5月11日 舘の解禁日
昨年の解禁日は通院生活で晩くなった。
今年は ゴールデンウイークの終わった7日まで 小さなお手伝いをしていた。これはこの後も暫くは続きます。
山は花、はな、ハナ、山野草の斜面だ。いつもの解禁日(3月21日)であれば雪の上をカンジキで歩き山野草まだまだ先の時節なのに。今年は52日遅れの解禁日だ、ブナなんかちょっと芽吹き始めたが林床に射し込む陽光は最高の季節だ、それを受けて山野草たちが一斉に咲き誇っている。
岩魚に逢いたくて来たのを忘れさせてくれる。
キクサキイチゲの群生
カタクリ と ヤマエンゴサク の群生をバックに同行のS氏ほもう竿を出している
ショウジョウバカマ 渓の斜面に群生
エンレイソウ
もうすぐこの枯れ葉が見えないくらいにカタクリとエンゴサクが満開となります
今日入渓する渓はもっと上流の源頭まで林道を上ってから降り立ちます。
白泡の雪代濁流、ちょっとは治まっているだろうと選んだ渓だがちっとも治まっていないよ。
まだ雪渓が見える、これが雪代の根っ子だ、浅く幅のある個所で渡河しよう、用心用心
今年の1本目はやっぱりデカ山女、そろそろ岩魚域だろうと餌を下ろしたらヤマメだった。
それでも十分に竿を絞ってくれた、8ヶ月忘れていた感触を呼び戻してくれたデカ山女だ、
感謝、感謝で流れに戻す。
2本目からは 待望の 岩魚 だぞ、遅い解禁の初岩魚、ちょっと小さいが満足満足と元気になる舘の主人でした。
いつもなら瀬に生簀を作り 水の中での写真なのだが増水でそんな場所を取れない、しかたなく陸に上がった写真です
スノーブリッジの下から引き出された岩魚、太っている餌は十分捕っているようだ
舘の解禁初釣行は4時間の遡行で山野草を愛で、岩魚と十二分に遊び、満足の解禁日であった。
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