4月 4日 まるっきり雪の無い里の渓で遊ぶ
今日は 雪の無い里の渓から のんびり遊べそうな山を選んだ、
秋田市からはちょっと遠いけれどもジムニーを走らせる。
なんにも雪が無いよ、雪崩の跡も無い、これなら活けそうだな。
此処に来た時の駐車場所、他の車は来てないようだ。
緩い斜面を渓に下りる。
流れも好いぞ、水温も問題ないよ、岩魚が居たら活発に
動いている流れだ。
岩苔の渓なんです、バックの山もそんない高くはなく、奥が深い
ので流れが枯れることも無く岩魚が繁殖しているのかも。
最初の落ち込みからちょっとデカが元気に喰い付いて来た、
いきなりグリグリと引き込んできたよ、最初に軽いアタリがカリカリと
来るのに、めったにこんなことはないよ、引き寄せたらけっこうデカ。
好い顔をしているよ。もうちょっと大きくなると又魚相、面構えが
変わってくるよ。早く流れに戻してよと言っている目だな、
分かったよ。
渓全体が緑色ぽっく見える岩苔、この岩苔で水中昆虫が多いのかも、
岩魚が育っているのかな。
次に来たのはレギュラーサイズ。
もっと大きくなってよと傷を付けないように針外ししてリリース。
岩苔に積み重なった枯葉、そこえ静かな瀬音、お空には青空、
今日は本当にのんびりとした釣行、足元だけは気をつけて。
瀬の流れに餌を流し、そのまゝ小さい落込みまで行ったら来る
だろうなと流す 直ぐに すうーー と流れのまま下に引 いて
行った レギュラーサイズの岩魚さん。
苔岩の下に引きずり込んだ岩魚君、ゆっくりと引き出す、
けっこう良いサイズ、狭い淵だが中硬調の絞りを楽しめる
サイズだな、楽しませてもらったよ。
落ち込み毎に出てくる岩魚君達をリリースしながらのんびり遡行する。
岩が大きいので登るのに難儀するよ、直登出来そうもない連続する大岩
個所は無理しないで斜面を登り巻く。
チビチャンも出て来るよ、活発に動いている。
今の時期には珍しくお腹がパンパン状態、何を食べているのだろう、
ブドー虫なら食べさせてあげるのに。
大岩のてっぺん迄苔が生えている。
好い眺めです、ほうとうに 絵 になるよ、岩魚遊びだけではなく
写真撮りにも訪れたい渓です。
岩の下の隠れ場所が有るから居付いて繁殖しているのかな、
こうゆう渓を大事にしたいな。
シーズンに入渓する釣人も大事にしてもらいたい、来シーズンも
遊べるよ。
ピンポイントで餌を下ろす、まるで岩魚が口をあけているところに
餌を下ろすみたい、狭い淵です、そんな所にも居付いているんだな。
よいっしょ よいっしょ と四つん這いで攀じ登るような岩場だよ
攀じ登るとこんな淵が現れるので足の踏み場を探しながら登るよ、
左右の落ち込みの岩下から出てきたよ、それぞれの棲家を確保
している岩魚達なのだ。
デカが居そうな岩下を狙う、ちょっとはデカかな、未だ足りないかな。
次の淵からの方が大きいよ、お腹一杯に食べてフックラしている、
速く放してと 言っているデッカイ目だよ。
広い淵でも1尾しか居ないよ、食糧確保で自分の棲家を
確保しているんだな。
だいぶ登って来たな、峰が見えてきたよ、
岩魚さんはまだまだ上に居るようだ、。
楽しめる範囲は広く、一日充分に遊べるぞ。
ここも四つん這いで登ったヶ所、シャッターを切りながら
コース選択する。1歩、1歩 足を着く箇所を探す、
一番安全なコース選びをする。
中硬調 5.3mを引出し 3段上の淵に振り込む、その3段目で
喰い付いて来たよ。 ガッチリと引っ掛けて 2段目 1段目と
引き下ろす、ガリガリと引き込まれたが 0.6号ハリスを切られ
ないで降りてきてくれた。取り込みを楽しませてもらいました。
流れが見えない状態で大岩超しに餌おろし、こんなの初めてだ
アタリは有ったが掛からなかった、残念。
そろそろ終わりにしようかな、十二分に楽しませてもらったよ、
でも最後の淵が目の前だよ、餌を下ろすよ。
今日最後の岩魚さん。
いっぱい遊んでもらったな、大き目の2尾だけ頂いて来ました。
良い眺め、岩魚の棲めそうな渓、遡行にはちょっと難義。
斜面に散策路らしい通路があるよ、木で通路が作られている。
ジムニーに戻って 3.6Km 大岩、崖状態の渓を登っての
遡行距離、距離のわりにはクタビレタな。
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