9月 7日 連続小滝の渓を釣る
今日も暑くなりそう、天気予報では 35℃ 熱暑だよ、
9月だよ もう 秋なんだよな それなのに 何だこの天気は
台風の余波か、でも釣りバカは山に向かうよ、ちょっとは涼しい
かもしれない。
3シーズン程入ってないかな 小滝が連続する渓なんです、
遡行するには難儀するけれども 自然林と連続する小滝、そして
その小滝を繋ぐ渓をのんびりと釣り上るのも楽しみなのです。
入りやすい渓なので4月解禁から雪解けを待って何人かの
釣人は入るんです、なので岩魚の姿はそんなに多くは居ないんです、
竿抜け程度、でも歩きたい渓です。
竿出し入渓ポイント迄けっこう歩くんです、廃林道も草が踏まれて
歩きやすくなっている、山菜道、釣り道 と人は入るからキレイニ
なっている、それに そろそろ舞茸取りが入る頃かな。
杉の造林地も足元は大丈夫、暑い陽も遮られて
気持ちよくのんびりと エアーホーンだけは鳴らします、
ここは熊の棲家であり結構活動もしている模様。
流れが見えてきた、大雨、濁流の痕跡は残っているが
今日の流れ、水量は好いぞ、バックとする山脈は1000m
クラスで連なっているのでその水源は年間をとうして渇水状態
になることもなく岩魚達にも繁殖生育の渓のはず。
流れの縁を細く、足を踏み外さないように気を付けながら
入渓ポイントに向かいます。
1時間程で入渓地点到着 最初の3m程の小滝だよ、熱暑のこの時期に
はもっと高い滝でマイナスイオンたっぷりのシャワーを浴びたいよ、
一休みして 仕掛けの準備、 針 はちょっとデカサイズ用の
尺イワナ10号を 針糸6号でセット デカ狙いで 狭い淵で引き寄
せたいなと。
白泡の滝壺に餌を振り込んだ、しばらくアタリは無く
手前の瀬の方に流れてきてから ガりガリ とキタ、デカそう
腰をカガメテ構えてしまうよ、でも直ぐに足元に寄って来た、
27〜8cmかな、まだまだ もっとデカを待っているよ。
滝を左の苔の淵に足掛けポイントが有るので なんとか最初
の小滝巻でその上の小滝淵を探るがアタリナシ、デカが居そう
な淵なんだが、釣行者に釣られたかな
連続落ち込みの一番下の淵に餌を入れる
レギュラーサイズ が来た。
小滝です、手前の淵と滝壺と2段階です。
手前の淵から餌入れ、 ガリガリと来たのがレギュラーサイズ、
小さい落込みからは小さい岩魚さん、小滝からはデカと思っていたが
なかなか思ったようにはいかないな。
手前の淵からはちょっと小さいな、
滝壺からの岩魚君 お腹ポンポンだ、腹一杯喰っているようだ、
さすが滝壺を棲家としていると一杯喰っているんだ、それでも
針の付いた餌に喰い付いて来るよ、食べれるときに喰うのだ、餌が
流れてきたら食うのだと言っているようだ。
小さいのも居るよ、淵が小さいと出てくる岩魚さんも
小さくなるよ、広い棲家を確保するには 大きく 強くなければ
確保できないよ。、
日陰にちょうど腰掛の岩 小休止です。
流れの中で針外し、もっと大きくなってとリリース。
小さい落込みでも瀬は広く、喰い付いて来た岩魚君も
ちょっとは大きいよ、尾の大きい綺麗な斑紋岩魚です、尾
が大きいからシーズン中にもっと大きくなりそう、どんどん
デカとなって。釣り遊びもデカの方が楽しいからね。
連続小滝の淵から、引きずり寄せたわりには小さかったな
大きさに拘るわけではないが、小さいのからデカ迄繁殖している
渓なので ついついデカ期待となってしまうよ。
狙っていた小滝だよ、 白泡の中で喰い付いて来たよ、
滝壺の白泡で喰い付くのはそんなに無いんだけれども、
餌の落ちて来るのを待っていたのかな。今日の一番でも
28cm、泣きサイズにも足りません。
今日の 納竿予定の小滝、淵は狭い淵だが細く長身岩魚君
ゆっくり遊びました、2時間の小滝釣行でした
帰りは、登って来た小滝を注意しながら下降し、
広葉樹の林、杉造林地の樹幹を、足元の山野草の花を
愛でながらゆっくり のんびりと 下がります、もちろん
熊除けのエアーホーンを鳴らしながら。
ツリフネソウ 綺麗に咲いています 他にもいろんな花が咲いています
木の実だ トチかなミズナラの実かな? それに皮をむいた痕、熊が今
まで此処で食べようとしていたのか、エアーホーン の音で退散したか、
俺が通り過ぎたら 又 きっと 此処に来るだろう、木に登って喰うだろうな、
怖い こわい 早く退散しよう。 低山の場合 トチ コナラ ミズナラ等 どんぐり
の実を動物達は好んで食べるから。ブナの実はここいら辺は標高が低い
ので自生していないので無い。もう秋なんだな。
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