9月 15日  シーズン竿納めは舘の渓で


       久しぶりの晴天 この後は用事があるので禁漁までは
     1週間ほどあるが 今日し行けないぞ シーズン竿納めです
       今シーズンはスタートが遅かったが岩魚さん達に十分
     遊ばしてもらったよ
       今日の渓は入りやすく歩きにそんなに難義しなくとも
     岩魚達と遊べる渓で 勝手に 舘の渓 なんて言っているの
     だが自分以外にもリリース派釣人2人程入渓しているようです

  

        廃林道をしばらく登ります セフテーエアーホーンを
     鳴らしながらです ゆっくり登る 熊さんには遭いたくないんです
     エアーホーンを2017年6月から持ち歩いてからは熊さんに
     遇っていないんです それまでは 向き合ったり 斜面の上
     から威嚇で唸られたりと ほんとうに熊の近くで釣りをして
     いたんですよ 特に太平山系 白子森系の生育頭数は多い
     ようだ  

  

       30分程歩いて細渓源頭部に斜面をズリ降りる
     渇水状態寸前のようだな  でも 瀬があり 淵もある
     大岩の岩陰穴もある 岩魚の隠れ棲み場所もあるよ
     これから岩魚さん達の産卵繁殖期に入るんだから渇水
     だけは困るよ 小石の瀬で産卵床作りをするんだよ 

  

  

        御日様の射し込まない 陽光遮断の渓 淵 では
     流れに餌を入れるポイントを よーっし ここだ と
     見定めることも出来ないくらい うす暗いよ
       大岩に囲まれた好いポイントが有るのにアタリを
     獲れないで通過でした

  

  

      こんどは ちょっと深みの在る 瀬 ガツガツ
     と来たが 合わせれないで逃がしてしまった 
     リリース前に逃げて行ったか やっぱしデカ 
     だったぞ 逃がしたのはデカなんだよ

  

       こんどは 掛かってくれたよ 竿絞りに付き
     合ってくれた ちょっとデカ 泣きの29cm 
     今日の1尾目としては充分な大きさだ 満足 満足

  

  

       次もちょっと広い淵 デカが来るかなと期待する
     アタリ無で 一機に白泡に引き込んで行く 中硬調
     を絞り込んでから留まった 暫らく動きが無い 
     ゆっくり引き寄せる 素直に暴れないで寄って来たよ
     あれ あれれ 山女魚さんだ それもデカ山女魚
     きっと 産卵前の卵を抱いた山女魚さんだよ 
     デカだけれどリリースだな 

  

  

      あらーー 又 山女魚さん 
    ここの渓は 自分か入り始めたころは岩魚だけの
    完全な岩魚沢だったけれども 昨年あたりから山女魚が
    遡上し始めた それが岩魚君達を確実により上流に
    押し上げているのかも?

  

  

      おーー今度は 岩魚のアタリ ガツガツ ときた
    合わせたら 簡単に上って来た サイズダウン 足りないな
    でも これら小さい岩魚さんが居るから 竿絞りのデカが
    居るんですよ もっと大きくなってとリリース

  

  

       あらー 又山女魚さん チビ山女魚さんだ
     ここで 大きくならないで 下流に下って大きくなって 
     山女魚域と岩魚域を分けようよ 混生の無いように 

  

  

      やっぱし 岩魚の淵だ それにデカが掛かった
    ゆっくりと足元に引き寄せて レンズを向ける
    体色 斑紋 綺麗な岩魚君だ お腹がそんなに
    膨らんでいないところを見ると 雄岩魚君だな
    雌岩魚さんへ産卵サポートしてあげてよ 

  

  

       静かな止まりの淵 餌を下ろす コツコツ ときた
     上手く合わせると あらーら チビ岩魚君
     8号岩魚針を咥えているよ
     チビ の チビ ちょうど 小指位だよ 1年魚にしても
     小さいな いっぱい食べてデカくなってよ

  

  

      連続落ち込み 細い流だが 好い渓風景だな

  

       コツコツ と 又 山女魚です だいぶ遡上して来
     たのでもう山女魚は来ないだろうと 思っていたら 
     まだ上流に登っているのかな どうしたのだろう 
     ここの渓 繁殖生息しているのは良いけれど 棲み
     分けてもらいたいよ

  

  

       チビ岩魚君 大きくなってね

  

  

       ゆっくり こっそり近ずく ゆうーら ゆうーら 
     しているのが見えるよ  気付かれないように 竿を
     目一杯伸ばして餌を入れる 全然警戒心が無いように
     ゆっくり 餌に喰い付いたよ のんきな岩魚君だな
     体色がちょっと桃色斑紋の岩魚君です

  

       しばらく遡行してちょっと広い淵で餌を入れる   
     掛かって来たのが チビ岩魚君 チビチャンが多いのは
     来シーズンがより楽しめるんだよ

  

  

       岩の隙間の流れ 岩下の流れ それで流が
     見えないのか 昨シーズンはこんな箇所は無
     かったはずだったが 岩が転がったか崩れたか
     渓も流れも動いている 生きている  

  

       好い淵だな 岩魚君は見えないが きっと岩下から
     出て来るだろう 白泡の下 岩下に餌を投げ込む
     流に乗らないうちに喰い付いてきた デカサイズの岩魚君

  

       流れ  落ち込みがの落差がちょっと大きく
     なってきた 細渓も最後になって来たかな
     でも まだまだ 居るんだよ

  

      此処の手前で流れが 左右に分かれて ますます
    流が細くなった  でも 岩下があると そこを棲家とする
    1尾が居るんだな 自分の居付き場所を確実に確保
    しているようだ ここまでく来るまでに 小さい ちびちゃん
    岩魚や山女魚が沢山いたが ここまで遡上するのは
    やっぱし デカサイズが多いな 

  

  

      ほんとうに細い流 落込み 居るかな
    居たよ 出てきたよ この細い流れと 小さい淵で
    必死に生きているのだな そーーと引き抜いた淵に戻す
 
  

     未だ 上に登っても居るよ 昨シーズンより上ってい
    るようだ サイズ的にも十分だ

  

       もっと上ってみるよ 未だ居るかも知れない
     シーズン竿納めだ 渓歩きだよ 渓登りだ

  
  

      最後の落込み サラ サラとウスイ流音 瀬音とは
    違う流の音  ここで 出ても 出なくとも 竿納めをしようと 
    そーーと 餌を入れる
    出てきたよ シーズン最後の竿納めサイズの岩魚君
    充分に竿絞りをしてもらって引き上げる 
    来シーーズンに繋いでくれる岩魚君だな ありがとう
    
  

    山釣り 一番の釣り道具 
      ジムニィー  今シーズンも頑張ってもらったな
      
             
        初度検査年  平成7年4月  1995年製   27年目
      岩魚の舘 に登場したのが  2002年10月  
      2003シーズンから釣り道具のジムニィーになって
        18年となります まだまだ頑張れます
   
  

      2021 舘の 山釣りを終了します
           自然に浸り 生きている 山  渓  流れ
           其処で元気な岩魚さん達に遊んでもらったよ
           事故も無く 怪我も無く 充分に遊ばして
           もらいました
           ありがとうございました



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しばらく遡行