6月 6日 薮廃林道から源頭渓で遊ぶ

  いろいろ用事があったのと天候不順だったりして、暫くぶり
の釣行だな。シーズンに向かう渓でも今日の渓は結構難儀する
渓なんです。
  廃林道が伐採運材道路でちょっと造成されて、昨シーズンより
は奥の方まで入れるようになったよ、ちょっとだけれども歩く距離が
縮んだかな。



   この箇所でジムニーがストップだった、それが落石の岩壁、
大岩が綺麗に寄せられて通れるようになっていた、修復された
画像の下の画像が昨シーズン迄の崩落していた画像。
  ここが通過できるようになった、又 奥まで行けるよ。



  ここの崩れで大変な思いをしたんだ、釣行時の朝は未だ崩れて
いなかったので この奥まで入れたのだ、帰りに最初の崩れが有って
大難儀、大岩をジムニーでロープを掛けて引っ張ったり、バンパーで
押し込んだりしてやっと通過した、その時のジムニーのバンパー、
右ステップの破損等傷を付けてしまった、それでも通れたのだ。
その後に又崩れてまったく通行不能となった。



  途中もジムニーの車幅位に補修されて走り安くなった、
駐車場所は広くゆっくりおけるよ。
  ここからの薮林道が大変なんです、今の時期ならなんとか
難儀しながらでも歩けるのだが、昨シーズンの9月に来た時の
薮漕ぎはあまりにも凄過ぎて撤退したのだった。



  今の時期は未だ足元が見えます、なんとか歩けそう。
ここから下降地点まで40分程歩きます。
もちろん熊除けにエアーホーンを鳴らしながらです。



   壁に未だ雪崩残雪が残っています、枯葉で覆われて
雪の姿は見えません、枯葉をちょっと寄せると真っ白い雪が
見えてきます。



  薮廃林道の両脇には山菜が見えます、山ウドは伸びきって
採りたくなるような出たばかりの若芽は無い状態



  草が伸びて、薮が凄い所もある、草を掻き分けながら前進、
足元が危ないんですよ、岩、石の廃林道だから。



   下降地点までもう直ぐです、空も明るくなってきたぞ。



   下降地点到着、45分程かかったよ、やっぱし藪漕ぎだったな。
石に座り込んで、一休み、いいなこの新緑、このヒンヤリとする風。



   入渓地までの高低差が国土地理院の地図だと80mの
高低差を緩い斜面でゆっくり足元に気を付けて下がる。
途中で渓を覗き込む、流も好さそうだな。



  渓に立ち、早速仕掛けをセット。
  歩き易そうな流れだ、楽しめそう。
源頭でも比較的広い流れでこの後、枝、葉が伸びても渓を
歩く足元迄お日様が射し込みます、、それで岩魚達の姿も見え
て来る時もあるんです。自分の影は岩魚君には見えないように
流れの右に立つか左に立つかを瀬と淵を見極める。



   竿出し無で渓をゆっくりと歩む、居る居る、足元から上流に
向かい走り出すよ。
投目を入れる、即、喰い付いて来た、竿を十分に絞ってくれるよ。
呑み込まれて ちょっと傷を付けてしまった、ごめん と流れに戻す。



  お天気も良くなってきたぞ、青空が見えてきた。
のんびりと遊べるよ。

 

  右の淵か、白泡から引きずり出す、元気だよ、足元に置いても
暴れまくる。カメラに収まりたくないのかも。



  そーーと 淵に寄って行くと
 瀬の右淵で ゆーら ゆーら しているのが見えるよ



  竿を5.3m一杯伸ばして そーーと 餌を入れる、
ゆっくり 喰い付いて来た、喰い付いたが引き込まないよ、
針と糸に気が付いていないんだな、まるっきり警戒心の
無い岩魚君、ゆっくりと引き寄せる、これが源頭を生息域
としている岩魚君の棲息習慣かな?





   倒木の陰から餌を放り込む、即、喰い付いた、
 針糸が 0.6 だがそのままゆっくりと引き抜く。



  鳥の声、瀬音、風に微かに揺れる新緑の葉音、
 最高の渓風景だ、そこで岩魚と遊べるんだよ。

 

   足元の小石の岸に置いたら暴れまくって小石だらけ、
小石をちょっと払って大岩に上げてカメラに入れるがその後は
流れにジャボンと落ちて行った。





  大きい淵で デカを期待した, 右奥で喰い付いて ゆっくりと
引き込んできて竿は絞ってくれたがちょっとサイズは足りないな。





  今日の遡行の渓で一番のポイント、深さもあって 広さも
ある淵、遡行する度にここでデカに逢うことが出来る、今日も
期待するよ、でも上って来たのが ちっちゃいな 、その後は
アタリが無かった、このサイズでここに留まって居たのか。

 
  レギュラーサイズをリリースを繰り返しながらデッカイ淵迄登る



  此処の下の淵から引き寄せた岩魚君が今日の一番、
 ネットで受けたが残念、泣きサイズの29cm、
 顔は好い顔しているよ。



  のんびりと遊んだな、今日はこの辺りで納竿としようか。
 まだまだ 上に居るんだ、奥が深いんです、魚止めまでも登った
 事が無いんです、だから毎シーズンに楽しめるのかな、そうなんだ。
   ここからちょっと下がってから自分で決め込んでいる
 廃林道への登り口が在るんです、上りきるまで途中一休みして
 20分程掛かるよ。

 

  シラネアオイが1輪だけれども咲いています、周辺斜面
がシラネアオイの群生地のようです、全部咲いたら凄い渓風景だな。
山野草と山菜を眺めながら急斜面の登坂です。

 

  廃林道を1時間ほど下りジムニーに到着、ご苦労様でした
 渓の遡行距離は大した事は無いのだが、廃林道の往復距離
 だよ。

 




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