6月 7日 渓にも夏の風


  天気予報も夏気温、山渓はちょっとは涼しいだろうと もや のかかった山のほうにハンドルをキル。
  地震、余震の崩落で廃林道が廃、廃林道状態だ、それでも崩れてきた岩を避けてなんとかいつもの
 車止めまで登った。先行車両が1台、シルバーマークを付けた軽乗用、よく此処まで登って来たもんだ、、おや?車のキーをマフラーの後ろに下げている、渓に持ち込んだら落としてしまうからかな、それにし   ても 見え ミエだよ。



  廃林道をさらに上り、40分ほどで渓への下降地点だ。下まで降りた渓はここで左右に分かれる、水量 から見てもどっちが本流で、どっちが支流かはわからない、たぶん右の廃林道沿いが本流だろう、先行 車両の釣り人の足跡をを探すと右に釣り上がったようだ。左上ろう、足跡らしいのなんにもないぞ 好い 思 いができそうだ



  1投目からグリグリと引っ張り込んできた、右手に握った中硬調を目一杯に絞り込んでくれる、この感  触 を欲 しくて此処まで上ってくるんです。体長不足だがメタボで重かった、好い顔をしています、でも尺 を超えるともっと精悍な顔となります。




  今日、最初の雪渓、薄く直ぐ溶けて無くなりそう。でもその雪渓の周りにここだけの遅咲きの山野草が 咲き誇って いる




  シラネアオイ  キクサキイチゲ  ショウジョウバカマ  カタクリ  わからない葉

  雪代が終わった渓の水量は極端に下がってしまい梅雨の時期に復活する。
  水量が少ないと落ち込みも小さい、その小さい落ち込みに毎に中型クラスが餌の流れてくるのを待っ  ている、そこに美味しそうな餌のブドウ虫が流れていくのだから たまったもんでない 飛び付いてしまい ます。



  体長よりも 今の時期はたらふく食べていてずっしりと重く 27〜28cmクラスでも30オーバーかと
 期待してしまうほど でも今日はその30オーバーはナシ。
 次の顔は 26cm です

















  この顔が 28cm







  壁に張り付いた雪渓、雪を口に含みながらしばし休憩、寄りかかるとヒンヤリして気持ちよく汗が吹き  飛んでしまう。



  魚止めまで300m程残して納竿、ゆっくり釣り上がっても汗でびっしょり、のんびりと下がろう。
  渓からの這い上りよじ登り口まで40分、よじ上り15分、そこから車止め迄30分









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