6月15日  新緑から深緑へ

       梅雨に入り、曇り空とはいっても、山に入ると細かい霧雨状態だ。
      雲が低く垂れ下がり、風も無く、この霧雨が何時晴れるやら。
       その霧雨が木々の葉を濡らし、まさに深緑の季節、それに林道は
      緑のトンネルの中を走っているようだ、時折木々の合間から射し
      こんでくる日の光りも一瞬眩しく感じる。
      
       O滝の上、O沢、N沢分れで右林道沿いのN沢に入渓する。
      渓谷を覆う木々と、その繁った葉により深い谷間まで霧雨が
      降り注がない。
       今年2度目の入渓です、しかも、自分の他にもう何人も入って
      いるはず。
       それにしても、きれいだ、まるっきりアタラナイ。
      ぶどう虫とミミズを交互に差し替え振り込んでみるが反応なし。
      それでも、今日のアタリが4回。
       2回はリリースサイズの20cm弱、これは来春又来てねとリリース。
      1本は無雑作にもバラシ、頭を出してからハズサレタ、完全に
      1敗です。
       最後のアタリで、やっと手にする、24cm、ちょっと小さい。
      
       今日は 1勝1敗 で充分たのしませていただきました。
      山の緑と渓谷と岩魚に感謝、感謝。

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