6月 3日 里は猛暑、ひんやりの山で岩魚と遊ぶ

    久しぶりの山行、里は異常気象の様な猛暑となるようだ。
  今日のコースは歩きがけっこうあります、ジムニーから入渓地点まで
  廃林道を2Km登る。山菜採りも熊騒動で入る人が少なくなったのか
  廃林道も廃林道のままで草、木で覆われて掻き分けながら、それに
  セフテーエアーホーンを鳴らしながら歩く。

 

  入渓する沢の上流部の山腹をズームで引っ張ると新緑から深緑
  状態だな、枝、葉が伸びてすでに陽光が遮られて森も薄暗くなっ
  てきたかも。

 

   細い支流を覗くと残雪雪崩によるスノーブリッジが雪も厚く
   未だ暫くはもちそう。

 

  廃林道から60m程下降して入渓、本流とはいえ源頭部で細いよ。
  上流方向    ここからの熊対策は蚊取り線香と熊鈴だよ。
 

   下流方向   流れは穏やかだが 4〜5日前の集中豪雨の
   影響があるのかな。
 

 

   1投目を入れる、 岩魚の縄張りの淵、その縄張りを主張す
   るちょっとデカが喰い付いて来た、ゆっくり足元に引き寄せる。

 

 

   ゆっくり、のんびりと踏み石を選び遡行する、大雨濁流の後
   なので浮石も在るので注意、注意。
   2投目の淵からは暴れたけれど体長はあるが細いよ、食が
   不足したな。

 

   我々釣人が、入渓箇所で石をひっくり返して採る水生昆虫
   (カワゲラ等)が少なかったかな、落下昆虫(ブナムシ等)は
   未だだろうし。でも岩魚ってなんでも喰らう、カエル、ネズミ、
   サンショウウオ 何でも、共食いもするぞ。
   (2016.6.14.共食い画像あり)。

 

   深く飲まれて傷を付けてしまった、持ち帰りです、淵が広かった
   のでもっとデカいのが来るかなと期待したのだが。釣りバカの
   欲張りです。

 

 

   入渓した時にはちょっとヒンヤリしていた渓もお日様が射し込んで
   来たのでホンワカしてきたぞ、今日は夏の渓になるのかな。
   中硬調を絞ってくれたがリリースサイズ。

 

 

  渕の下でユラユラと見えていた、そこえ どうぞと針付餌を入れる、
  飛び付く様にして喰い付いた。

 

 

   1年、2年魚をリリースしながらの遡行、4月、5月にやっぱり
   釣りバカが入って楽しんだようだな、、デカも結構来るよ、これら
   も残してくれたのかな、じゅあ、俺も残すかリリースだ。

 

 

   薮沢も好いが、ちょっと広いと気持ちが好いな、ゆっくりと竿を
   振り回せるから引あげ、引き寄せを十二分に楽しめるよ。

 

   3年ほど前に、この淵から尺物を引き寄せたな、今日のはそこ
   までは足りなかったようだ、尾は大きいから今シーズン中に
   デカサイズ間違いないな。

 

 

   ホオーン重かったよ、メタボデカ、サイズは泣きサイズ。
   今日の1番かな、授かりものです。

 

 

  次も、メタボサイズ、体長は足りないが中硬調を目一杯絞って
  くれた。

 

 

   又、傷を付けてしまった、小さいと最初の引きが弱いのでつい
   つい遅合わせになってしまうので飲み込まれてしまうよ、ごめん
   ねと言いながら流れに戻す。

 

 

   ゆらゆらしているのが見えるよ、3尾見える、
   1本目、流れの下に餌を入れて喰い付かせる。

 

   一本が釣り上ったら残りの影が見えなくなった、上から流すと
   又、即、喰い付いて来たよ、まったく警戒心が無いのかな、
   喰うことに夢中になっているんだな、成長のためかな。

 

 

   デカが揃ってきた、先に入渓した釣人はこの辺で廃林道に上が
   ったのかな、サイズUPだ。

 

 

   又、ユーラ ユーラしているのが見える、大勢の家族かな、
   下から餌入れだ、1本目、即、喰い付いて来た。

 

   2本目も警戒心無で喰い付いて来た、でもちょっとじゃぼじゃぼ
   し過ぎた、そのせいか3本目はからは来なくなった、いくら警戒心
   が無いと言っても2本で終わりだよ。

 

 

   岩魚君達に十二分に遊ばしてもらったのでこの辺で納竿かな。
   一休みしてから廃林道えの攀じ登りコースです。
   セフテーシグナルハンドエアーホーン高らかに、これから登る
   斜面から廃林道まで響く様に強く高音で鳴らす。

 

       斜面を登坂中にサンカヨウに逢う。
   サンカヨウ  山のハスなので山荷葉と言うのだそうです
           舘が釣行する渓に降り立つまでに通過する
           森、林で見かける事ができます。 鮮やかな
           黄色が雄しべです。

      

 

   ゆっくり のんびり 20分も掛けて60mを登り廃林道に辿り着く、
   ふうーーふーー言いながら一休み。

 

   枯れ木に腰かけて休んで居たら、目の前にふん、熊の糞、
   乾燥しているので今日のではないか、でもこの辺をテリトリー
   としている熊さんだな、エアーホーーンをガンガン鳴らしながら
   廃林道を下る。

   

   歩行距離 6.85Km の内、山釣り遡行距離は1Km程で
   あとは廃林道の歩き距離。




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