9月14日 山はやっぱり気持ちが好い シーズン最終釣行


    2ヶ月以上 山に向かうという気にならなかった
    大雨 洪水被害 その後 今度は熱暑と 異常気象
    農耕地に必要とする雨が降らない
    これが自然なのだ 気持ちも沈んでしまう
    それに熊被害 人里に出てくる熊による人身被害
    熊に付いては対策があるはず 生育頭数調整だ
    2004年に『 白子森 』の渓谷で アニマタギの熊の
    頭数調整の捕獲に出会った 標高1000mクラスの
    山での棲息頭数は20頭 これを超えると里に出てくると言う
    今となれば狩猟家が少なくなったのかな

    やっと ちょっと気温が下がってきた 曇り空だけれど
    山に向かった

  

    入りたい 渓谷には とても向かえない 入り口の橋が
    崩落して 工事中  あっちもダメ こっちもダメ と道塞ぎ

    里の細溪に向かう

  

     雨が降っていなかったから 流れが ちょろ ちょろ
     淵 淀み が在るかな

     落込みだ 流れの幅は狭いが 白泡だ 
     居るかもしれない  餌を入れてみるか

  

    キター この狭い淵にも 留まっていたのか
    でも 釣り上げて なんだ この姿 斑紋が
    まるっきり無いよ 岩魚でも 山女魚でもない
    銀色に輝くヤマトイワナでも ちょっとは斑紋らしい
    体色は見えるのに それとも よく言われる
    ムハンイワナかもしれないな 胸びれ 腹びれ に
    ほんのちょっとだけ白くなっているよ  それに目は岩魚
    の目だよ じいーと見つめ合う目は岩魚君だよ
    でも もしかして岩魚の仲間のアメマスの銀化の可能性
    もあるんだな 解らんことだらけ
    ずーっと下流に漁協の設定した禁漁区の支流の
    渓谷がある 今回の洪水で堰堤から溢れ流れ落ちた
    放流魚がこっちの本流を遡上してきたのか 又は その
    下流にあるダム湖沼からの遡上か
    この無斑紋の岩魚を繁殖生育させたのも人間なんだな
    勝手なことをしてごめんね

  

     滅多に入らない里の渓だから 見たことも無いのが
     喰いついてくるのかも
     ノンビリ ユックリ 枯れ気味の 乾いた流れの岸を
     歩きながら 餌を下ろし探りを入れる

  

    あらら 又 無斑紋で全体が銀色だ 岩魚 山女魚 の
    斑紋らしいのは 何処にも見えない 今まで こんなのは
    居なかった でも沢が隣り合わせても まるっきり斑紋 体色の
    の違う岩魚君に逢うのは当たりまえなんだよ そうゆうことに
    しておこうか 無斑紋の岩魚君達には気のどくだけれど
    流れに戻すが仲間を増やさないでね

  

    2尾も無斑紋が針掛かり してくるとわ 慌てるよ
    斑紋付きの 岩魚探しだな
    水量のない流れから淀みらしいヶ所を探し
    餌を入れる

  

    ほーーら これが岩魚だよ 
    体は丸く細長く 頭と背と体側に白班が在るよ
    ほんらいの岩魚君が居るんだよ 岩魚の斑紋だ
    乱れもなく綺麗にでている 白斑だぞ
    よし よし やっと姿を見せてくれたか
    ありがとう 無斑紋に会ってからだから 嬉しいよ
    『 どうだ 好い斑紋だろう これが 俺達 岩魚の
    斑紋だよ 』
    すぐに 放すから ちょっと待って写真を撮るから

  

    本当の 岩魚君が 付き合ってくれたよ
    次の 狭いけれど 小さな淵からも 来てくれるかな
    ソーート 餌を入れる

  

     来たー 綺麗な斑紋岩魚君だ
     喜んじゃうよ ありがとう 斑紋岩魚君
     こんなに 斑紋にコダワッタ事は無かったよ

  

    細い流れ 細い落込み 淵も狭いよ
    ちょろちょろの流れだから こんなものかな
    でも 岩下の隠れ場所は在りそうだ
    きっと居るぞ 餌を入れる

  

    茶色ぽい 体色で 斑紋は全体に薄く在るよ
    ちっとも 静かに留まっていないよ
    元気な 暴れ岩魚君だ 小石の岸を飛び回っているよ

  

