8月27日 里は残暑、山はヒンヤリと初秋を感じる渓に遊ぶ


   秋田市の天気予報は今日も熱暑の30℃と言う、なんてこった。
   久しぶりに釣友と山渓に向かう。山に向かうのも久しぶり、釣友S氏と同行も
  2年ぶり。熊出没も注意報から警報にと、山は賑やかになったよ。1人での
  入渓は控える様にと、お互いに熊除けだなと言いながら二人で山に向かう。

   崩落補修工事中の県道を走る、草も凄いよ、道幅が半分でジムニーの
  両側面を草がガサガサと擦りながら入渓地点に向かう。

 

    入渓準備をして草に埋まっている舞茸道を探し渓に下りる。
  山に入ると 薄暗いんです、樹木、枝葉が生い茂り、お日様を遮り明るさをも
  遮っている、、それに風がスウーート吹くとヒンヤリとして来る、この夏の熱暑が
  何だったろうかと思うくらいの違いだ、気持ち好い。

 

    流れはちょうど良いようだ、そんなに渇水状態でもないし、風が感じられない
    のと鳥もセミも鳴いていないので瀬音だけが聴こえてくる、やっぱり山渓は好いよ、
    全身で浸れるもの。

 

     8時20分 竿出しスタート、
    釣友ものんびりやろう と 岩魚に遊びに付き合ってと餌を下ろす。

 

    アタリ来たようだ、来たよ きたよ と こっちに合図をしながら合わせ、
    竿を立てた、 ちぃっちゃい よと 流れに戻したようだ。

 

    ちょっと深い落込み、ちょっと大きいのが来るだろうと構えたが
    又、ちぃっちゃいよ とカメラにむける、ちぃっちゃいねと言いながら
    シャッターを切る。  腰には熊対策の爆音エアーホーンを下げているよ。

  

    御日様が射し込んでいる渓は明るいんですよ、射し込んでない流れは
    薄暗い状態、これでは岩魚は見えないな、ちょっと明るいとユーーラ ユーラ
    しているのが見えるのに、その姿を見ながら餌を放り込めるんだけれどな。

  

 

    落ち込みの流れからの ちょっと乱れ斑紋の岩魚君、太いけれども
    身長が足りないな、流れに戻ってもらう。

    

 

    ゆっくり遡行のS氏、デカを引っ掛けたようだ、ゆっくり引き寄せている。
    足元は平瀬が続き、歩きやすく、廃林道から直ぐで楽な流れなんです。

 

 

     やっぱし ちょっと小さいな、もうちょっと大きいのが来ないかな、
     中硬調を絞ってくれそうなのが来ると嬉しく、楽しめるのに。
     リリースを繰り返しながらの山渓遊びも好いかな。

 

    S氏もリリースしながら楽しんでいるよ、ここの渓にはシーズンオープン
    から何人も入っているようだ、デカは持ち帰られたのかな。滝で陸封
    された源頭部なのでチビチャンまで持ち帰ると来シーズンはゼロとなって
    しまうよ、再生させながら楽しみたいな。

 

 

    又、小さいな、そのまま ぽん と流倒木の落ち込みに戻す。

 

    深緑も陽が射し込むと画面一面緑色の新緑に様変わり、気持ちの好い渓です。
    今日のこの渓はアブも蚊も居ない、でもセミの鳴き声もなく、鳥の鳴き声も無い
    静かな渓、あまりに静かなのでかえって不安なのでエアーホンを時々鳴らす。

  

     晩夏から初秋にかけて咲きだす山野草達、この山野草の咲きはじめを
     見ると山はもうすっかり秋なんだな、ゆっくり花撮りをする。

        モミジガサ                    キバナアキギリ
  

         ツリフネソウ
 

       キツリフネソウ
 

   納竿です、この落込みからの岩魚君も即リリースです。

 

     8時20分にスタートして 3時間の釣行でした、

  





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