5月 5日  遠い源頭で33cmデカに逢う

   林道に雪崩崩落残雪で通行止め、入ろうとする渓までは未だ遠い
  しばらくあるぞ、天気も好いし歩くぞ。
  ソックスウエーダーにウエーテングシューズ、腰には熊対策装備に
  ブドウムシの餌箱それにベストには釣小道具一式、それにもう一つの
  熊対策のセフテーハンドエアーホーンを忘れないで。あとは竿とカメラ。
    芽吹き、新緑を眺め、それにカーブごとにエアーホーンを鳴らしながら
  ゆっくり歩く。

 

   芽吹きと新緑、遠くの山をズームで引っ張ると残雪に芽吹きは
  まだ遠い山なみ。
   本流は穏やかな流れのようだ、周囲の広葉樹林は先を競うように
  芽吹いてその葉を開き早く陽光を浴びようと木々も競争なのかも。

 

    だいぶ歩いたな、ブナの混成林になってきたぞ、未だ根元まで
  陽が射し込む、もうすぐ深緑の時期になるとブナ林は薄暗くなるほど
  枝、葉が空を遮り陽光が射し込めなくなる、それが ブナ林なのだ。

 

 

    そんなに急坂でもない廃林道を進むと雪崩残雪が多くなってきた。

 

   歩きはじめてから3ケ所の堰堤を巻いた、あと最後に10m程の滝を
  巻いてから源頭支流に入渓だぞ、もう少しだ。

 

   入渓地点、水量、流れがちょっと多い程度、遡行には問題なさそう、

 

 

   いい流だ、それに笹濁り、条件は揃っている、岩魚バカは喜んでいるよ。

 

    今日の1投目、流れの緩い手前にそーーと餌を下ろす、
    即、喰らい付いて来たぞ。

 

    まーまーのサイズ、それでも1投目から中硬調を十分に絞ってくれた。

 

 

   2尾目はこの岩の根元から、流れの無いポイントから引き出す。
   2本目のほうがちょっとデカ、

 

 

    雪崩残雪が斜面に残っている、スノーブリッジが見えたら絵に
    なるんだが、なさそうだ。

 

   徐々にデカクなりそう、デカとデカの間に1年魚、2年魚も結構来るよ、
   リリースを繰り返しながら遡行する。

 

 

 

   泣きサイズ、細くて冬場の痩せから未だ十分に餌を獲っていないようだ
   リリース、来シーズンには確実に30UPで充分に太って、又来てくれよ

 

    今度も泣きサイズ、これも細身長身、早く一杯食べて太ってよ、
    メタボを確保するとしたら6月〜7月だな。

 

    良いい流れに、好い落込みの連続、この流れから確実に出てくる。

 

   やっと30cm、餌も十分に獲っているようだ、重くて引き抜き無で
   足元に引き寄せだ。

 

   やっぱり、好い顔をしているよ。

 

 

    きたぞーー、ちょっと大きい落込みでも淵は狭いその淵でジイット
    していて動こうとしない、それでも流れに乗せて下の淵に下ろし
    ネットで捉える。 33cmある、餌も十二分に獲っているようだ
    メタボ33cm。

 

   ここで今日の納竿、この落込みでは未だ上に居るかもしれない、
  そこは次回の楽しみとしてとっておこう。

 

   遡行中は全然目に入らなかった山野草、お日さまの射し込むうちにと
   一斉に賑やかに咲いている

         エゾエンゴサク
 

        キクサキイチゲ
 

         イワウチワ
 

  




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