8月 4日 ひさしぶりの山行、酷暑でも山は気持ち好い
梅雨があけでさらに熱くなり、酷暑、猛暑の毎日がつづいています。
1ヶ月半以上のお休みをしました、山はやっぱり涼しいよ、里は熱中症
注意報が出ているのに、ジムニーで走るのにエアコンは掛けないで窓を
開けると山、谷を渡るヒンヤリとした風が感じられる。
林道(県道)を走り今日の入渓予定に向かうが伐採道路の工事中,
大型重機が行き先を塞いでいる、作業の人も居なく、これでは通り抜けは
できそうもない、他の渓に変更とする。
県道の崩落個所、仮の工事で通過だけは出来るようだ。
入渓地到着、今日のコースは、ジムニーを駐車して、即入渓です。
しばらく雨が降らなくて渇水状態、流れが細く、淵、淀みがとに
かく浅い。5月、6月の大雨での渓の壁が崩落しているのは随所
に見られる、
その浅い流れにちょっと広く、淵のように見えるヶ所にユーーラ
ユーーラしているのが見える。
1尾だけ喰い付いて来た、あとの2尾は隠れたか見えなくなった、
デカが居そうな淵、即、喰い付いて来た、足元に引き寄せる、
見込んでいたようなちょっとデカ、
渓のゴミ、林鉄の残骸が大雨後には必ず渓にずり落ちて来る、
林道も林鉄も渓沿いに造られ伐採と杉の植林が行われたようだ
そのゴミの下からの細いが体長サイズはデカサイズが竿を絞って
くれた。
流れの中からも小さいのがちゃぽちゃぽと出てくる、
餌を流さないでじゃぼじゃぼと歩くと足元からチョロ チョロと逃げ出す
チビ岩魚もいる。淵らしい箇所には必ずデカが棲家を確保して居る
浅く広く緩やかな流れからも、岩で塞き止められたようなケ所
からはやっぱしちょっとデカが喰い付いて来る、でも水流が浅く、
掛かってから竿を絞り込むことが出来ないのだ、足下に引き寄せ
るだけ。
右から細くちょろちょろだけれども爽やかに落ちる滝風景、
足を流れに浸し、深緑と滝の飛沫を浴びて深呼吸を呼び込む
渓風景だ。
30UPが絶対出て来るぞと構えて餌を入れ込む、ガリガリと
喰い付いて来た、来たぞ と構える。でもちょっと足りなかったかな。
今日、2本目の着色岩魚、黄金岩魚かな、でも30UPでは
着色岩魚は見ることがないから体色、斑紋の色合いは成長により
変わるかもしれないな。
竿をたたみ、堰堤を左から巻く。
堰堤の上、距離はちょっとだけだが今日の本番コース。
デカサイズが期待できるコースです。
ネットを出しやすいように準備する。堰堤上の1本目、
ちょっとデカを引き寄せる
渓がちょっとは源頭らしくなってきた、そこで棲家を得た岩魚は
餌の確保も多くなり成長するのかも、釣バカも30UPを期待する。
大きい淵だぞ、デカを引っ張り出すぞ、餌もブドウムシ2本を房掛け
1本目を流れの左に入れる。即、ガリガリと来た。
引き抜くことは無理だ、狙ったとうりのデカだな、ゆっくり引き寄、
ネットで受ける。
31cm、やっと来た30UP、これを引き寄せたくてここまで
来たのだ。
やぱり堰堤の上はデカが揃っている、竿を絞られるほどの水流は
無いが引き寄せで十二分に楽しませてくれる。
岸に置いて撮影できるポイントが無く、手でガッチリと握っての
画像撮り、泣きサイズ。
今日の最後の滝、フォトブック『山釣りの詩U』の表紙画像の滝。
その画像には流倒木がアクセントとなっているが今日はそれが
もう流れてしまってなかったな。
その滝壺からのデカ、残念ながら 泣きサイズの29cmでした。
泣きサイズで納竿です。
気持ちの好いブナ混成林迄登ってきた、お陽様が射し込むよう
なのは未だこれから枝、葉が伸びて陽の光を遮ってもっとヒンヤリ
する森となる。
遡行中、休憩で1回鳴らして 今時の熊回避の山釣り、
最初はエアーホーンの響きで岩魚にも聞こえて針掛かりし
なくなるのではと思ったが釣果に影響しないようだ。
熊鈴はチャランチリンと鳴っています。
熊よ 来るな、来るな、こねでけれ。
2018山釣り釣行記 もくじ にもどる