8月25日 魚止めはどこだ

11日に途中時間切れで引き返した渓に再度入渓です、日帰り釣行
だと3時頃には竿をタタムことになるので今日は前回引き返した
場所まで竿だし無しで遡行します。
里の気温は30℃を超えているのに山に入り、陽の射し込まない
渓に降り立つと吹き上げてくる風は気持ちのいいもう秋の風。



同行のS氏、引き返した落ち込みの次から早速竿を出すと1投目で
ネットサイズ、ズッシリとマルマル岩魚をネットキャッチ。
水量は枯れてきているとはいうものの奥が深い渓とみえ岩魚生息には
十分で水生昆虫も多いようだ。



たいていは瀬の下でユラユラしている、おっきいのだけに餌を放り込んで
餌に寄ってきたらゴツゴツとやらないうちに早合わせで引っ掛ける、
写真を撮ってハイサヨーナラと流れに戻す。



落ち込み、ちょっと深い瀬、大石の陰、とポイントと思われる箇所に姿を
確認できれば餌を降ろさないでそのまま通過です。
今日で2回目の入渓で魚止めを確認するつもりでとにかく先を急ごうと
同行のS氏と飛び、飛びで遡行をつずけ高度を上げる。



落ち込みの連続でドンドン高度が上げ、瀬に居る岩魚はビックリして
落ち込みの奥に潜っていきます。



苔に覆われた渓の石もちょうどいい大きさで登りやすく、思い出したように
竿を出し岩魚の顔を拝みます、同行のS氏が34cmの大物を引き上げた。
この渓のアベレージサイズが27〜28cm位で30アップは居ないと
思っていたのに1本出てきた。



浅く掛かった針を咥えて暴れまくる元気な奴、この後0.6のハリスを
石に絡めて引き千切った。
針を外して来年までに30アップでもう一度来いと流れに戻す。



ところどころで藪沢状態。まだまだ影が走る、どこまで居るんだろう。



水量は変わらず、藪状態の場所は竿先を注意して先を急ぐ。



5m、落ち込み以上の滝だ。ここが魚止めか、滝壷にも入って居た、
アタリだけで掛けないで竿を上げた。
竿をタタミ右壁をよじ登った。まだまだこの渓は深い、ここから先又竿を
出したら明るいうちに帰れなくなりそうなのでこの先は又次回釣行とした。
2回の遡行で未だ魚止めを確認できない深い渓だ。



3回目はいつ来れるかな。
豊かな渓、苔生す渓、岩魚の遊んでくれる渓。でももうすぐ舞茸採りの人で
賑やかになりそう、舞茸道が微かに確認できるように奥に伸びています。
倒木にフカフカの苔、今にもキノコが出てきそう。





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