5月18日 爆釣、舘の渓で
遊ぶ
今日もバイク釣行です。
ジムニーから入渓地点までバイクと歩きで90分。
細い薮沢、それが今日の遊びの 舘の渓 、勝手にそう決め込んでいるだけ。
本当に細いんだよ、ポント一跨ぎできる薮沢、それが今日の遊びの渓です、居るかな。
いつもポケットに入れている
高度計です。
入渓地点の標高が290m
細いけど結構キツイ遡行と
なります。
落込みの連続する薮沢、その
落ち込みに入って居てくれれば
好いのだが、まあ 上ってみるか。
1シーズン入渓無だったから
多分アベレージサイズが
デカサイズにUPしてると思うよ。
最初のポイント、そーーと餌を下ろす、ガリガリ、グリグリと、即喰い付いてきた。
淵が狭いので餌を咥えて引き込む事も、引き回すことも出来ないのでグリグリ、ガリガリと
揺さぶる程度。1尾目をゆっくり引き上げる、けっこうデカサイズ。
次はちょっと大きな落ち込み、低速シャッターで流れ撮りすると水量、流れ共十分に見えるが
水の流れは幅広く薄い落込み。でも淵はちょっと広いよ、アベレージサイズが上って来た。
顎に深く掛かってしまって血を出してしまった、それでもこの程度なら大丈夫と思い流れに
戻ってもらった。
砂場の有る淵、そんなにデカではないのだが竿を絞られながらその砂場に引き上げた。
階段状の落込みの連続でも二つ、二ケ所として同じ落ち込みが無い、だから面白いのかな。
1淵1投、で掛けるとしたら、狭くとも餌を入れるヶ所は一ヶ所しかない、岩魚が留まってるケ所
は狭くともそこ一か所だけ、そこだけ。
タツナミソウ と 岩に着いた苔かと思ったが苔にしてはちょっと長い、苔が伸びたのかな
此処だ まず休憩、錘をワンランク重くセットしポイントを狙いやすくする
流れの中に餌を入れる、そこには餌を待っている岩魚君が居る
上りのきつい高低差の有る落込み、陽光の射し込む開け渓、でもお日様が真上に来ないと
渓の底までは射し込めない、広葉樹も枝が伸び、葉が開き徐々に陽を遮る、昼間でも暗ーーい
渓となる。そうすると岩魚も冬のサビで真っ黒だったのがそのまま黒い岩魚で居る。
それぞれの狭い居住スペースで自分の棲家、領域を主張している、撮影後その棲家に戻してやる
流木と岩の間にポイントがある、流れに乗せてそこに沈めてやる、即喰らい付いてきた、
餌の多い沢なんだ、デップリと太っている。引揚げるときに竿を絞られながら大難儀した。
どんどん喰い付いて来る、こっちが岩魚に振り回されているみたい。
このデカを引揚げたところで一休み。ちょっと広く陽も射し込んでいる、座れる石を探しのんびり。
流れをオート機能でシャッターを切ると、こんなチョロチョロの流れの落込み、でも途切れる
ことのない流、夏過ぎの渇水時期にも同じ流れ、だから岩魚が棲めるんだな。
此処からは長身の細身の岩魚君。
淵はよかったがちょっと小さなサイズ、来シーズンには好いサイズになっているな。
ちぃいちゃな1年魚も針に掛かってくるんです、2年魚も居るし、確実に再生しているようだ。
苔生す細渓、ユーラ ユーーラしてるのが見える、その口元に餌を下ろすんだから、ほんとうに
サルでも釣れるよ。でも飲まれて傷を付けてしまった、それでも元気に元の棲家に戻って行った。
日陰の暗い下から上の陽の射し込む小さな淵にポント餌を入れる、薄暗い足元に引き寄せる、
カメラはフラッシュが自動発光しフラッシュ撮影で明るい画像です。
まだまだ上に居るよ、ここが高度計の目盛が標高400mを指している、まだ上があるよ。
そこにはまだまだ居るよ。好い顔をしてるよ この岩魚。
倒木落込みの渓、淵は無いが倒木の間から餌が見えたのかユラユラと出てきてガッップと
餌を咥えたデカ岩魚。
標高が上って来たので渓も明るくなってきました。周りにはブナの樹林も見えてきた、
岩魚の棲む森 に見えてきたぞ。
ここまで、30尾程の岩魚の顔を見た、画像を撮ったのはその一部、最初は数えていたが20尾
くらいから、あら何匹目だったかなと分からなくなった。
頂いて来たのはデカサイズの8尾を頂戴してきました。
ここで納竿、この細い渓にまだ居るんだよ、魚止めと思われるところまで遡行したことが
無んだよな。好い沢だな、大事にしたいよ 舘の渓 。
周りを見るとそこはブナ林、まだ混成林のようです、栃の木の花が満開です。
トチの実、ブナの実、熊の大好物です、さっき小熊の糞らしいのを見てるので付近に親子熊が
居そうです、気を付けて廃林道を下がろう。
高度計が標高450mを指しています、
入渓してから 160m程上ったのか
遡行距離としたら800m弱だから
階段を上ったような岩魚遊びでした。
廃林道を熊に注意しながらゆっくり
下がります。
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