8月 6日 木出し林道で埋まる渓
涼をもとめて山へ向かったが入った渓は風が通らなく下界と同じで熱かった。
それに、いつもの車止め手前でワイヤーが張られてストップ、
おかげで駐車場所は木陰の無い炎天下に置く事になった。
木出し林道が森をズダズダにしながら広幅キャタピラ痕が奥へ、奥へと伸びている。
2ヶ所で渓を埋め込み横切って、その下流は土砂で埋まり岩魚達の
居着く場所が消えうしてしまった。
岩魚はどこへ行ったろう。
杉の造林地を避けるように渓をよじ登り、気持ちの良い得意の藪沢まで上がって来た。
そろそろ竿を出そうかと同行のS氏もうなずく。
竿を準備している前の瀬ででユーラユーラとのんびりとしている、
餌のぶどう虫をそうっと落としてやるとスーとよってきて一発で咥えた、
糸でアタリを取らなくとも見ていて釣り上げてしまう。
岩魚釣りに技も策も要らない、そこに岩魚が居ればいい。
瀬でユラユラのんびりして居て針を咥えたのんきな岩魚、25cm。
手元に引き寄せても暴れないのでそのまま片手で撮影。
落ち込みの連続で来た2本、 肥えた重量級、泣きの29cm
ゴールドの透きとうる様に綺麗な岩魚、ただ頭部に近い斑点が
ムシクイ状態に乱れている。上の29cmの2本も同じムシクイ状態です。
小さい魚止めの滝、滝と言うより落ち込みです。
この上はアタリ無し、まだ上れそうな高さだ、1mは上るんだがと言いながら
今日は此処で納竿とした。
二本足のミズナラの木 周りは熊の食み痕と踏み痕。
熊の遊び場所のようだ、ホイッスルを吹きながら2本足
の間をくぐってみた、熊で無くとも面白い。
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