6月25日 攻めきれないスノーブリッジと雪魂崩落の渓

    今日は、久しぶりの青空釣行だ、熱くならないうちに渓に下りようと思っていたが家を出た
  のは7時過ぎでは林道を歩く出す頃には熱くなりそう。

 

    ジムニーから林道を30分、渓に下りるのに標高差90mの急斜面の 舞茸道 ぜんまい道
   を15分 それでやっと竿を出せる

 

  枝、木につかまりながら僅かに残る足の付き場所を探しながらカニの横歩きで斜面を下って行く 
  徐々に瀬音が聞こえてきて渓も見えてくる

  

   渓に下り立つと林道歩きと薮漕ぎの斜面下りでかいた汗も渓のひんやりとした風で
   消し飛んでしまう

          

  好い流、この流れを見ながら仕掛けを結ぶ、今日もデカ針の 尺いわな10号 をセット
  流れ撮りはND設定でシャッター8/1撮り

 

  その流れから今日の一番目の竿絞りのデカサイズ  今日の渓も楽しめそう

 

 

  一杯居るぞ、浅い瀬でうろうろしてるからその岩魚が見えてから餌を放り込むような釣りだ
  落下昆虫が多いからかな
 

瀬の中に転がっている
岩、石に落ちて
歩き回っている
昆虫たち

同じように水面にも
落ちているだろう
凄い数、餌だ

この昆虫を狙って
岩魚達が
淵や瀬で水面に
出て喰い放題だ
それで釣れてくる岩魚達は
お腹がパンパンなのだ






  この岩魚もデカでお腹が丸々のパンパン状態

 

 

  好い顔です、体長のある3年魚かな でもちょっと幼顔 これから精悍さが出て来るかも
  本当のデカ岩魚になってとリリース、来シーズンに逢ったら確実に30UPだな

 

 

  小さい淵で全然動かなく根掛かなと角度を変えて引いたら寄ってきた30には足らないデカ

 

  遠くに水飛沫を飛ばす側壁からの細い滝、ここまでヒンヤリして気持ちが好い。

 

  その滝の上にスノーブリッジ 左カーブしてからなので近づくまで側壁があって見えなかった
  手前で見えた岩魚に餌を下ろすとこのほっそりデカ、冷水ポイントで餌が居なかったのかな、
  下の方に落下昆虫が居るから腹いっぱい喰えと放す

  

 

  スノーブリッジの両端、厚さを十二分に観察、 両端は岩壁と雪壁の間のV字谷が危なく壁沿い
  は無理、上を上り渡るのも登りに取り付くポイントが見つからない、結局下を潜ることに結論、
  足元を十二分に確かめてから小走り状態で通過する。

 

 

  入る前と出てからのトンネルの上部画像、融雪雫が雨降り状態。
  戻りは早い方がいいな

 

   通り抜けての画像 

 

  スノーブリッジを通り抜けても残雪、雪渓、雪魂崩落で渓が塞がれている箇所の連続

       

  それでもポイントを探しながら餌を下ろすと確実に喰ってくる

 

 

  こんな雪塊があっち こっちにごろごろ状態、昨日あたり崩れ落ちたのかな

 

 

  行く手を阻む雪崩崩落、雪魂よりも岩、石土砂、樹木を巻き込んだ崩落、一度は完全に渓
  を塞ぎ淵を作り、、滝で放水し渓を取り戻したのだろう。
  溶けて流れ出すまでは相当デカイ淵だったろう。

 

  

  崩落の跡、石、岩が安定してなくて足を掛けるとグラグラする岩が在り遡行には非常に危険だ
  注意、注意。それでも岩魚が出て来るもんだからこの岩魚バカは竿を収めようとしない

 

 

  糸を垂れるとそこには岩魚が居る、岩魚が居るから餌を下ろす、ドッチなんだ

 

  でもここから先は無理かな 崩落状態 淵も瀬も未だ出来上がってない、ここいらでストップかな

 

    安全第一、特に1人釣行では用心に越したことはない。
    雪の側壁を残してブリッジ部分は溶けてしまった跡、これも何時崩れてもおかしくない状態、
    雨降り状態で溶けている。気温も上がってきているし危ないな。
    さっき潜って登ってきたたスノーブリッジを早く潜って下らないと。

 

   竿をたたみ急いでスノーブリッジ迄到着、無事潜り抜ける、後はゆっくり下がる

 

  ブナ原生林を眺め 晴天の青い空をバックにブナの新緑 鮮やかです

  

   真っ白く目立つヤマボウシ をズームで引っ張る 先日の墜落航空機騒動もこのヤマボーシ
   なんだよな、それがこの近くの山なんだって。

 

    今日の釣行は前半はゆっくりのんびりのデカ大釣り釣行だったが後半は何時崩落しても
    いいようなスノーブリッジ、そして雪魂崩落雪崩跡と遡行にはちょっと危ないなと思えて
    早めの納竿でした。 熊以外の緊張感連続の釣行でした。




                2014山釣り釣行記もくじ にもどる