6月18日 木漏れ日の渓でのんびり釣行

    梅雨の合い間に釣行、と言っても今年は梅雨がないようだ、昨日はちょっと
    降ったが今日は青空。雨不足から水不足、田圃、畑も水不足から大変な
    ようだ。入渓地に入るのにダム上を通ってきた、ダムもスカスカ状態、この後の
    水供給大丈夫かな。
    そんな状態の渓も渇水状態かなと細い渓に向かってみた、ここの渓は程よい流、
    昨日の雨でちょっと潤ったようだ。

 

      山菜採りとタケノコ採りでいつもの年より多くの人が入っているようだ、
      薮道が綺麗に踏み固められてここを通って山菜を採りに入ると有るんだな。

 

     ブナの混成林、もう陽が射し込まなくなっている、お日様が照ってくると
     セミの鳴き声が賑やかになってくる、そこに熊除けのエアーホーンを鳴ら
     すとセミがピタット鳴き止み、森もシーーンとする、暫くすると又鳴きだす。

 

     枝、葉の隙間から射し込む陽は眩しく渓の流、大きなフキの葉を照らすと
     反射洸としてますます眩しくなる。

  

 

    さーー 餌を下ろすぞ、流れに乗って瀬の方に流てから喰い付いて来た、
    そのまま流れに戻す。

 

 

     小さい淵からちょっとデカが喰いついた、呑み込まれないように
     早合わせで引き寄せる。

 

     空の淵や淀みが多いよ、解禁から何人か入っている様子、それでも
     小さいのが掛かってくる、リリース派釣人だったようだ。
     画像無でポンポンリリースしながらの遡行です。

 

     もうちょっと水量があったら素晴らしい渓相なのだが、流れを見て、
     緑の森を見て、そこで岩魚と遊ぶ。

 

     サイズ的にはもうちょっと欲しいよな、でも来シーズンに入渓したらデッカク
     なっているよ

 

 

    流れを上って来ると徐々に大きくなってきたようだよ、前の釣行者はあまり
    上流まで登っていなかったのかな。

 

     ブナの倒木のようだ、そんなに太くもないのに、年輪は刻んでないようだ、
     でも周りには倒木になりそうな枯れかかった木々がけっこう多いようだ。


  

     山菜 ミズ畑の密生模様、 引き抜いて収穫のあとも結構広くなっている、
     袋が無かったので持ち帰りが出来なかったよ。

 

    水面近くをユラユーーラしているデカサイズ、それも2尾、餌を入れても
    喰いついてこない、 何度もその影を追い掛ける様にして餌を振り込むが
    まるっきり反応が無い、無いと言うより無視しているようだ。

 

     デッカイのがはっきり見えるんです、2尾が一緒にユラユラしているのは
     だいぶ早い受精行動かな?  餌釣りだと餌が1種類のブドウ虫だけ、
     餌を変えれれば喰いついたかもしれない、このような時にはフライとか
     テンカラだといろいろ変えられるので楽しくやれそう、それにしても
     デカサイズ、餌釣りには全然反応なし、ソーート淵を離れる。

 

 

      2尾の影の追っかけを諦めて次の淵ではちょっとデカが来た、

 

      ちょっと幼顔、これから本物のデカ30UPの顔になる岩魚君。

 

 

     餌を咥えてから落ち込みの流れに引き込まれて完全に絞り込まれた、
     膝を沈めてやっと引き寄せたよ、引き込まれた時には確実に尺越えと
     思ったのに泣きサイズ。

 

  

    小さいのが ポンポン出てくる、再生されている渓だな。

  

 

    リリースサイズです,バシャバシャ暴れて濁った淵での画像。

 

 

    好いポイントです、掛かって来たのはもうちょっと欲しいサイズだな、

 

      2本の流れ落ちから、釣れた岩魚も2本、1本にして超デカの方が
      好いのにな。

 

 

     ありゃ ありゃあ これは熊の痕跡だよ、山菜採りだと蕗、ミズを
     踏みつぶしたりしないから、完全に熊さんだ、でも今の痕ではない昨夜か
     昨日だな、エアーホーンを目一杯鳴らす、何度もなんども鳴らす。
     斜面を登っている、果肉山菜は熊の好物のようだし、この渓沿いの
     斜面が熊の今の時期の食糧基地なんだ。  注意、注意。

  

 

     深い淵からデブの岩魚、お腹一杯食べているようだ。
     黄金色で斑紋も鰭の白線もはっきり出ているマザリッケの無い
     自然繁殖岩魚君です。

 

     白子森から太平山への稜線から浸み出す細い渓、これが三内川に
     繋がり、岩見川本流に繋がって行くのだな。

 

      細く長身の岩魚君、尾も大きいし太ると本物のデカサイズ岩魚に
      生れ変われそうだな、来シーズンにもう一度来てくれよ。

     

 

     だんだん大きくなってきたが そろそろ納竿かな、だいぶ登ったな、
     それでも魚止めは未だのようだ。

 

      真っ赤な 山ツツジ、淵よりその上のツツジの方が目に入った、
      緑の森に鮮やかに咲いたツツジ、1本の木だけれど綺麗だな。

      

      その下からの ちょっとデカサイズ、淵が広いと竿絞りを楽しめる、
      この岩魚君で今日の竿納めとしよう、まだまだ上には居るようだな、
      次回来シーズンはもっと上まで登ってみよう。

 

  

    上流を眺めるともっともっと楽しめそうな渓相、山菜道も未だ上に伸びて
    居るよ、タケノコも此処の周辺での時期は終わりのようだがよく探すと
    遅く出て来たのが見えるよ。

 

    足もとに気を付けて周辺の緑を楽しみながらの下りです、遡行で2尾の
    魚影に散々振り回された淵にはもうその影は隠れたのか見えなかった。

  




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