    ちょろちょろの細溪では 珍しく落込みらしい流れ
    落込み下の淵もちょっと広いよ
    ちょっとは大きい岩魚君が付き合ってくれそう

  

    ほーーら 来たよ ちょっと大きなレギューラーサイズ
    斑紋も体色もデッカイ目も本来の岩魚君だよ 
    よく付き合ってくれたな
    『 ここが 俺達の生息場所なんだよ 本来の水量なら
    みんなで岩下から出てきて流れで遊んでいるよ 』

  

    好い淵が出てきたぞ ちょっと深さも在るようだ
    あまり近づかないで 餌を投げ入れる

  

    キタ キタ 釣りバカ に付き合ってくれるよ
    綺麗な岩魚君だ サイズはあまり大きくはないが 
    淵がちょっと広さが在ると竿しぼり を楽しむよ
    ユックリ足元に寄せる 撮影後ありがとうと淵に戻す

  

    大きな岩下の隠れ場所の在る淵だ
    通常の流れ 深さが在れば瀬を泳ぎ回る姿も
    見れるんだが この水量 流れでは出てこないよ
    岩下の隙間に餌を投げ込む

  

    洪水の後で 十分に餌を捕っていなかったのだろう
    飛び出て来たようだ 喰いついて引き回わされた
    やっぱり 食べてないんだ お腹が引っ込んでいる
    でも 好い目をしているよ
    『 解った わかった 直ぐ流れに戻すから ちょっと待って 』

  

    瀬音らしい音が 無いんです ちょろちょろ の落込み

  

    でも アップで捕ると まともな落込みに映る
    下がちょっと深いから 居そうだな

  

    今日一番のデカ  と言っても 痩せ細った長身
    岩魚君 早く本来の流れに戻って 落下昆虫
    水生昆虫の食料がいっぱい食べれれば良いがな
    遊びに付き合ってくれたお礼に ブドウ虫を2匹口に
    .入れて流れに戻した

  

    ゆっくり のんびり と登ってきた細溪
    流れが細くなっているので 岩苔が生えてきている
    ちょっと広さは在るが 深い渓なので陽が
    射し込まないよ


  

    浅い瀬に ウラウラ して居るのが見えるぞ
    今日のこの溪で 泳いでいるのが見えたのは 
    此処が初めて ソーート 餌を入れる

  

    あれーれ 山女魚さんだよ どうして こんなに奥に
    これも 大雨洪水の影響だな 
    スタートで針掛かりした無斑紋岩魚君も今回の
    大雨洪水の影響だな 渓谷 河川も大変だったんだ

  

    山女魚さんを撮影放流してから 今 遡行している
    細溪から さらに そこからの支流に遡行する
    流れは もっと細い流れだ
    でも 淵 淀みが在ると そこに水が溜まって居るよ

  

    ほーーら 色合いの好い岩魚君だ 
    暴れ君で やっと撮ったよ 流れに戻したら
    静かに岩陰に入り込んでいった

  

    好い落込みだぞ 白泡の写りが好いいが 
    流れ落ちるのに勢いがないよ

  

    岩魚君はこの姿だよ 
    俺が 此処の落込みの主だぞ と言わんばかりに
    暴れ回るよ  わかった すぐ流れに戻すから

  

    此処が 今日の最終ポイントの小滝
    待っててくれるかな

  

    待っててくれたよ レギュラーサイズだけれど
    今日一番のデカだよ
    滝壺で 十二分に引き回しを許してから ゆっくり
    引き上げてた
    付き合ってもらってありがとう  
    撮影後 滝壺に 戻ってもらった
    滝壺からだったので ちょっとは絵になるかな
    今日の釣り遊びは 此処で終了です
    シーズン釣行も今日で終わりです 事故 怪我もなく
    終わることが出来ました
    岩魚君達ありがとうございました

  

    気を付けて ユックリ と細溪を下ります

  

    藪漕ぎをして林道に よじ登ります

  

    林道は草の廃林道

  

    所々で崩落しています

  

    崩落ヶ所の修復  奥山斜面で杉の伐採が
    始まるのか 林道を補修している
    運材トラックが入れるようにするのか

  



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