9月14日 山釣りから薮釣りへ
天気予報と雲の流れを見ての釣行 今日は釣友S氏との釣行
8時に 道の駅 で待ち合わせてジムニーで山入り 身支度をしてしばらくは杉林を横切ったり
ブナ原生林をゆっくり のんびり歩く ミズナラの木があるとS氏は舞茸が無いかなと周りを探す
ミズナラの根元とその周辺を丁寧に探し回る 無いな 採られた跡も無いからこの辺には
生えないのかな と独り言
舞茸が見つからないまま 渓に下り立つ あらららら渇水状態だ これでは岩魚も居付く場所
も無いよ いつもの水量だと横壁にへばり付いての遡行なのに今日は真ん中をじゃぶじゃぶと
遡行できる ヤッパリ居ない 釣られていないのか 渇水で下に下がってしまったのか
それでも 貴重なアタリを慎重に引き寄せたデカサイズ 水の無い渓なので両岸に砂地がある
その砂地でしばらく暴れて砂だらけになった でもアタリはこれ1回だけ S氏もデカ1尾だけ
魚止めの滝にも居ない 水量の少ない滝でも低速シャッターで撮るとその流れはいつもの様な流
に撮れてしまう
ブナ原生林の渓を諦めて雑木の薮の渓に入る 山釣りから 薮釣り だ すごい薮だよ
本流から遡行してここまで来るには4時間くらいかかるが林道から30分程薮漕ぎして下がると
源頭のさらに上の源頭部に入れる その入渓地点が此処なのだ さー始めよう 薮釣り だよ
本流で居なくとも 岩魚君達はここまで遡上してきてるんです ここが岩魚バカの隠れた遊び場所
S氏をここに案内したのは今日が初めて こんな薮で釣るのも初めてだ とビックリ模様
ちっちゃい淵 溜まりに大小問わず必ず入って居るのにビックリしている
餌を下ろすのに四苦八苦 枝 葉を避けながらピンポイントで餌を下ろし即喰らい付く 餌を流す
必要も無し 流すスペースも無し まさに薮釣りだ
デカも居る 昨秋遅く産卵し孵化したと思える5〜6cm位の最小1年魚も餌を追うのが見えるが
とても10号岩魚針には喰いつけない
下の落ち込みは大きい方 これ位あればデカがその領域を確保しているn
白の縁取りが異様に目立つ枯れて固くなったキノコか それと水の無い瀬でばしゃばしゃと
遡上する小さな岩魚 カメラで追いかけられるんだから やっぱし薮沢だ
きっと卵を抱いているようなメタボな岩魚さん 一杯増やしてと小さな淵に戻す シーズンに1回は
遊ばしてもらう薮沢だからな
S氏 ちょっとチビかなとこっちに向ける 薮漕ぎの釣りを楽しんでいます
影を見ながら餌をポント入れてやる この小さい淵に3本もうじゃうじゃしてる でも掛かって
来たのは1本だけ あとは見えても喰ってこなかった 手掴み出来そうだと S氏と眺める
3本だけ確保して後はリリースの繰り返しで薮漕ぎで釣り上る
まだまだ居るんです 餌もあるからのんびりやるか 薮漕ぎは容易でないが
S氏 今度はちょっと大きいよとかざす
ちょっとじゃなくデカサイズだよこれは ちょっと細身だけど体長がある
どこまで居るのとS氏 もっともっと上まで まだまだ遊べるよ
登れば流れは細くなるが岩魚は太くなる
S氏竿出しの途中でミズの実を採りながらの遡行
酒の魚に美味いんだよとコンビニ袋をいっぱいにしている 岩魚の塩焼きとミズの実で酒を飲む
好いな 美味いだろうな
そろそろ 上がろうかと でも足元に居るんだよな 餌を下ろす
竿をたたもうかと言いながら小さい淵に千切れた餌の付いた針を下ろすとやっぱり掛かってくる
針外しして即リリース リリースしてからちょっと大きかったなと未だそこに居る岩魚君を眺める
ここで納竿と言いながら目の前のちいちゃい淵こに針を下ろす 掛かってくる リリースの繰り返し
本当に 納竿 林道に上がる 2時間30分の薮釣り でした
遠くの山なみが霞んで見えます 天候不順のわりにはよく晴れました
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