4月 3日  晴れ のち 猛吹雪の釣行

    朝は晴れた、青空だ、ただ天気予報ではお昼ごろまでと言う、まあ好いか
    それまで竿を出してみるか。
    バイクも釣り用具として積み込む。駐車してからバイクで林道を走るが
    暫くして雪が厚くなりバイク走行は無理、雪厚に足跡を見ながら歩き出す、
    他の足跡もある、オープン初日の釣行者の足跡が在る。その足跡が消え
    る迄歩き入渓だな。

 

    青空が出ていても山での外気温度は4.5℃、寒いよ、フェッシングベスト
    の下に防寒コートを着込んでの釣行だ。

        

    斜面も真白だよ、昨日の降雪だな、先月の林道チェックでは林道には
    未だ雪があったが、斜面には無かったのに。

 

    足跡が消えたぞ、そろそろ入ろうか、昨日の降雪がなかったら、この
    辺まではバイクで来れたのに。

 

    林道から即入渓です、水温を測ったら 3.5℃ 、厳しいな。

  

 

    水温を気にしながらの1投目、選んだポイントから、即アタリ、流れに
    登って行くよ、ソーート引き上げた。中くらいのサイズ、今日も水温3℃
    程度でも来るよ、3月の月末に好天が続き、ちょっと水温が上がったが
    4月に入り下がったのかも、その3月末に動きが活発化しだしてその延
    長で水温が下がっても動けるのかな。釣りバカは自分の都合で勝手に
    解釈しているよ。

 

    バックに雪の斜面、早く芽生え、新緑が欲しいよ。

 

    ポイントからでてくるよ、深緑時の釣行みたいに、ガリガリ、グイグイと
    勢いよく来るよ、例年であればソーート餌を引きずって行く程度なのに。

 

    周辺の雪を見ないで、流れだけを見ていると最高の、水量」、水流、
    まさに釣り日和に見えてしまう、雪代濁流もないし。

 

    元気なのが来るんです、ガッチリと針付餌を咥えてと言うより、上顎に
    引っ掛けられて釣り上げられたよ、この岩魚バカに。

 

    水温が3〜4℃なのに、こんなに来るのか、小さい淵毎に出てくる。

 

    サイズ的には大きくも無く、小さくも無く、中硬調の竿には十分なサイズ、
    目一杯絞ってくれる。

 

    水量は大したことがないが、急傾斜の渓で勢いのある流なのだ、
    それでもそこには流の無い溜り、淵があって、そこに岩魚君が留まって
    居て、餌が流れて来るのを待ち構えている。その点ポイントに餌を入
    れるんです。

 

    あそこ、ピンポイントであそこ、ほーーら やっぱし来たよ、喜ばしてく
    れるよ、中硬調を絞られたまま流れにまかせて足元に寄らせる。

 

 

    曇って来たぞ、天気予報では午前中はもつはず、次のポイントは?

 

    ここだな、結構広い淵だな、デカが出て来るかな、点ポインが3ケ所
    ほどあるぞ、来たら引き上げをゆっくり、静かに上げようと構える、
    構えても、かまえても、来ない。どうしたのだ、ポイントが広すぎて拾い
    切れないかな、丁寧に探ろう、でも来なかった。ここを諦める。

 

    次の、ポイント、ここなら居るだろうと探りを入れる、アタリが無いよ
    流れに流してみてもダメ、来ない。
    水温が 3℃を切れた、これでかな、でも今日の渓は水温の変化でも動
    きが鈍ってないようだけど、やっぱしダメかな、ピタットアタリが無くなった。

  

    昼近くなってきたら天気予報どうり雪が落ちてきたぞ、吹雪いて来たよ。
    急に風も出て感覚としては猛吹雪になりそう。
    急いで竿をタタム。

 

    遠くに見える山並みは吹雪で見えなくなった。

 

    急いで林道に上がる、あら あら 真冬の吹雪だよ、山釣りスタイルで
    吹雪に遭うとは、源頭ではなく厳冬の釣りみたいだな。

 

        合掌  今シーズン怪我、事故の無い遊びが出来るよう、
    お願いします。

 

    途中 水芭蕉の群生地、一度開いた葉もチヂミあがっているみたい。

 

 

    林道を下って暫くすると、真っ青な青空、猛吹雪からこの空、なんなのだ。

    今日は、スタートにガツ ガツ と来て、途中でさっぱり来なくなった、
    初日の1日には最初はさっぱり音沙汰なしで途中からガンガンと来た、
    シーズン面白くなりそう。



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