8月 20日 森の涼しさを求めて渓に遊ぶ

   すっきりと晴れた 雨と用事でしばらく向かえれなかった山 渓
  今日は のんびりしようと山渓を走る
  御日様の射し込まない林道をエアコーンをOFFで窓を開けて走ると
 気持よく走れる 木々深緑のかおりが森の風となり車内を抜ける
 街中、里での毎日の熱暑は ここ森には無いのかも? 雨が山並みを潤し
 その流れが渓を生かしてブナ原生林を育て それにツキノワグマ等全ての
 動植物の命を育む これが森の生きている証しかも知れない 
 その猛暑のない涼しい森で遊ぼう

  

     林道に入って直ぐの崩落個所を用心しながら通過し、2ケ所
   目の崩落地、ここも6月1日には通過できたのに今日はちょっと
   無理かな 崩落がジムニーのトレッド巾を塞ぐように車幅下を削り
   込んでいるよ
   山側に右車輪を乗っけても通過できそうもないよ 
   もうちょっとで入渓箇所なのに Uターンだ 大雨豪雨の仕業だ
   生きている自然を相手にした遊びです 思うようにはいかないか

  

     今シーズンは よし今日も行こうと 向かった渓迄
   辿りつけないまゝ何回か別コースに変更しているよ
   でも大丈夫なんです 秋田市周辺には周りの山並から
   流れ下る渓谷がいっぱい在るんです 今まで自分が釣り
   遊んできた渓だけでも 源頭細渓が主で40渓谷程在るんです
   山遊び 渓遊びポイントにはあまり難儀しないで入れるんです

  

     今日 これから入る渓も コースとしては9月中旬に
    舞茸採りの人達の入山コースの本場で賑やかになる渓
    です 緑色の綺麗な広葉樹林帯 

  

     樹林帯の上だけ眺めているのは良いけれど 
   入渓地までの 舞茸道は見事に薮状態 背丈まで伸びた
   藪 草と笹の薮漕ぎだ いつもなら足元がはっきりする
   舞茸道だけれども 今日は足元を探りながらの下降です

  

     おだやかな細渓の流れ 渕 淀み 岩魚の隠れ場所
   は大丈夫かな
   雨がけっこう降ったから ちょっと笹濁りの有る丁度いい流に
   入れるかなと思っていたのに  岩魚さんと遊べるかな

  

     お日様が上って来たな 樹幹もちょっと明るくなってきた
   気持ちの好い渓歩きです

   

     渇水状態程でもないので岩魚さんとも遊べそうな流れだ

  

     落込み 渕 岩下の隠れポイント 居そうだな
   静かに餌を入れる 白泡の流れから岩下の方に目印が
   進んだ

  

      グリグリと中硬調の竿先を絞って来た
    狭い淵なので餌付針を咥えて泳ぎ回ることも無く
    ジイーートしているようだ ゆっくりと引き寄せる
    今日の1号岩魚さん 尾っぽの大きなちょっと大きい
    岩魚君 来シーズンには確実に尺オーバーに成るぞと
    流れに戻す 来年にもう一度来いよ

  

     居そうな落込みがあったが2ヶ所ばかり竿出し無で
   通過遡行して この流れが2系統での落込みを狙う 

  

     キタアーー レギュラーサイズかな 最初がちょっと
   デカだったから 小さく感じるんだな ここからは2尾出るかなと
   再度狙ったが1尾のみだった

  

     苔の無い岩肌と巨樹の多い渓  日陰での釣行だよ

  

      次も 岩下の隠れポイントの有る落込み
    この岩下が狙いポイントなんです ポンポン餌を
    放り込んでいるよですが 狙いは場所は確実に
    見つけるんです

  

      岩下からの ちょっと赤ッポイ岩魚君
    広い瀬で充分に振り回されたよ こんなに振り回すのも
    珍しいな でも楽しいよ

  

    ちょっと赤っぽい斑紋体色 直射日光を当てて見ると尚 赤く
   見えるよ 体色が赤っぽいのは珍しいな

  

     薄暗い渓 熊がうろうろしても見えないのでエアーホンを
    ちょっと低く鳴らす 藪漕ぎのガサハサ音も無くうろつくから
    注意しないと 緩やかな流れなので遡行も1歩 1歩ゆっくりと
    歩くので熊鈴は音を出さないんです そこで 臭い出しの蚊取り線香
    に着火して腰に下げて静かに遡行釣り上るんです

  

      薄暗い淵に右 左と探る 3回目にやっと来たよ
   流れの戻ってもらうサイズの岩魚君 お腹ポコンで餌は一杯食べて
   居るようだ 大きくなってね

  

  

     樹木の間から射し込む直射日光を直接浴びると ムーーット
   するほど熱く感じる 下界里は熱くなっているんだ

  

     ソーート淵を覗き込んでみるとデッカイ影がユーーラユーーラ
   しているよ 木陰に隠れたようにして水面を覗き見することは
   滅多にしないんだけれど薄暗く広い瀬なので餌を入れる前に
   探しながら覗く 見えた鼻先に餌を下ろすと スウーート寄って
   喰い付多 太った岩魚さん 産卵予定の岩魚さんかも 自然繁殖
   してとそのまま流れに入れる

  

  

      2ヶ所ほどカラッポの落ち込み淵を通過して ここの淵も
    出てきたがちょっと小さいかな そのまま流れに戻ってもらう

  

     岩苔の目立つ細渓何だけれど遡行して上流に来ると
   なお苔が綺麗に見えてきた

  

     その苔の淵から ちょっとデカ 泣きサイズまでもいか
    なかった 顔 魚相は良い面をしているんだが

  

  

      流れから ちびちゃんを引き抜く 中硬調ではほとんとが
    足元に引き寄せるんだが このチビチャンは引き抜気だよ

  

  

     あらーーら 又 ちびちゃん だ 前よりはちょっと大きいが
   成長真っ盛りの幼い顔の岩魚君だ
     どんどん大きくなってよ

  

  

    しばらく歩いてからの竿出し デッカイのがグイグイ
   引き込むよ やっと引き寄せて 岸の草むらに引き上げた
   でも 泣きサイズ 30オーバーには5mm足りない残念 
   ちょっと傷を付けてしまったので持ち帰りさせてもらう

  

  

      居そうな淵だけを探っています 途中にはデカの淵も
    竿入れ無で遡上しているかも でもそれが来シーズンにも
    繁殖してデカくなっているのだよ 舘の渓です

  

  

    岸に降りないで餌を入れたので引き抜く事になった
    デカだったので 針糸 0.6がちょっと心配だったが
    切れないで静かに上って来た でも やっぱし 泣きサイズ
    今日は30UPは来ないのかな でも のんびり楽しもう

  

    ちょっと足りない 泣きサイズの顔です まだ若者と云う感じかな

  

      納竿しようと思ったのに竿出し餌入れで 今日最後の
   岩魚君 ちょっとデカ  これで納竿です
      きょうは3尾頂いて来ました

  

  

     帰りは 渓歩き と薮歩きです 
     薮歩きは凄いよ 背丈ほどの薮をカキ分けながらの
     歩きです 釣り上りには汗をかかなかったのに 
     下りに汗かきだよ

  

     気温も上がってきて山全体が ガスがかかった様に
      モヤーート してきたよ

  

       釣り上り遡行に 2時間半 藪下りに30分で
     ジムニーに戻り 3時間の遊びでした

  



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