6月25日 薮漕ぎで撤退 別コースで渓撮り 岩魚撮り

    本流源頭部を魚止め迄釣り上る予定で林道から
  ズダズダの伐採造成林道を登ったが コースとしては
  支流を入渓下降路として本流との合流点まで下る予定で
  毎シーズン下っている細い支流を見たが伐採林道の崩落と
  凄い薮でとても下りられそうもない状態だった
  自然再生か広範囲に渡る崩壊 でも必要としている林材だな

  

     藪と崩落でとても下降できそうもない状態
   予定した今日の釣りコースを諦めて 別コースとした

  

      次のコースは渓撮りコースとして林道沿いの
   ちょっとは開けた渓を撮り上るとして入渓した

  

      いつも極細渓ばかりで遊んでいるもんだから
   これくらいの渓だと 広く感じるんです

  

      まさに深緑の渓です この広さだと足元までお日様が
   射し込んでくるよ カメラ レンズも向けやすい

  

     雨も降ったが小雨程度て渓の流れは もう少し欲しいな
   真夏の渇水寸前の様な流れです

  

      しばらく歩いたが 岩魚の影が目に入ると竿を出
    してしまうんです
      即 出てきたよ 体長は30UPだけれど 極細岩魚君
    食べてないのかな それとも体長を伸ばしてから太るつもりか?
    ソーート流れに戻してやったよ 
    これ位のサイズで極細とは珍しいよ 斑紋は綺麗だし天然繁殖
    には間違いなし ちょっとかわいそうだった

  

      その後も探ってみましたアタリは無い チビチャンすら掛
    かってこない 林道沿いの渓なので釣行者が入るんです
    カラッポの渓みたいです もう何年も放流されていない水系
    なんで、持ち帰るとこんな渓になってしまうんです
      ここはやっぱり風景撮りの渓です

   

  

      遡行するには好い渓だよ 源頭部のゴーロ帯 
   デカ岩の落ち込み だと歩くのに難儀するけれど
   でも 絵 にはなるよ

  

     のんびりと 500mから600m程深緑探り
     歩いたかな
     歩きの渓からよじ登って 今度は岩魚撮りの渓へ

   

       こんどは 岩魚撮りコースです

  

      ジムニーを駐車して 源頭域をしばらく登った
    流れを覗きながら下降入渓します
    ここの渓もリリース無で釣り込んでしまうと たちまち
    カラッポに成ってしまう細渓なんです 持ち帰り無です

  

     竿出しすると即喰い付いて来ます
     白斑がちょっと乱れています どうしたかな此処での
     自然天然繁殖なのに

  

  

     ここも けっこう岩苔の多い渓なんです 絵になります
   サイズ的には20cm前後で3年生かな これからデカに
   成長するよ

  

  

     晴天続きで 又バックの山も低く里山の渓で
    その流れは細く チョロチョロ状態 ここを生息域
    としている岩魚達にはちょっとキノドクだな

 

      根っこからの倒木 渓に掛かった橋のようだよ
    その下の小さな淵からの お腹ポッコリの岩魚君
    綺麗な白斑です それに鰭の前縁が目立つように白く
    縁どられています 混ざりのない天然岩魚君です

  

  

      白斑がちょっと黄色ぽい岩魚さん 橙(だいだい)色
    ぽかったり 赤色ぽっかったり とちょっと薄色っぽい
    岩魚さんも目に付きます

  

  

      山女魚が来たよ 側線上に鮮やかなパーマークです
   岩魚の渓だと勝手に思い込んでいるのだが 山女魚さんも
   天然繁殖しているようだ

  

  

     流れを遮るような大岩に岩苔

  

      岩苔の上で全然暴れないで静かにしています

  

  

      里山の渓だけれども 傾斜は結構きついんです
    階段状です 岩苔と流倒木 それに岸に生えてる太い広葉樹
    の緑 眩しいように射し込む陽の光 のんびり歩く

  

     綺麗な白斑の ちょっとデカ メジャーを当てたら27cm
   中硬調竿を十二分に絞ってくれるフトッチョ岩魚君
   このサイズ位だと取り込みにも楽しめるんです

  

  

     29cmの泣きサイズ 頭が大きく確実にもすぐ30UPの
   デカサイズを望める体形だ でも白斑にちょっと乱れで
   虫食い状態のもあるよ それに鰓蓋(えらぶた)にも白斑
   があるよ 岩魚は河川、渓によってそのタイプはいろいろ
   あるようだ

  

  

    この淵からの岩魚君は模範的な白斑 体色 のちょっとデカ
   暴れまくって ちっとも静かにしてくれない 枯葉だらけでの撮影

  

  

      エアーホーンをちょっと低く鳴らして休憩 のどを潤す
    岸には熊さんが喜んで食べる肉厚の野草が多いよ

  

     小さいチビチャン岩魚 パーマークのはっきり出ている
    ニッコウイワナ系統のようだな放流魚から繁殖してこの
    支流に遡上して来たのかな

  

  

      や や また山女魚さんだよ それもデカヤマメ
    狭い岸に引きずり上げた 暴れまくっています
    自分で流れに戻って行ったよ

  

  

      細く体長の有る岩魚君 体長のわりには白斑の
   一つ ひとつ がちょっと大きい白斑 
   岩魚君達はよく見るといろいろなんですよ

  

  

      好い渓風景です 自分の想いだけかな 
    この風景でゆっくりとカメラを向ける

   

     カメラを向けていると フインダーに入って来たよ
   熊さんの喰み痕 周りに3ケ所 そんなに古くはなさそう
   今朝の食み痕だな それも親子ずれのようだ 
   近くに居ないように エアーホーンを 高らかに何度も鳴らす

  

     エアーホーーンで熊追いをしながら渓登り
   この渓からは去ってるだろうと勝手に解釈する
   岩魚バカです

  

     竿を出すと直ぐ来るんです 渓に枝 葉が出ていないと
   小さい岩魚君でも中硬調の竿を絞ってもらいます

  

  

     流れで針外し
   そのまま落ち込みに帰って行ったよ

  

  

     狭い落込みの淵だったが ちょっとデカ 30には
    足りなかっ
      本日最後の岩魚君です 持ち帰りなしで全てリリース
    そうしないとこの細い渓だと来シーズンには空っぽに
    なってしまうんです  撮りと遊びで充分でした

  

  

      魚止めまでは未だちょっと200m程あるが
    ちょうど林道えの上り斜面だったので終わります

  

     まだまだ十二分に楽しめる深緑の渓風景です

  



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