9月12日 やっと夏が終わり 爽快感の山釣り
今朝の山は ひんやり としています、ながびいた焼けるような残暑から山はやっと秋の気配。
里はまだまだ暑さが続きそうだけれど 山では心地よい風がこれから下がる下の渓から吹き
上げてくる。
異常渇水とはいえ、バックに標高の高い山があると渓にも流れが見える、これなら遊べそうだ。
これから間もなく銀座通り となる舞茸道 その清冽な流れを下に見て今日の入渓地に向かう。
舞茸道の跡が消えてしまいます、舞茸名人達はそれぞれ自分のコースがあり、自分の樹が
あるようだ、例年これから賑やかになる地区だ。
この辺がいつもの入渓地点、岩魚が遊んでくれるかな。
豪雨、ゲリラ豪雨の爪痕が凄い、いつもであれば 苔むす渓谷の流れ が見えるのだが、流木と
大岩の転がりでいつもの遡行コースはとれないし、苔の剥がれた岩が転がっている。
渇水と崩れた渓でも 岩魚が自分の棲家を確保しているようだ、餌を入れると即 喰らい付いてくる。
それも デカサイズ マルマルの重量級岩魚だ。
のんびり釣り上るには最高の渓だ、落込みと 4〜5mの小滝の連続、その淵は岩魚の棲家
としては最高の餌場のはず、そこへ釣り人が餌を放り込むのだから 岩魚もたまったもんでない、
我慢できなく喰らい付いてしまう。
連続小滝、落込みで 連続して釣り上げる同行のS氏、形の良いのを引き上げたようだ。
重いのが来た、ネットですくい上げる、マルマルのデカサイズ、メジャ−を当てると31cm、
今シーズン 2本目の30UPだ。
水量が少ない分、流れも弱く 遡行はほとんと直登、淵も浅いので腰まで浸かれば登れる
上の淵から 又デカサイズを引き寄せる。
支流も落ち込む深い淵、丁寧に探るがここの主は現れず、期待外れだ。
未だ登っているよ、中硬調を十二分に絞ってくれる、大きいよ、ゆっくり引き寄せる、渇水状態
なので引き寄せる場所、川原があるんです、通常の水量だと引き抜かなければならないのに。
今日の最後の淵に餌を下ろす S氏、主はお留守だった。
ここで納竿、朝が早かったので 11時で おにぎり昼食。
のんびり 広葉樹林帯をながめながら昼食。同行のS氏は舞茸はまだかなとミズナラの樹の
根元を見て回る、まだだな と自分で納得したようだ。
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