
自然の樹幹を霞む風の流れ それを感じながら のんびり
周りを見渡す
下りには竿出し無で下がるつもりだったが 居そうな
淵だよ 留まって居そう 岩魚さんがお出でと呼んで居るよ
餌を降ろしたら ちょっとデカが来たよ
その下の淵からも出たよ 下り竿出し無が本気になっちゃった
3連続の下り淵で 十二分に竿絞りをしてもらったよ
下がってくると年輪を刻んだ太い木々が多く瀬音も
静かに感じられる
登りの渓との交差に到着 やっぱり こっちの渓のほうが
ちょっと広く 流れも想定のとうり雨後の笹濁りがちょっと有りかな
右に釣り上ります でもさっきから気になっているんです 山ウド等
肉厚山菜 草等に熊の食み痕が目立ってきたんです 山菜採りの跡
でもないし エアーオーンを鳴らしてから右に釣り上る
この源頭部の細渓は好い淵が多いんです 毎シーズン
この釣行で楽しみます でも持ち帰りは最低限(2〜3尾)にし
ています 舘の渓としてシーズンに1回の釣行の為に
此処の渓のレギュラーサイズは 24〜25cm 程です
元気すぎて 深く呑まれたので痛くて暴れたのかな
針外しに傷を付けてしまったので頂いて帰ります 27cm
俺たちが居付くのには丁度いい淵が連続してあるので
遡上するにしても上に 上にと居付く淵が在るので ドンドン
遡上するんです 又 こには産卵できる広い瀬も有るんです
右の岩の下から スウーート出て来て喰い付いたよ
狙ったケ所から思いどうりに出て来てくれる岩魚さん達
竿を絞り込まれたまま足元に引き寄せる
これが白泡の中での喰い付きだとアタリを手に感じてからの
合わせになるのだが ここでは岩魚を見つめながらの釣り寄せです
ここからも中硬調の竿で暴れまくる元気な岩魚さん
足元の砂利に引き上げ それでも未だ暴れまくるよ
周りにレンズを向けながら一休み
休んで周りを見ていると 熊の食み痕が目に付いて
来るよ 一休みの気分でなくなる この辺は多いんだよ
小さいカワイイ岩魚君 水の中で針外し そのまま流れ
に戻って行った 来シーズンには又来てくれよ
リリースを繰り返しながら釣り上る
水
ちょっとデカ もうちょっと大きいと絵に成るのだが
カワイイ岩魚さんだよ これから大きくなるサイズだよ
速く放してよ と言っているよ
広い3本の落ち込み 2ヶ所の落ち込み淵から出て来た
2尾 ちょっとデカサイズ もう1尾居るかなとねばってみたが
居ないようだ 上に遡上したかな
この淵の 左右の淀みからも1尾づつ出てきたよ
居るよ 一杯居るよ 昨シーズンもここで遊んでリリース
を繰り返したからだよ
熊の食み痕が多くなって気になりだしたよ
新しいのが有るよ 今朝の食み痕だな やめようかな
用心しほう方が良さそうだ でもこの周辺では食み痕や
糞は良く見かけるのだが姿は見ていないよ
エアーホーーンを持ってからは姿を見ていないんだよ
エアーホーーンて効き目があるようだ
まだまだ 岩魚さんの居る淵は続くんです 魚止めは
まだまだ上流です 今日は此処で止めておこう
淵を眺めながらエアーホーーンを鳴らし 流れの中を
ジャボジャボと上流に向かう
いつもは登らない薮の斜面を林道に向かって登る
今日の最後はちょっと残念だった でも 結構楽しんだよ
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