5月 7日 なんとか本流渡渉、源頭までの釣行は無理だった
3日に渡渉出来なくて里の渓に向かった、その本流に今
日も渡れないかなと来て見た。
前よりは流れが緩くはなっているが ちょっと濁流、下りの
流れに沿って斜めに渡ろうか、足が長されないように。
なんとか渡ったよ、支流を見てもやっぱり白泡の流れだ、
岩魚さんの居付く場所、隠れ場所が確保されているかな
それと、餌を放り込むポイントが有るかな、まーー竿を
だしてみるかな。
斜面を眺めると、芽が出てきた 葉っぱが出てきた
まさに新緑だ。熊も木に登りそう 出たばっかりの柔ら
かい葉っぱを食べるんだよ、木の上も注意しよう。
だいぶ登ったな 孫支流を2本程跨いで来たら流れが
ちょっとは良くなったか、落ち込み、淵が それらしくなっ
てきたぞ、これなら出てきそう。
出たきたぞう、竿絞りサイズだよ、満足 満足、
此れくらいのサイズが揃ってくれればいいけれど
渕の周りで流れが渦巻いている箇所に錘を重くして
餌を沈める、流れる前に喰らい付いて来るよ、何でも
喰い付いて来るのが岩魚君だから、餌が流れ出すと
追いかけて食する。
折り重なった流倒木も苔が生えると絵になるよ、
岩魚獲りと画像撮りの二刀流かな。
絶好のポイントです、デカ狙いです。
残念、泣きサイズにも足らなかった。
今度も広い淵だったので狙ったが、なんだこのアタリ、
コツコツと山女魚のアタリ、やっぱし山女魚、なんで
此処まで山女魚が遡上しているのだ、本流に戻ってよと
流れに戻す。
やっぱり濁流に近い白泡の流、流れの広さも 通常の
倍の流れだ
又 来たよ、山女魚さん、なんでこんな上流に山女魚が
棲息しているのだ、本流の釣人を楽しませてやってよ。
雪崩跡、残雪が目に入ってきた、斜面一面が厚く残っている;
その上を枯葉が覆っているので気が付かない時もある。
この雪が無くならないうちは雪代濁流は無くならないな。
濁流から山女魚、ここは山女魚の巣になってしまったのか。
またまた、山女魚、もうーーいいよ、昨シーズンまでは
こんなことはなかったのに、集団で支流に遡上して来たら
集団で本流に戻ってよ。
おおーー岩魚のアタリ ぐーーと引っ張り込んで行くよ、
これが岩魚の引き込みだよ、合わせの必要は無し、
ゆっくり引き寄せればいいだけ、針は上顎に掛かっ
ているよ
連続して山女魚さんが来たもんだから 自分は山女魚
釣りに来たのかも と思い込んだよ、
岩魚釣りに来たのだよ
竿は岩魚竿、針も9号岩魚針、餌は岩魚用のブドウ虫、
それに応えて デカ岩魚、お腹プックラ 何を喰っている
のかな、これだけ喰ったら早く大きくなりそう、来シーズン
には尺UPでもう一度来てくれと 尾を小さく切り込んで
印をつけてから流れに戻す。
久しぶりに御日様も照って気持ちよく遊べますよ、
それでも 熊さんだけは注意しながらエアーホーンを
釣行時には半音くらいの音色で鳴らす、熊鈴は賑やかに
音を出しています。
アタリも引き込みも無で竿を立てたら掛かっていた
岩魚君、竿を立てたときにタイミング良く喰い付いて
釣りバカを楽しませてくれたんだ。
全然抵抗もなく寄って来たレギュラーサイズ。
今日一番のデカかな? でも泣きサイズの 29cm
まーー レギュラーサイズだな。
30UP、来ないかな、量よりデカ、来ないかな?
途中の淵を見ないふりをしてちょっと深い淵に探りを
入れる、ヤッパリ足りないか。
来シーズンにはほとんとが30越えだな、次に来た釣バカ
が持ち帰らなければいいが。
次のこの淵がカラッポだったので 此処で納竿とする、
2時間のノンビリ釣行でした。
新緑のブナも混生の広葉樹林帯、本当に気持ちが休まる、
帰りの渡渉の場所選びに広く瀬が浅く流れが
ちょうっとでも緩いだろうと思える場所を選んで
渡る、何とか渡れた。
釣り場の主峰( 太平山 1170m )には未だ残雪が
有るよ、あの遠い雪が無くならないと雪代濁流は治まら
ないか、未だ暫くかかりそうだな。
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