山釣り 岩魚が遡上する山の秋は早い 9月 9日
やっと晴れたか 今年の夏は長かった 酷暑に大雨 ゲリラ豪雨に竜巻被害 日本列島は
さんざんな目にあった
やっと秋だよ 秋の空だ 2日前まで降っていた雨での濁流が治まっているかなと様子見に
山に向かう
途中の本流ではまだまだ入れそうもない もっともっと上に上って支流の支流を覗いてみようと
最源頭の細い 細い渓を目指しジムニーで細い林道をゆっくり走るつもりが林道拡幅補修工事中
この奥の杉造林地で伐採が始まるんだ その前工事だ おかげで予定の車止めまで入れた
しかし この伐採で今入渓する細沢が濁りだすだろう 工事関係者に話を聞くと この上で渓を
横切るとのこと 渓がグシャグシャになり 伐採運材中この渓は濁り それが本流まで濁らせて
しまうだろう 今秋でここの伐採が終わってくれれば来シーズンには影響は無いはず
これって釣りバカの欲張りか
細い入渓地よりしばらく下りで竿を出し本流出合からデカ狙い 遡上予定だが細い渓です
ここまで来ると斜面はブナとミズナラの混成林で もうすぐ舞茸採りが斜面の上の方でガサガサ
動き回るので 熊かなとビックリするときがある渓だ
本流筋からそれほど大きい落込み 滝も無く初秋の渓で遡上デカ狙いで入渓
餌を下ろしながらのんびりと渓の中を歩き下る
ちょっと小さいサイズでリリースを繰り返しながらゆっくり のんびりでもないか 熊の気配だけ
には気を付けなければならない
手のひらよりちょっと大きいいリリースサイズ 淵ごとに喰ってきます
ジャコウソウ 渓が深くなると陽が射し込めなく薄暗くなる そこで咲くジャコウソウが渓を明るく
してくれる
幼木の斜面は比較的明るく 熊の気配は感じられない
徐々にサイズアップ でもまだまだだ
陽が射し込みそこだけが明るく 今が深緑だが 深山ではもうすぐ尾根から紅葉が近づくのか
ちょっとは大きくなったかな これ位になると十分に中硬調の竿を絞ってくれる
やっぱり出た 熊の喰み痕 トチの実を開いて喰った痕だ どうやって開くのかな
ホイッスルをめいっぱい吹き鳴らす これでもかというほどに吹く
幼顔のチビ岩魚 この領域では3〜4年で1人前だな
下りの渓から本流筋とは言ってもやっぱり細い源頭渓 徐々にサイズアップになるはず
確実に大きくなってきた もうちょっとだ
笹薮の渓 ホイッスルを吹きながらの遡行 岩魚にはホイッスルは聴こえないのかな 吹いても
出て来るよ
満足サイズ 面が違う メジャーを当てると30UPにはちょっと足らない
充分楽しめる渓相 落ち込み毎に出てくる たぶん産卵前の遡上なので持ち帰りは2本
のみとする 来季も又楽しめるように
このデカ ちょっと足らない29cm でも今日の一番だ
まだまだ居るが 林道と交差する橋で納竿とするか
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