5月 5日 令和1号岩魚 新緑の渓で竿を絞る

   令和元年初釣行、それを祝うようにこの青空、雲ひとつない
  晴天の山釣り釣行。
  ブナ林の近くまでジムニーで入れた、歩き出して直ぐブナ林の芽吹き新緑に
  逢うことが出来た、お日様を遮る程の芽吹きまでは未だのようだがこの青空
  と薄緑色の風景、今日、ここまで入れて最高だ、これで岩魚も出てくれれば
  好いよな、令和初釣行だから岩魚も出てきてくれるだろう

 

   途中の廃林道は崩落したまま、渓側の斜面もいつ崩れてもおかしくない
   ような状態だ

 

   竿出し前の廃林道歩き、山歩き、新緑を揺する風もない、静かな山、
   下を流れる渓から治まりきれない雪代でちょっとは水量が多い瀬音が
   聞こえてくる。

 

   芽吹き前の木々も多く、静かな樹幹をのんびりと歩く、小鳥の声も無いぞ、
   静かすぎる。

 

   橋から流れを見ると、釣には好条件の流れのようだ、白子森からの
   雪解け水、とそこから浸み出す清流、その雪代も治まりかけて
   穏やかな流れ。

 

    途中に堰堤を3ケ所、小滝を1ケ所を高巻いて入渓地を目指す。

 

    ここから下がり入渓、満開の山桜を遠くに見てちょっと休憩。

 

    入渓地点、流れが緩い、ちょっとの濁りが欲しかったのに、
    まあいいか、仕掛け取り付け準備する。

 

 

   1投目、きたあーー 即喰い付いて来たよ。冬のサビも取れて本来の体色、
   『 令和 1号 岩魚 』 姿かたちも申し分ない岩魚、斑紋も乱れがない。

 

    令和1号岩魚、系統としてはニッコーイワナ系、白い小さな斑点、体側に薄い
    だいだい色の斑点、1号岩魚が綺麗な岩魚で好かったぞ。

 

 

    2尾目も次の淵でグリグリと喰い付いて来た、令和 初釣行 好いぞ。

 

  

    渕ごとに出て来るよ、源頭の渓で滝上に入渓して次の魚止めの滝までの
    遡行距離としては500m程の狭い釣行遡行区間、勝手に 舘の渓 と自負して
    リリースしながら楽しんでいます。狭い繁殖生育区間なので持ち帰りすると
    たちまち居なくなってしまいそうな 舘の渓 です。

 

   形は揃います、アベレージサイズは25〜28cmほど、ちびちゃんも居るよ。 

 

 

    サビが取りきれていないデカサイズ、泣きサイズです。

 

 

   綺麗な模範的な岩魚君、鰭の白線も白くに出ているよ。

 

 

    細く流れが早く急な渓、岩魚の居付く箇所はそんなの多くはなく、
    ちょっとした淵からは必ず出て来ます。
    このような渓だが大事にしていきたい。

 

    山ワサビの葉っぱに乗っかりバタバタと暴れまくってなかなかシャッターを
    押させてくれなかった、その後流れに戻ってもらう。

 

 

   ふっくらデブ岩魚、大して広い淵でもないのに餌を多く食べているのか。

 

 

   この岩魚君も 泣きサイズ、尺オーバーだと顔付きがガラット変わって
   くるからな、尺岩魚は顔でだいたいわかるんです。

 

 

    シッポの傷んだ岩魚さん、産卵床作りで痛めたか、餌獲りで他の岩魚
    と争ったかな。

 

  

   小滝の淵ごとに出て来るよ、風景としてのんびりとレンズを向ける。

  

 

    そろそろ最後の淵、小滝の滝壺は無で、その下の淵からのちょっとデカ
    令和釣行 最後の岩魚君 です、ここで竿納め。

 

 

 
         キクサキイチゲ

  
         カタクリ                        イワウチワ

  
      ミヤマカタバミ

  

     気持ちの好い芽吹きの新緑を眺めながら廃林道を下る

 廃林道の往復、又釣行遡行中にも鳴らす120DB爆音エアーホーーン
  
   渓の 遡行は往復1km、後の5kmはジムニーまでの廃林道往復、
   全体の距離としてはたいした距離ではないな。




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