6月12日 雪渓の残る渓に遊ぶ

  1ヶ月ぶりの渓遊びです。2週間サイクルの仙台が長びいてしまい山渓にご無沙汰
  でした。久しぶりの林道走行、倒木、雪崩跡等は排除されているだろうと快調に
  走り込む、倒木はカーブの先に突然に現れた、太い杉の木、ゆっくりと切りこみ、
  ジムニーで引っ張り車幅を確保。その後も切り込み又 でっかい石を退けたりして
  イツモノ車止めまでなんとか到着。 これで1番入渓できるぞ。

 


  

  車止めから廃林道を登る、山は新緑から深緑へ、ブナと谷底を眺めながらの
  ノンビリ40分。下降地点到着、枝、木に?まりながら80mほど下降す、いつもの
  下降地点到着。足跡が有る、それも一人じゃないな 1番入渓じゃないよ、それも
  まだ新しい、2,3日前の足跡だ。 倒木の場所に車を置いて歩くとなると2時間
  以上はかかる、大したもんだ、これぞ 釣り大バカだ 。入渓地で二又に分かれる
  ので足跡の無いほうに入るが両方に有ったよ。

 

  竿を準備し 歩き出したら即 雪崩雪渓が現れた、一つ越えると又現れる、
  それを超えても連続雪渓だ。

 

  砂、泥、枯葉にマミレタ とても雪渓とわ見えないドロだらけの雪渓、
  登り超えるのにこっちもドロまみれになってしまう。泥だらけのスノーブリッジ
  の上が足跡だらけだ。

 

  でも、この雪渓をコエル毎に岩魚が飛び出す、楽しい雪渓越え。

 

 

  渓を塞いでいる箇所は雪の厚い山側を慎重に登る。
  途中に穴が開き日光が射し込み今にも崩れそうな雪渓を下から覗く。

 


 

  奥に雪渓が見えるが緑の綺麗な渓、水量の少ない渓で淵、瀬でちょっと深みの
  場所で岩魚がユーラ ユーラしているのが見える。

 

  遊んでくれた岩魚達 

 

 

 目の前で2本がユラユラ、先に掛かった後にも2本目がユラユラしていて又餌に
 喰いついてきた、警戒心が全く無いのかな、後のほうがデカ岩魚

 

 

 

  ミョウサクの喰い散らかしがそこいらじゅうにある、中には未だ新しい今日
  喰った痕かなと見えるのもある、ホイッスルを吹きながら、周りを見渡しながら、
  熊スプレーのストップベルトを外しての遡行です、こっちが1人だと熊さんも逃げて
  くれないのだ、逆に脅される。鉢合わせだけは避けなければ。

  


 

 

 

  ミュウサクの喰い散らかしの周辺には遅いシラネアオイが咲いていて 
  その緊張を和らげてくれます
  

 

  里の今日の天気予報による気温は28℃まで上昇すると言っていたが 
  渓ではヒンヤリとした風が吹き抜け気持ちの好い最高の山釣り、渓遊び。
  熊の緊張感もあり。

 

 

  デッカイ雪渓が見えてきた

 

  手前の雪渓は片側のみの雪渓。

 

 

  渓を完全に塞いでいるデッカイ雪渓だ、右の壁を登ってみる、
  渓の奥まで塞いでいる、登るにしても渡るにしてもちょっと危ないかな。
  今日は ここまで にしておこうか。入渓しここまで3時間、遊んだ。

 

  

  雪渓の周辺に咲いている遅咲きの山野草たち

  

 



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