4月 7日 岩魚の渓が山女魚の渓に様変わり ?

   解禁から天候不順、今日の山脈も5日、6日にちょっと降った雪で
   白くなっているよ。
   廃林道の積雪もあるのかな、ちょっとはあっても入り込めるだろうと
   入渓地に向かう。

 

   雪厚でストップを喰らうのが今の時期なのに、何だこれは
   崩落だ、石を寄せたら通れそうだが 逆に林道の左側が崩れそう、
   未だしばらく歩かなければならないが雪もないし歩くかな。

 

   今シーズンは4足目のウエーテングシューズを履き、フェッシングベスト
   のポケットには釣り道具、用品を入れて、腰には熊対策用品を下げる。
   廃林道から下の流れを眺めながらゆっくり歩く、小雪が降ったので
   水温が心配だな。

 

 

   やっぱり、水温がちょっと低いよ 5.5℃ では動きがちょっと
   鈍いかも、時々き曇り空から晴天でお日様が射し込むが水温が
   上がる程ではなさそうだ。

 

 

    そろそろ渓に下りようかな、廃林道から降りるほどでもないが、
    歩きながら竿に仕掛けをセットして渓に下りる。

 

    流、水量は好いかな、淵、淀みの深さも確保されている、岩魚の
    隠れる岩陰もあるから、ポイントとしても狙いやすい。

    今日の1投目
    カリカリ、クリクリ ときた、山女魚のアタリだな。
    軽く合わせる、やっぱり山女魚だった、針掛かりしたら水中でユラ ユラ
    しているのが見える、ゆっくり引き寄せる。

 

    ホーー デカ山女魚、でも残念だけれども山女魚に逢いに来たわけ
    ではないよ。 注意して針ハズシして同じ淵に戻す。暫らく放したと
    ころに留まってからゆっくり淵に戻って行った。

 

 

    又、山女魚クンのアタリ、引き寄せて画像を撮って淵に戻す。
    此処の渓もスタートは山女魚だが、もっと下の方なのだ、
    山女魚達が自分の生息域を上流、上流と遡上して来たのかな。

 

 

    岩魚が来たーー、ちぃっちゃいな、でも尾が大きいから、この
    岩魚君はデッカクなるぞ、2シーズン後に又来てくれよ、きっと
    30UPになっているよ。

 

 

    又、山女魚のアタリ、なんだこの渓が山女魚域になったみたい、
    此処の渓の下に、禁漁区の設定した支流渓があるのだがそこの入り
    口放流された山女魚が此処に遡上して来たのかな、
    ここは岩魚の渓なのだ、何年もここで岩魚と遊んできたのに。

 

    リリースを繰り返して遡行、ますます山女魚の渓になっているよ。

 

 

     つぎも、山女魚、山女魚でもいいんですよ、この渓に棲家を
     確保して これから繁殖していくのだろうから。

 

 

 

   次も、つぎも山女魚、

 

 

     そろそろ岩魚さんを見たいよ。

 

     渓相は好いのだが、里の渓では最高の岩魚の渓だった、
     なんで 山女魚の渓になったのだ。

 

    リリースを繰り返しながらだと ますます山女魚の渓となるんだ

 

 

    オオーーオオ 来たぞ 岩魚さんだ、岩魚を忘れかけていたよ、
    アタリはやっぱし岩魚のアタリ  グリ グリ グリ と全力で
    引き込むのだ、 10本程の山女魚のリリースを繰り返しての
    岩魚君だ、 諦めて竿をタタムところだったよ。

 

 

   ホーーラ 又 岩魚だよ、やっと岩魚域に到着したかな、
   諦めないでよかった。 岩魚の取り込みを楽しむのだよ。

 

 

    次は チッチャイの 9号岩魚針に好く喰い付くよ、
    大食いの岩魚達だもの
    来シーズンには好いサイズになっていてくれよ。

 

 

    ちょっとは好いサイズ、でも まだまだ でもこの淵では
    こんなものかな、

 

 

   連続した好い淵だぞ、最初に手前の広い淵の岩下狙いで
   探るが さっぱえい音沙汰なし。じゅあーその上の淵に餌を
   投げ込む。
   投げ込んだ瞬間に 大した広くもない淵なのに グイ グイ と
   引き込むよ、これはちょっとデカイよと構える、ゆっくり中硬調を
   立てる、でも寄ってこない 竿がシナルだけ。それでも糸は大丈夫だ、
   今日は道糸に 1号糸、 に 0.8号針糸なので竿をしならせながら
   下の淵に引きずり下ろした。

 

    ほーー デッカイゾ  30越えかなとメジャーを当てる、
    ジャスト 30 cm   30UP迄はいかなかったか、
    でも、山女魚に振り回されていたので 快感、気持ち好い
    シーズン最初の 30 だ。
    手に持った感触も最高。

 

 

 

   此処まで登ってきたら岩魚域かな、小さいけれど岩魚だよ。

 

 

    昨日降った雪が斜面を白く染めている

 

    岩魚の渓だよ、来シーズンまではちょっと大きくなって
    岩魚バカを喜ばして。

 

 

    あれ、なんだよ、又山女魚かよ
    山女魚域はもうないはずなのに、岩魚バカの勝手な思いか。

 

 

    山女魚を又、流れにポンポンとリリースしながら岩魚を探す

 

    やっぱり 山女魚の渓になってしまったのかな、残念だな。
    歩きやすい岩魚の渓だったのに。

 

    岩魚出てこい、出てこいと探るが山女魚のアタリ

 

   今日の最後の山女魚達 3尾

 

 

 

   最後は岩魚を期待したのだが、山女魚ばっかり ヒョイ ヒョイと喰い付いて来るよ。

 

    渕を見るが 山女魚が掛かって来るだろうと針は振り込まない。

 

    そろそろ渓の終盤だな、里山の低い山渓なので遡行も大して
    難儀しないで遊べる渓だった、来シーズンはどうしよう、確かめに
    きてみるかな。

 

    渓から上がり廃林道を下る、ケッコウな雪厚。
    ゆっくり のんびり 下る。


 

    30cm デカ 1本 今日の持ち帰り この 1尾 頂いて来ました。

    それにしても 山女魚が多かった、竿絞りだけは満足さしてもらい
    ました。



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