7月13日 入った事のない気になっていた沢
梅雨のあいまの曇り空、8時30分、ゆっくりスタートして
河北林道に入る、園地での水汲み、今日は3台の行列。
直進し暫らく走り右に上がる、ここに、今まで入渓した事
がなく気にかけていた沢があったんです。
林道との交叉が薮に覆われた導水管のため大した沢
でもないだろうと思っていたが、気にもなっていた沢です。
今春のまだ雪の中での杉伐採とその木出し作業で沢沿
いにキャタビラ跡の作業道路ができた為に沢の入り口が
開けて沢の状態が見えるようになり入渓しやすくなった。
それに、今日は雨後の笹濁り、入るには条件が良いはず。
入り口から300mくらいは渓と作業道がいっしょで荒らされ
放題、自分は伐採現場の上に出て仕掛けの準備をしたが
S氏はそのキャタピラで荒らされた渓で型の取れるのを2本
引き抜いた、これが雨後の笹濁りかとニンマリしていた。
ヤッパリ今年は誰も入ってなかったのか元気良く竿を絞る。
S氏も順調のようだ、引き抜けない程の大物だ、ネットを前
のポイントで取り込んだときに忘れてきたとバタバタしてい
るうちにバラシてしまったようだ、確実に30オーバーだなと
しきりに残念がる。バラシは大きいはず。
リリースサイズ(20cm以下)も相当居るので来シーズンも
楽しみな沢だ、他の人が入らなければだが。
自分もネットサイズを1本バラシ、顔を水面より出さない
うちにネットに手を掛けたりしているうちバラシタ、残念。
魚止めと思はれる辺りまで釣りあがり、S氏も自分も10本
づつ、短い薮沢の釣果としては上々、充分に楽しませ
てもらった。
途中ミョウサクの踏み潰しの親子熊が遊んだ跡もあった、
相当登ったから完全に熊の領域、この親子熊のテリトリー
で釣らせてもらっているのだ、熊さんにありがとう。
今日は1枚の写真もありません、入渓してすぐ左足を滑ら
せて、左半身ズブ濡れです、左胸ポケットに入れてた
デジカメもビショビショ、デジカメは水にはマルッキリ弱い
ようだ、すぐバッテリーを外し、陽に当て、とりあえずは
釣りです、帰ってからドライヤーで乾燥です、どうにか
作動しています。
2003釣行記にもどる