4月30日 舘の渓迄入れたぞ、そこで好い想い
雪消えの廃林道
、
その後が大変だ 崩落斜面からの
割れた岩石、それをキレイに寄せて通過、そのままを
通過すると鋭く割れた岩石にジムニーのタイヤがバースト
して動けなくなってしまう、スペアタイヤは積んでいるが
大変な事に成るよ。一度体感しているから。
次が、巨木倒木の林道塞ぎ、この切り込みも大変だ、
でも のんびり ゆっくり切り込んだよ、無事通過。
此処でストップ、未だ消えていない雪崩跡では無理だ、
スコップではかき切れないよ、此処から歩きだな。
くすんでいた空もだいぶ明るくなってきた。
釣行用具、熊対策用具を腰と肩から下げてスタートだ。
芽吹き前の樹幹を眺めながらゆっくりと散策だな。
崩落、決壊の廃林道
これから芽吹きの季節の広葉樹林帯、だいぶ登って
来たのでブナの木も目立ってきた
あれれ、上の方の倒木の根元、熊穴みたいなのが
見えるぞ、ズームで引いて見るか。、
。
やっぱり 熊穴のよう、中には居ないようだ、もし居たら
小熊がうろうろしているだろう、でも周辺に居るだろうな、
エアーホーンを強く強く鳴らす。
堰堤2ヶ所、滝1ケ所を巻いて入渓下降を目指す、
流れはちょっと水量が多いようだ、未だ雪解けがある
からかな、まあー良いだろう、瀬音はちょっと音高く
聴こえる。
入渓下降地点到着 歩き始めてから 54分程歩いた、
座り込んで周りの景色を眺めながらちょっと一休み、
これから入る渓の頂きは残雪で白いよ、この融雪が午後に
濁りの流れになって来たのだな
入渓、半月ぶりに流れに足を下ろす、空は未だウッスラと
しているが 気持ち好い。
早速、岩魚に逢うための仕掛けを中硬調竿にセットする。
即、喰い付いて来たよ、こっちが竿を構える前にだよ、
口元に餌が落ちたのかな、サイズも好いよ、でも尾が
傷だらけで痛んでいるn、昨秋の産卵床作りでの傷、痛み
かな。尾を治してほしいよと流れの戻す。
渕でもない流れの深い瀬に ウロウロしている姿、その
流れに餌を流すと又即、喰い付いて来た、皆お腹が減って
いるのだな、それでなくとも岩魚は貧食なのに。
好い顔をしているよ、放してよ と言っているような目つきだ、
分かったよ、画像を撮ったら流れに戻すよ。
ちょっと広さの有る淵、2尾くらい出るのかなと1尾目を
静かに引き抜くが 2尾目は居なかったのか隠れたのか。
のんびりと遡行するには丁度いい流、流れの中を歩か
なくとも淵のポイントに餌を下ろせるのだ。
広く見通しが効くが時々エアーホーンを中程度の音量で
鳴らす、これも安心して岩魚と遊ぶためです。
此処の淵で、2尾が左右の流れに乗って ユーーラ
ユウーラしていたよ、手前を先にゆっくり引き抜いてから
左岸側の1尾を針掛させる、何時もは1尾引き抜いたら
2尾目は隠れるんだけれども今回は来たよ、2尾とも
サイズは今一だったが。
小さめの淵は飛ばしながら、デカ狙いでの遡行。
やっぱり 渕が広いと ちょっとはデカが出て来るんですよ、
25〜26cmくらいかな、この岩魚君を頂いて来ました。
よほど登って来たな 岩魚さんも大きくなってきたよ、
中硬調の竿も十二分に絞ってくれるし、楽しいよ。
落込み口から ズウーット流して来て竿を上げようとしたら
瀬尻でジャッボ と喰い付いて来たデカ、姿は見えなかった
のに。
空は晴れて、青空が見えてきた、渓、山が気持ち良く
なってきたぞ
登れば登る程に岩魚さん達が出て来るよ、
雪の上で暴れてジットしてくれないよ、全身画像が
無いまま流れに戻って行ったよ。
これもデッカイよ、 よいっしょ と引き上げた、
泣きサイズよりちょっと足らないかも。
これもデカだよ、全身画像が無くとも顔付きが好くなるんです、
目が大きくなり、鰭の白色部分が よりハッキリしてくるんです。
もっとデカが来るかなと構えたが、残念、どんどんデカく
なってきたのにちょっと小さいな、淵に戻ってもらうよ。。
やっと引き寄せサイズ、ネット無で岸に引き寄せる、
メジャーを当てる、ジットしていて、31cm ホーーオ
今日の1番だ31cmだよ 30UPだ 嬉しいよ。
どーーだ やっぱし好い面しているよ、持ち帰りさせ
てください。
岸も流倒木で歩きにくくなってきたぞ、無理をしないで
足の着ける場所を探しながら攀じ登るしかないな
転んだら 手に持っている竿を傷めるし、怪我をするよ、
ゆっくり ゆっくり。
流倒木の隙間から1尾上って来た、そのまま流れに戻す。
深く、広い 良い落込み、デカを見込んだが、レギュラーサイズ、
残念でした、思いどうりにはいかないね。
暑くなってきたぞ、渓もガスッテぼんやりして来た
あらら、流がおかしいぞ、濁って来た、足元も見えなくなるくらいだ、
そーーか 急に暑くなってきたので峰の雪解けだな。
温度計を出してみたら、なんと 22℃ 今時の渓で 22℃ とは
驚きだ。
早く下がらないと危ないな、足元が見えないと渓を下がったり、渡渉
しながらの下りだから、でも陸を歩けるヶ所は出来るだけ陸を歩こう。
竿をタタミ、急いで下山だよ、今日の釣行にこんなことは予想も
しなかった。
岸を歩けるヶ所を選んで残雪を踏みながら下がる。
キクサキイチゲの群生地、
急いでいても足を止めてしまうよ、白い花から ブルーの花まで
賑やかに鮮やかに咲いています。
これから 各種山野草はますます賑やかに咲き誇られるよ。
下りに 30分程で下降地点に到着、其処から更に30分
歩いてジムニーに着いた、14時10分。
釣行はのんびりと遡行していたが、下りはちょっと慌てたな。
8385歩 6.2Km 。魚止めまで登ると更に 2Km程追加
歩行だったかな
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