入渓時刻   9時30分


  納竿時刻 11時48分
  
  遡行
  山釣り遊び時間 2時間18分
  の短時間の釣りでした。













































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































          8月 7日 熱暑の枝薮沢源頭遡行

   暫くぶりの山渓、あっちの用事、こっちの日程 と渓に1ヶ月半の留守を
  しました。 悶々としながら遠くの山脈を見つめて、あの山のこの渓、いや 
  こっちの渓と想いだけの長い夏の日だった。
   朝 ゆっくり出てきたので遡行準備ができてスタートが 9時30分。
   陽の射し込みは強く木々の根元、細い渓の流れにも強く、キラキラと眩しい
  位に、それがカメラのレンズを通して画像まで明るくしているようだ。

 
  
    山菜採りは結構入っているようだ、廃林道の草が踏みつぶされている、
   細い渓の淵には足跡が見えない、釣人が入って居ないのかな、もしかして
   好い想い出来るかも、でも流れは ちょろ ちょろ の渇水状態、これでも
   岩魚は居るのかな、全部 本流に下ってるかも。

 

   山菜のミズが凄いよ、渓の縁から斜面までミズの畑、斜面に沿って
   上の方まで畑が連なっているようだ、これを採りに山菜採りの人が
   来ているのだな。

 

   山釣り、餌釣りの準備完了、ちょっとの溜りの淵に餌を下ろす
   カリカリ と小さいアタリ、岩魚のアタリには間違いなさそう。

 

   やっぱり小さな 可愛い岩魚ちゃん、早く大きくなってとリリース。

  

    もう 目に入ってしまったよ、熊の食み痕 だよ、山菜採りが踏みつける
    様な事はしないはず、 この食み痕が一杯ある、エアーホーンを何回も、
    なんかいも鳴らす。
    この沢にも居るな、何所でも居るんだけれども、今日今から釣り上る
    渓からは去ってもらいたい、暑すぎて昼間は木陰で休んで居るのかも、
    出てこないでよ。

 

    斜面のブナ林は混成林だがそんなに繁茂して居なく見透視は効きそう、
    動くものが居たら見えそう、エアーホーンを鳴らしながらの山釣りです。

 

   この木陰で直射日光は避けられてそんなに熱さは感じられない、
   木漏れ日の山釣りかな。

 

    連続の落ち込め、小滝からの瀬音と樹幹を揺する風でちょっとは涼しい
    釣りができる。

     

    又、ちびちゃん リリースされているんだな、デカは持ち帰りのようだ。

 

    流れは ちょろちょろ だけれども苔の蒸す渓相は好いんですよ、
    枯れ倒木にまで 苔が芽生えて 倒れたばっかりの緑色の木に見える。

 

 

    好い淵だったのに、又 チビチャン、でも皆さんのリリースで再生している渓で
    来シーズン以降も釣りの出来る細い渓ですよ。
    退屈しないで階段状の流れをゆっくり、のんびりと遡行。

 

 

    おおーーお やっとちょっと大きいサイズ、でもこれからの産卵シーズンも
    近づいているので 一杯卵を産んでと流れに戻す。

 

   階段渓相なので小さいがそれなりの淵が連続してあり、そこにそれなりの
   サイズの岩魚達が居てヒョイ、ヒョイと餌付き針に飛びついてきます。

  

 

   ちょっと広い淵から今日一番かなと思える岩魚君、周りも枝が無くて
   広かったので引き寄せを楽しませてもらった、楽しませてもらったので
   デカサイズだったが尺オーバーになってとリリース。

 

    5〜7M程の小滝も何回も出て来ます、その度に右から巻いたり、
    左から巻いたりしながらの遡行を繰り返す。

  

 

    滝の上にも居るんです、職漁師の時代に滝上放流されたのだろう、
    それを絶やさないようにリリースをし、連続する小滝を巻き源頭魚止め
    を確認したい。

 

 

    連続する小滝を左右から巻きながらの竿出し、けっこうデカサイズが
    出て来るんです、ここまでは前に遡行している人たちは登ってきてな
    かったのかな、それともリリース派の釣人だったのかな。

 

    落差、高さはたいした事のない小滝、ツルツルで直登は無理、
    右から大回り。

  

 

    小滝を登って直ぐにデカサイズ、顔も好い面しているよ、これを含めて
    2尾頂いて来ました。

 

 

   淵の大きさで岩魚のサイズが決まってきそう、棲家の奪い合いを
   するのだろう、勝った方が より大きな淵を確保して餌を確保する。

 

   此処は ツルツルのこの流倒木をなんとか登ったよ、つかまる枝が出て
   居たので登れた。

 

    ツルツルの木を登る前にここから出て来たデカサイズ。
    深く呑み込まれて傷を付けてしまったので頂いて来ました。

 

  

    ちょっとデカ、まだ先に居そうです、もっと登ってみよう。

 

    でもアタリが無くなったようだ、渕を丁寧に探っても喰ってこないよ、
    居ないのかも、それとも渇水状態なので下に下がったのかも、登れば
    登る程にちょろちょろになって来るよ。

 

      

 

    下りもエアーホーーンを鳴らしながら渓を下ったり、廃林道、山菜道
    を下ったりと、ゆっくり下がります、
    樹幹からの熱暑日光を避けながらの下降です。

 

        





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