　　　　　　　５月　４日　シーズン初釣行は源頭釣行　

　　　自然と岩魚に逢いたい、解禁から１ヶ月、いろいろあって　なかなか山に
　向かえなかった。
　やっと今日山に向かったよ、山も新緑の季節を迎えて明るく芽吹いた木の葉
　も風に吹かれて枝まで揺らしてる。

　　　

　　　山は春　真っ盛り　気持ちが好いくらいの芽吹きから新緑、廃林道を
　ジムニーでゆっくり進む。

　　　

　　　ブナ原生林　太い年数の経った樹齢の倒木があっちこっちに見える
　　世代交代したブナ林のようだ
　
　　　

　　　廃林道に重機が入って居ることは　奥山で樹木の伐採が始まるのか、その
　林道整備だな、幸い今日は休業日だから重機は動いていないので横を通過でき
　る。　伐採樹林は杉造成林だから自然の崩壊でもないかな、その後に又植林す
　るから。

　　

　　これから入渓する流れが見えてきたぞ、でもこの辺はまだまだ中流域、
　このずーーと奥に入るんだよ、

　　

　　　そろそろジムニーも前進不可となってきたぞ、斜面からの雪崩跡が厚く
　　残っているよ、ジムニーを駐車して入渓装備をして歩き出します、入渓
　　下降地まで　２Ｋｍ程　ゆっくりのんびりと歩き出す、でも熊対策のエアー
　　ホーンだけはかん高く鳴らしながらクマ　熊　出ねでけれ。

　　

　　今日最初の山野草は　エンレイソウ　です　春に早く咲くのでそろそろ終
　　わりかな　３枚のガクと３枚の葉が特徴です　延齢草とも書くようだ長生き
　　できる薬草かな

　　

　　　　エゾエンゴサク　　枯れ枝の下からむりやり出てきたようだ　
　　蝦夷延胡索

　　

　　　　　キクサキイチゲ
　　廃林道をのんびり歩いていると山野草が目に入ります、

　　

　　　　　ショウジョウバカマ
　　のんびり歩いている右斜面に白のキクサキイチゲと一緒に群生しています
　　渓に下りる前に森の自然に十分に触れることが出来ます、　鳥の鳴き声も
　　多種混成して聴こえて来ます,でもクマ対策エアーホーンを鳴らすと鳥達が
　　ピッタット鳴き止んでしまうんで渓がシーーンと静かになる、瀬音だけが
　　静かに聞こえるよ。
　　下降地到着で　１０ｍ程下りると今日の入渓地点です、流れ、水量との
　　好いよ岩に腰かけながら仕掛けを取り付け、竿は今シーズン最初の　
　　中硬調６．３ｍ、昨シーズンまでは５．２ｍ竿だったが１ｍＵＰでポイント
　　からちょっと距離をおくことが出来るかな、
　　沢、源頭を上り詰めるには餌を振る込むポイントと一緒に足の踏み場所
　　の選択も大事なポイントです、そこを注意しないと源頭釣は出来ない。

　　

　　　仕掛けをセットして目の前の瀬にポンと落としたら　構える前にガリガリ
　　と来た　小さいのが上って来た、流れに乗って喰い付いたのでアタリが大
　　きかったのだ、
　　シーズン最初の岩魚さん　ありがとう　そのまま流れで針外し、今日の
　　本番がここからスタート、この自然の中でワズカナ岩魚のアタリを自然の
　　感触と手元に感じながら遊ぶんです

　　