5月 9日  曇り空 雲行き見ての山行

    天気予報では山行にはよろしくない予報、でもなんとなく明るく
   なってきたぞと西の空を眺める。
   行けそうだなと 準備を始める もう10時近くなっている。
   山に入り込んで入渓地はジムニーから降りて即入渓、竿出しの
   出来る渓にした、その方が天候が急変しても即、戻れるから。
    (案内看板の渓の名前は変えています)

 

    本当に入渓準備して入渓するのに斜面を下がることもナシで
  流れの岸に立ち、仕掛けをセットして竿出し準備完了。

 

    山奥の渓の割には何か里山の渓の風景、でも両斜面はブナ混成林
  空も明るくなってきた、流れも好いぞ.。見透視も効くので熊対策もいいよう
  だな。

 

 

    泡立つ落込み、両淵を探る、左から出た、咥えても動かないよ、
    流れも強く、渕が狭いから泳ぎ回れないのかな、こっちで寄って
    行ってネットですくう。

 

    山の北側に青空が見えて、気温も上昇かな、樹幹がもんやりと
    霞んできた。のんびり釣行ができそう。

 

 

    流れにそーーと 餌を流すと淵の下で咥えたかな流れの上に
    ゆっくり引き込んで行く、それをまた下の方にゆっくりひき戻し
    足元に引き上げる。そこは枯葉のじゅうたん。

 

 

    淵毎に入っている、林道から直ぐの渓だから解禁から誰も入って
    いないはずはないのだが、入った人はリリース派だったかな。
    この渓は本流から入ってそんない深くない渓で魚止めも直ぐ近く。

 

 

   デカは本流からの遡上だろう、そして1年魚、2年魚らしいサイズはこの渓
   で繁殖成長下のだろう、そのサイズも掛かって来るから、でも1.2年魚は
   そのうち本流下りするだろう。

 

 

    新緑、芽吹き、そして足元に一斉に咲き誇る山野草、山野草
    山釣りは岩魚釣りだけではないよ、この自然の芽吹きを感じられる
    渓遊びなのだ。

 

   手のひらより小さなサイズ、9号岩魚針に喰い付いて来るのだから、
   早く大きくなってよ、ここは餌になる落下昆虫は多いはず。

 

    飛び上がるほどビックリしたよ、足元に黄色い超デッカイカエル
    メジャーを当ててみた、20Cm以上ある、まるっきり動かない、
    棒で突いたらやっと動いた、でも逃げもしない、
    廃林道の水溜りでは産卵された卵を見ることがあるが、その親
    かな、でも渓ではまるっきり見たことがないよ。
    カエルごときでビックリするとは、でも熊よりはいいよ。

 

 

    ビッキでビックリして次にデカ岩魚でビックリ、、両手のひらでも
    間に合わないサイズ、でも泣きサイズだった。

 

 

   見透視の効くポイントでのんびり、一休みする、右から細い流れが
   入っている。

 

   デカはやっぱり岩魚のデカが好いよ、十二分に中硬調を絞って
   くれる、これが岩魚釣り。

 

 

    今日の1番のデカかな、でも泣きサイズだな、ここの渓で喰ってくる
    岩魚達はほとんどメタボ、今の時期は細身が多いのだが、
    餌が豊富なのかな

 

 

    残雪が目に着くようになってきたぞ、でも水温が下がる程で
    ないので岩魚の喰いには影響ないだろう。
    流れの中で岩魚が居付きそうな小さくても居心地の良さそうな
    淵に餌を入れる。

 

    そろそろ、今日の釣行は終了しようかな、まだまだ居るんだが、
    この竿が最後だな、ちょっとデカが来た。
    納竿です。

 

    午前中のもっと早い時間に入渓したらもっと奥まで入るのだが、
    次回に残しておこう。

 

    下りはゆっくり花畑を見ながら下がります、山わさびが一番多い、
    沢一面と言う感じ、ワサビ畑みたい。

        エンレイソウ                キクサキイチゲ
  


     ヤマワサビ                  スミレサイジン
  


                               ヤマワサビ畑
  

    帰りは多分 微かに残る舞茸道と思われる道を下がる。
    ジムニーから即入渓だったから 釣り遡行1Km、下り1Kmの2Km
  




       2018山釣り釣行記もくじ にもどる