5月 8日  伐採の細渓 源頭魚止めかな

     朝からよく晴れたよ、やっぱり山に向かう釣りバカ。
     途中崩落の廃林道から峰づたいに伸びている伐採林道
     に入る、周辺は伐採後植林が進み意外と管理
     されている山並みのようです

  

     走っている林道の向かい、山桜が満開、白からピンクと
     山全体が春の桜山だよ。
     どんどんデコボコの林道を進むと桜の木も無くなり広葉樹の
     芽吹きの山と化す。

  

      林道に入って40分程で 今日の入渓地と目論んだ
      近くまで来た、下を覗いても枝葉で流れが見えないよ、
      流れを見定めないで下降入渓となるかな。

  

      細い林道で ちょっと広い個所を探しジムニーを止める。
      エアーホーンを十二分に鳴らしてから入渓準備だ。

  

     下を覗くと流れが見えてきた、瀬音も心地よく聴こえ
     て来るぞ。、

  

     斜面を下ると 立派な橋が有るんです、幅も十分で
     鉄パイプの手すり、でも橋の前後の道はまるっきり
     姿が見えず。相当以前には山越えして郡境越えの
     道路だったのかも。
     その橋を渡り直ぐ近くの連滝を巻いて入渓です。
     入渓地の標高が 約 220m 此処からの遡行
     渓登りです。
     釣行前にエアーホーンをもう一度ならし熊を遠避ける。

   

  

     好い流れだよ、水量も好いし淵の深さも保たれていそう
     仕掛けをセットして ここからスタート。

  

  

     ウーーロ ウーーロ 流れに姿が見るよ、その見える
    姿、影の上にソーート針付餌を下ろす、スウーと寄って
    きて喰えたら グリグリと引きずり込んで行く、足元に引
    き寄せる、今日の一番 サイズもマーーマーーサイズ、
    楽しめそうだな。

  

  

      次の淵も好い淵だな、居るぞと餌を下ろす、
      最初の岩魚君よりちょっとデカ、重く引き寄せる。

  

  

     淵、落ち込み毎に棲みついているよ、
     細いけれど体長はある。
     此処の落ち込みは左側に斜め斜面の流れがあって
     そこから上に遡上できそう。

  

  

     落ち込みの下は狭いので上の淵に餌を放り込む、
     きたあーー 上に引っ張っていくよ、デッカイゾ、ネット
     を構えて落ち込みの下に無理やり引き下ろしネットで
     受ける。
     まるまると太っている岩魚君、残念30に行かず泣き
     サイズの 29cm でした、30UPと期待したのに。


  

  

      次も好いサイズ、十二分に竿絞りをしてくれたよ。

  

  

    此処からが今日の本番コースです。
    流れが左右に分かれて右のコースに遡行します、6年前に
    伐採された山並み、奥深くまでキレイニ伐採されている、
    伐採と運材で周辺の渓迄グシャグシャ状態で山釣りなんか
    出来そうもないくらい荒れ果てた山でした。伐採運材が終り
    静かになり、明るくなりすぎた山脈で誰も釣人は入らなくなり
    4.5年経った今日のこの山渓、入ってみようとの思いで
    登って来たのだ。
    再出発です。

  

      最初は緩い流れで浅い瀬です、レギュラーサイズですが
      喰い付いて来た、居るんだ、渓として再生しているかも。

  

    斜面 一面に エンレイソウ これから咲くんだな、
    水気が有って、日が当たり斜面が山野草のお花畑
    になりそう、でも 植林された木々が成長すると又、
    ウッスラとした暗い樹林帯に生るのかも。

        

  

     居るよ、落込み、淵毎に確実に餌を待って居る様に
     喰らい付いて来るよ、完全に再生している、2.3年
     クラスが生息している、と言うことはその間に釣人は
     入って居なかったことかな、いやあ 未だ分からんよ
     リリース派の釣人だったんだな。

  

  

     火山、造山の山だったのかな、岩が溶岩によって
     大きく固まっているよ、それが落込み、淵を形ず
     くっている。その淵から出てきて、針外しをしたら
     暴れまくって画像に収まりにくいよ。

  

  

      狭い、ピンポイントの落込み狙い、
      そこで まっていたのが 体色が真っ黒く まだ抜けきらない
      冬の岩魚さん かな。

  

  

     ちょっと広い落ち込み淵、デカを期待したのに ちょっと
     足りなかったか、釣バカの欲タカレ

  

  

     ユーラ ユーラ しているのが見えるんです、手前の岩淵に
     2尾、中の倒木奥に1尾。手前の1尾Aをソーート引き上げ
     てから、次に倒木奥のを2尾目@を引き上げる、手前の1尾
     B姿は下に見えるんです、でも喰ってこない。
     こっちも シツッコイくらい頑張ったが全然無視状態だ、
     諦める、3尾目は岩魚さんの勝ちだ、でも一番大きかった
     ようだ。

  

  

      全ての落込み、淵から出てきてくれたのに空の落
      ち込みが出てきたぞ、そろそろ魚止めが近いのかな、
      画像も取らないでポンポンリリースの岩魚さんも多く
      居たのでけっこう忙しい渓だよ。

  

  

     流れも細くなったな、でもバックの山の標高は 700m越
     えなので年間枯れることなく岩魚の棲息には支障ない水量で
     成長するだろう。
     上の岩は溶岩硫岩石だろう、こうゆうのがゴロゴロしている。

  

      流れは細くなってきた、でも未だ居そうだよ、
      もうちょっと探ってみよう。

  

      落ち込みが形ずくっていると居るんだな、
      餌を確保できそうな位広いと棲息しているよ。

  

  

    ホーーラ デカだぞ、ネット無で引き寄せる、やっぱり これで
    最後だった、デッカイ岩魚君で今日の竿納めをさせてもらった。
    楽しみました ありがとう。

  

    広く、明るい山釣りの渓、自分が入渓する渓でも
    珍しい渓模様だよ。

  

     此処での標高が 330m  
     120mの遡行 釣り登りでした

   

     下りは伐採運材道路跡地を下るので ラクチンです。

  

     遡行と下りでジムニーに戻って 3.1Km  
     大した釣り遊びでもなかったか、でも楽しんだよ。

    




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