3月23日 やっと春の青空 岩魚も来た
天気予報が連日の注意報からお日さまマークの晴天予報。ちょっとは水温UPするかなと渓に・・
渓でもないな・・・ 里川からちょっと入った中流域。 そこいら辺が、今入れる秋田市周辺の清流域。
遅いスタートだったから、向かった林道入り口の車止めには2台駐車。スノーシューで歩き始めた
跡が2人、次の入り口もブーツの足跡。3ケ所めで足跡の無い細い渓に降り立った。
沢に下りたのは好いが、この渓相、今にも落ちそうなこの壁の雪。
気温が上がってくると、一気に崩れ落ちそうな雪魂。所々に昨日今日にずり落ちた跡がある。
それでも仕掛けを結んで竿を出す。
その瀬から今年最初の獲物。 山女 全然アタリが感じられないで、根掛かりと思われる竿先の
しなり。なにかにひっか掛かかってるなと、引き寄せようと手繰り寄せるとやっと動き出した。
アァー掛かってる と引き寄せたら、今の時期の渓魚は痩せているのだが、この山女は太い。
口の前に流れてきた餌を咥えたまま動かなかったようだ。
今シーズン最初の渓魚なのに、釣り上げたという感触も感動も無かった。
いつもであれば、最初のアタリで山女か岩魚かを判断して、竿を絞らせて引き寄せと十二分に
楽しむのに。でもデカ山女、好い面しているよ。 ここでの水温が4℃
次に現れた堰堤には居なかった。もっとデカを期待したのに。
雪の壁で堰堤の近くで巻けなく、入渓地点まで戻り杉林をスノーシューツアー。
堰堤の上に向かったが、雪の側壁が厚くとても下りれそうもない。淵をしばらく歩き探すが、危険
過ぎる。 無理をしないで、ここを諦めて次の渓に向かう。
除排雪にクローラー運材車輛の跡の在る林道を、ジムニーのデフを引きずりながら滝の上まで入る。
シメシメ入れたぞ と釣りバカは一人で喜ぶ。
スノーシュー無しで歩けるキャタビラの跡を、もっと上を目指す。
ちょっとは渓らしくなってきたぞ。渓に下りれそうなポイントを探し、ウエーダーの尻で滑り降りる。
最初の淵 淀みに放り込んで最初のアタリ と言ってもゴソゴソと軽いアタリ。これは岩魚だと直感!
それから、ちょっとだけ絞られて引き抜く。 岩魚だ!! 今シーズン最初の岩魚 様 様
大きくはないが、狭い淵でちょっとは暴れてくれたよ。
次は 山女 細い渓で 流れも緩く この水温でも動けるようだ。
渓が細いからか、喰ってくる岩魚も山女も2〜3年魚の小。 そーーと緩い流れに戻す。
よく晴れた、雲一つない空の青さが、厚い残雪まで青く染め込んでいる。
天気と岩魚に誘われて、今日は歩いたな。 最初の山女の渓で1時間30分、ここで3時間。
渓と雪原を4時間30分も歩いたか。ちょっとクタビレタ。
2014 山釣り釣行記 もくじ にもどる